目次(もくじ)
- 1 札幌雪まつりとは?2025年の開催日程と見どころをチェック
- 2 大通会場・すすきの会場・つどーむ会場の違いと楽しみ方
- 3 2月の北海道で見られる絶景!雪まつりと一緒に楽しむ観光スポット
- 4 冬の北海道グルメを満喫!札幌で食べるべき海鮮・ラーメン・スイーツ
- 5 雪まつりを快適に楽しむための防寒対策と服装のポイント
- 6 札幌雪まつり周辺のおすすめホテルと宿泊のコツ
- 7 雪まつりと合わせて行きたい!小樽・旭川・函館の冬の魅力
- 8 札幌の冬を満喫できるアクティビティ!スキー・温泉・ナイトツアー
- 9 札幌雪まつりへのアクセス完全ガイド!飛行機・JR・バスの選び方
- 10 2025年の雪まつりをさらに楽しむ!穴場スポット&混雑回避テクニック
- 11 まとめ
札幌雪まつりとは?2025年の開催日程と見どころをチェック
札幌雪まつりは、北海道札幌市で毎年2月に開催される日本を代表する冬のイベントです。1950年に地元の中学生・高校生が大通公園に雪像を作ったことをきっかけに始まり、今では国内外から200万人以上が訪れる大規模な祭典となりました。2025年の札幌雪まつりも、例年通り2月上旬に開催される予定で、各会場で美しい雪像や氷像が展示され、さまざまなイベントが楽しめます。
2025年の開催日程は、例年通りであれば2月上旬から中旬の約1週間です。大通公園やすすきの、つどーむ会場でそれぞれ異なる特徴を持つ雪像や氷像が展示され、特に夜のライトアップは幻想的な美しさを誇ります。
見どころとしては、大通公園の大雪像が挙げられます。毎年テーマが異なり、歴史的建造物やアニメキャラクター、世界遺産などをモチーフにした巨大な雪像が登場します。特にプロジェクションマッピングを駆使した演出は圧巻で、雪と光のコラボレーションが観客を魅了します。
すすきの会場では、氷像がメインとなり、美しく透明感のある氷のアートが並びます。夜にはライトアップされ、氷の輝きがより際立ちます。飲食店が出店し、温かい飲み物や北海道ならではのグルメを楽しめるのも魅力の一つです。
つどーむ会場は、家族連れや子どもに人気のスポットです。大きな雪の滑り台やスノーラフティングなどのアクティビティが充実しており、雪遊びを満喫できます。屋内には飲食スペースもあり、寒さをしのぎながら北海道の名物を味わうことができます。
2025年の札幌雪まつりも、伝統と最新技術を融合させたイベントが目白押しです。訪れる際は、どの会場に行くのか事前にチェックし、効率よく楽しめるように計画を立てましょう。
大通会場・すすきの会場・つどーむ会場の違いと楽しみ方
札幌雪まつりは、大きく分けて「大通会場」「すすきの会場」「つどーむ会場」の3つのエリアで開催されます。それぞれ特徴が異なるため、事前に違いを把握し、自分の興味に合った楽しみ方を選ぶのが重要です。
大通会場の魅力
大通会場は、札幌雪まつりのメイン会場であり、札幌市の中心部にある大通公園を舞台に開催されます。全長1.5kmにわたり、大小さまざまな雪像が展示され、毎年大勢の観光客が訪れます。
特に注目されるのは、職人技が光る巨大な雪像です。毎年異なるテーマで制作され、歴史的建築物や人気キャラクターの雪像が登場します。また、近年はプロジェクションマッピングが取り入れられ、夜には幻想的な光と映像の演出が楽しめます。
大通会場には飲食ブースも充実しており、北海道ならではのグルメを味わうことができます。温かいラーメンやジンギスカン、海鮮丼など、寒さの中で食べる料理は格別です。
すすきの会場の特徴
すすきの会場は、氷像がメインのエリアです。札幌の繁華街すすきのに位置し、透明感のある美しい氷の彫刻が並びます。昼間も十分に楽しめますが、特に夜のライトアップが見どころで、氷像が幻想的に輝く姿を堪能できます。
また、氷像には北海道の特産品や観光スポットをテーマにしたものが多く、訪れるだけで北海道の魅力を感じることができます。さらに、一部の氷像は触れることができるため、間近で氷の芸術を楽しむことができます。
すすきの会場には飲食スペースもあり、温かいドリンクや北海道ならではの料理を味わうことができます。寒い夜にホットワインや地元の焼酎を楽しむのもおすすめです。
つどーむ会場の楽しみ方
つどーむ会場は、家族連れやアクティブに雪を楽しみたい人におすすめのスポットです。広大なスペースに作られた雪の滑り台やスノーラフティングなど、アトラクションが豊富で、子どもから大人まで楽しめます。
また、つどーむ会場には屋内施設もあり、暖かい環境で飲食を楽しめるのが特徴です。北海道グルメを提供するフードコーナーが充実しており、観光客だけでなく地元の人々にも人気があります。
特に、つどーむ会場は天候に左右されにくいため、大雪や強風の日でも安心して楽しめるのが魅力です。アクティビティを存分に楽しみたい人は、動きやすい服装で訪れるのがおすすめです。
3つの会場はそれぞれ特色が異なるため、時間があればすべての会場を巡るのも一つの楽しみ方です。特に大通会場とすすきの会場は徒歩圏内にあるため、効率的に回ることが可能です。
2月の北海道で見られる絶景!雪まつりと一緒に楽しむ観光スポット
札幌雪まつりを訪れるなら、周辺の冬の絶景スポットもぜひチェックしたいところです。北海道は冬ならではの美しい風景が広がり、雪と氷が織りなす幻想的な景色が観光客を魅了します。ここでは、札幌からアクセスしやすいおすすめの絶景スポットを紹介します。
白銀の世界が広がる「藻岩山展望台」
札幌市内で手軽に冬の絶景を楽しめるのが「藻岩山展望台」です。標高531mの山頂からは、雪に包まれた札幌市街地のパノラマビューが広がり、特に夜景は日本三大夜景にも選ばれるほどの美しさを誇ります。
雪まつりの時期は、街全体が白く輝き、ライトアップされた大通公園の雪像も遠くから眺めることができます。ロープウェイやケーブルカーで簡単にアクセスできるため、初心者でも気軽に訪れることができるスポットです。
幻想的な氷の世界「支笏湖氷濤まつり」
札幌から車で約1時間の距離にある支笏湖では、「支笏湖氷濤まつり」が開催されます。このイベントは、支笏湖の湖水を凍らせて作った巨大な氷のオブジェが並ぶ幻想的な祭典です。青く透き通る「氷の宮殿」や氷のトンネルなど、他では見られない美しい光景が広がります。
夜にはカラフルなライトアップが施され、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。雪まつりとあわせて訪れることで、札幌の冬の魅力をさらに満喫できるでしょう。
小樽運河の冬景色
札幌から電車で40分ほどの距離にある小樽も、冬の絶景を楽しめるエリアです。特に「小樽運河」は、歴史的な倉庫群が立ち並び、冬になると雪化粧をまとったロマンチックな景色が広がります。
夜にはガス灯が灯り、雪に反射する光が幻想的な雰囲気を演出します。2月には「小樽雪あかりの路」というイベントが開催され、無数のキャンドルが運河沿いや市内のあちこちに灯され、幻想的な世界を楽しめます。
札幌雪まつりとあわせて、北海道ならではの冬の絶景を堪能することで、より特別な旅の思い出が作れるでしょう。
冬の北海道グルメを満喫!札幌で食べるべき海鮮・ラーメン・スイーツ
北海道といえば、新鮮な海鮮や濃厚なラーメン、冬にぴったりのスイーツが魅力的です。札幌雪まつりを訪れる際には、ぜひ現地のグルメを堪能しましょう。
札幌で味わうべき海鮮グルメ
北海道は新鮮な海の幸が豊富で、特に札幌では市場や専門店で美味しい海鮮を味わうことができます。おすすめは「札幌中央卸売市場」や「二条市場」などの市場で、新鮮な海鮮丼を楽しむことです。
・おすすめの海鮮丼:ウニ・イクラ・カニがたっぷりの三色丼
・旬の魚:2月はタラ、ホッケ、ズワイガニが美味しい季節
また、「カニしゃぶ」や「海鮮鍋」も、寒い冬にはぴったりの一品です。札幌市内にはカニ料理専門店も多く、ジューシーなカニの旨みを堪能できます。
札幌ラーメンの名店を巡る
札幌といえば「味噌ラーメン」が有名です。特に寒い冬には、濃厚な味噌スープに太ちぢれ麺が絡む札幌ラーメンが体を温めてくれます。
・おすすめのラーメン店:「すみれ」「白樺山荘」「一幻」など
・定番のトッピング:バター、コーン、チャーシュー
また、エビの旨味が凝縮された「エビ味噌ラーメン」も人気が高く、すすきのエリアには深夜まで営業しているラーメン店も多いため、夜の観光の締めにもおすすめです。
冬に楽しむ北海道スイーツ
北海道はスイーツの宝庫でもあり、札幌ではさまざまな絶品スイーツを楽しむことができます。
・「六花亭」のマルセイバターサンド
・「ルタオ」のチーズケーキ
・「白い恋人」の限定スイーツ
特に冬限定のホットスイーツや、雪景色の中で楽しむ温かいココアなども人気です。札幌雪まつりの会場にもスイーツを販売するブースがあるため、食べ歩きをしながらお祭りを楽しむのもおすすめです。
雪まつりを快適に楽しむための防寒対策と服装のポイント
札幌雪まつりが開催される2月の北海道は、気温がマイナス10度を下回ることも珍しくありません。屋外で長時間過ごすためには、しっかりとした防寒対策が必要です。寒さをしのぎながら快適に雪まつりを楽しむための服装と持ち物について紹介します。
基本の服装とレイヤリング
北海道の冬は非常に寒いため、服装は「レイヤリング(重ね着)」が基本です。特に屋外と屋内の温度差が激しいため、脱ぎ着しやすい服装が理想的です。
インナー(肌着):吸湿発熱素材のヒートテックやウール素材のインナーを着用すると、体温を効率的に保持できます。
ミドルレイヤー(中間着):フリースやダウンジャケット、厚手のセーターなどで防寒性を高めます。
アウター(防寒着):防風・防水機能のあるダウンジャケットやスノーウェアがおすすめです。長時間雪の中にいるため、防水性は特に重要です。
また、パンツも防寒仕様のものを選びましょう。裏起毛のデニムやスノーパンツを着用すると冷気を防ぐことができます。
必須の防寒アイテム
手袋:指先が冷えやすいため、厚手の手袋や防寒グローブを着用しましょう。スマホ操作ができるタイプの手袋があると便利です。
帽子・耳あて:耳が冷えやすいため、ニット帽や耳あて付きの帽子を用意すると快適です。
マフラー・ネックウォーマー:首元から冷気が入り込むのを防ぐため、厚手のマフラーやネックウォーマーを活用しましょう。
厚手の靴下・防寒ブーツ:足元が冷えやすいため、ウール素材の靴下を履き、滑りにくい防寒ブーツを選びましょう。雪道では防滑機能のある靴が必須です。
あると便利な持ち物
カイロ:貼るタイプと持つタイプの両方を用意すると、手足の冷えを防ぐのに効果的です。
サングラス:雪の照り返しが強いため、目を守るためにサングラスがあると便利です。
リュックやショルダーバッグ:手が冷えないように、両手が空くバッグを選びましょう。
適切な防寒対策をすれば、寒さを気にせずに札幌雪まつりを存分に楽しめます。
札幌雪まつり周辺のおすすめホテルと宿泊のコツ
札幌雪まつりの期間中は、国内外からの観光客で市内のホテルが混雑します。宿泊の際は早めの予約が重要です。ここでは、雪まつりを楽しむのに最適なホテルや宿泊のコツを紹介します。
会場近くのおすすめホテル
札幌雪まつりのメイン会場である大通公園やすすきの周辺には、多くのホテルがあります。会場から近いホテルを選ぶことで、移動時間を短縮でき、快適に過ごせます。
JRタワーホテル日航札幌:札幌駅直結の高級ホテルで、駅からのアクセスが抜群。温泉付きで観光後の疲れを癒せます。
札幌グランドホテル:老舗ホテルで、サービスが充実。大通公園まで徒歩圏内の便利な立地。
クロスホテル札幌:スタイリッシュなデザインが特徴で、観光にもビジネスにも最適。
リーズナブルに泊まれるホテル
雪まつり期間中はホテル料金が高騰しがちですが、リーズナブルに宿泊できるホテルもあります。
ドーミーイン札幌:天然温泉付きで、リーズナブルな価格帯。朝食の海鮮丼が人気。
リッチモンドホテル札幌大通:リーズナブルながら清潔感があり、ビジネスホテルとしても評価が高い。
ホテル京阪札幌:比較的安価で、札幌駅や大通公園へのアクセスも良好。
宿泊のコツと予約のタイミング
早めの予約が必須:札幌雪まつりの期間中は、ホテルが満室になることが多いため、3〜6ヶ月前には予約しておくのがおすすめ。
キャンセル無料のプランを選ぶ:予定が変わる可能性がある場合は、キャンセル無料のプランを選ぶと安心。
駅周辺のホテルも検討:大通公園周辺が満室の場合は、札幌駅や中島公園エリアのホテルも選択肢に入れると良い。
札幌雪まつりは夜のライトアップが見どころなので、近くのホテルを予約すると寒さを気にせずに存分に楽しめます。
雪まつりと合わせて行きたい!小樽・旭川・函館の冬の魅力
札幌雪まつりを訪れるなら、北海道の他の冬の魅力的な観光地にも足を延ばしてみるのがおすすめです。特に、小樽、旭川、函館は、それぞれ異なる魅力を持ち、雪と氷が織りなす幻想的な景色やイベントを楽しむことができます。
ロマンチックな「小樽雪あかりの路」
札幌から電車で約40分の小樽は、レトロな街並みと美しい運河で知られています。2月には「小樽雪あかりの路」というイベントが開催され、無数のキャンドルが運河沿いや市内各所に灯され、幻想的な雰囲気を楽しめます。
小樽運河の水面に揺らめくキャンドルの光や、雪の上に並べられたロウソクが作り出す温かみのある風景は、まるで物語の世界のようです。夜になると、運河沿いを散歩するだけで特別な時間を過ごすことができます。
また、小樽は海鮮グルメでも有名で、新鮮な寿司や海鮮丼を楽しめる名店が多くあります。雪まつりと合わせて、小樽でゆったりとした時間を過ごしてみるのもおすすめです。
旭川の「旭山動物園」と氷彫刻世界大会
札幌から特急電車で約1時間30分の旭川は、日本最北の動物園として有名な「旭山動物園」があることで知られています。特に冬の旭山動物園は、寒冷地に適応した動物たちが活発に動き回る姿を見られる貴重な機会です。
特に人気なのが、ペンギンたちが園内を歩く「ペンギンの散歩」です。雪の中をよちよち歩く姿は愛らしく、観光客からの人気が非常に高いです。また、ホッキョクグマやシロフクロウなど、寒さに強い動物たちが元気に動き回る姿も見どころの一つです。
さらに、旭川では毎年「氷彫刻世界大会」が開催され、世界中の彫刻家たちが氷で美しい彫刻を作り上げます。札幌雪まつりとはまた違った芸術的な氷の世界を堪能できます。
函館の「五稜郭」と「夜景」
札幌から新幹線または特急で約3時間の函館は、北海道屈指の観光地として知られています。特に冬の函館は、雪景色とライトアップが融合した美しい街並みが楽しめます。
函館の代表的な観光地「五稜郭」は、冬になると雪化粧をまとい、ライトアップされた姿が幻想的に浮かび上がります。五稜郭タワーから見ると、五角形の城郭が雪に包まれている様子が一望でき、写真映えするスポットとしても人気です。
また、函館といえば「函館山の夜景」。冬の空気は澄んでおり、世界三大夜景にも選ばれた函館の美しい光景をよりクリアに楽しむことができます。ロープウェイで山頂へ登ると、雪に覆われた街並みと海のコントラストが広がり、まるで宝石を散りばめたような景色を堪能できます。
函館の海鮮市場では、新鮮なイカやカニを楽しむことができ、朝市では炙り海鮮丼やウニ丼などの贅沢なグルメも味わえます。雪まつりとセットで函館旅行を計画すれば、北海道の冬の魅力を最大限に楽しめるでしょう。
札幌の冬を満喫できるアクティビティ!スキー・温泉・ナイトツアー
札幌雪まつりを訪れたら、北海道ならではのアクティビティを体験するのもおすすめです。特に、スキーやスノーボード、温泉、夜の観光ツアーなどは、冬の北海道を満喫できる人気のアクティビティです。
札幌近郊のスキー・スノーボード
札幌市内からアクセスしやすいスキー場がいくつかあります。初心者から上級者まで楽しめるゲレンデがそろっており、手軽に雪質の良い北海道のスキーを楽しむことができます。
札幌国際スキー場:札幌市内から車で約1時間。パウダースノーと広大なゲレンデが魅力。
テイネオリンピアスキー場:札幌市内から最も近いスキー場で、初心者向けのコースも充実。
ルスツリゾート:新千歳空港からバスで行ける大型リゾートで、宿泊施設や温泉も充実。
スキーやスノーボードをしない人でも、雪遊びやスノーモービル体験ができる施設も多く、冬ならではの楽しみ方がたくさんあります。
札幌近郊の温泉でリラックス
寒い冬には、温泉に浸かって温まるのもおすすめです。札幌周辺には名湯が多く、雪景色を楽しみながらリラックスできる温泉が点在しています。
定山渓温泉:札幌市内からバスで1時間。雪景色の中で露天風呂を楽しめる温泉郷。
登別温泉:北海道を代表する温泉地で、湯の花が舞う硫黄泉が特徴。札幌からバスで行ける。
ニセコ温泉:スキー場併設の温泉で、滑った後に温泉で体を癒せるのが魅力。
日帰り温泉施設も多く、雪まつり観光の合間に立ち寄るのも良いでしょう。
札幌の夜景・ナイトツアー
札幌の夜景は冬が特に美しく、夜の観光も楽しめます。
もいわ山展望台:札幌市街地を一望できる夜景スポットで、ロープウェイで簡単にアクセス可能。
すすきのの夜景:札幌の繁華街すすきのは、冬のイルミネーションが美しい。
ホワイトイルミネーション:大通公園で開催される冬のライトアップイベント。
札幌雪まつりの夜のライトアップとあわせて、札幌のナイトツアーを楽しむと、旅の満足度がさらにアップします。
札幌雪まつりへのアクセス完全ガイド!飛行機・JR・バスの選び方
札幌雪まつりは国内外から多くの観光客が訪れるイベントのため、アクセス方法を事前に把握しておくことが重要です。北海道は広大な土地を持つため、移動手段も複数あり、目的や予算に応じて最適な方法を選ぶことができます。ここでは、飛行機・JR・バスのそれぞれの選び方について詳しく解説します。
飛行機でのアクセス
本州から札幌に行く場合、最も一般的で早いのが飛行機です。札幌の玄関口となる「新千歳空港」は、日本全国の主要都市から直行便が運航されており、雪まつりシーズンには増便されることもあります。
主要空港からの所要時間
東京(羽田・成田)→新千歳:約1時間30分
大阪(関西・伊丹)→新千歳:約2時間
名古屋(中部国際)→新千歳:約1時間50分
福岡 → 新千歳:約2時間30分
新千歳空港から札幌市内までは約40分程度で到着します。アクセス方法は以下の通りです。
JR快速エアポート(約40分):最速で札幌駅に到着し、1時間に5〜6本運行。
空港バス(約1時間〜1時間30分):大通公園やすすきのなど、目的地に直行できる。
LCC(格安航空会社)も多く就航しており、早めに予約すると安価な航空券を確保できます。
JRでのアクセス
北海道内や東北から札幌に向かう場合、JRを利用するのも便利です。
新幹線と特急の利用
東北新幹線+北海道新幹線(東京→新函館北斗)約4時間
特急スーパー北斗(新函館北斗→札幌)約3時間30分
新幹線の開業により、本州からも鉄道でアクセスしやすくなりました。鉄道旅行を楽しみたい人におすすめです。
バス・車でのアクセス
道内移動には高速バスも便利です。特に、旭川、小樽、函館、帯広などから札幌へのバスが多く運行されており、料金も比較的安価です。
旭川 → 札幌(高速あさひかわ号):約2時間
小樽 → 札幌(高速おたる号):約1時間
函館 → 札幌(高速はこだて号):約5時間
レンタカーを利用する場合は、冬道の運転に慣れていない人は注意が必要です。北海道の道路は積雪や凍結があるため、スタッドレスタイヤの使用が必須です。
2025年の雪まつりをさらに楽しむ!穴場スポット&混雑回避テクニック
札幌雪まつりは多くの観光客が訪れるため、会場によっては混雑が予想されます。快適に楽しむための混雑回避テクニックや、あまり知られていない穴場スポットを紹介します。
混雑を避けるためのポイント
早朝または夜に訪れる
雪まつりの会場は昼間が最も混雑します。特に午前10時~午後3時は観光客が集中しやすいため、早朝や夜に訪れると比較的快適に楽しめます。
平日に訪れる
週末は混雑がピークに達します。可能であれば、月曜~金曜の平日に訪れるのが理想的です。
つどーむ会場を先に訪れる
つどーむ会場は大通会場に比べて観光客が少なく、家族連れが多い傾向にあります。大通公園が混雑する前に、午前中につどーむ会場を楽しむのも良い方法です。
雪まつりをさらに楽しむ穴場スポット
大通公園のビルからの俯瞰ビュー
大通公園の雪像を上から見渡せるスポットとして、札幌テレビ塔や大通周辺のビルの展望台が人気です。混雑を避けながら雪像をじっくり楽しめます。
北海道大学のキャンパス散策
雪まつり会場から少し離れた北海道大学のキャンパスは、冬の雪景色が美しく、静かに散歩を楽しめます。
モエレ沼公園の雪景色
札幌市郊外にあるモエレ沼公園は、雪に覆われたアート空間が広がります。混雑を避けながら北海道らしい自然の美しさを堪能できます。
まとめ
札幌雪まつりは、毎年2月に開催される北海道最大級の冬のイベントであり、幻想的な雪像や氷像、美しいライトアップ、豊富なグルメが楽しめる魅力的な祭典です。大通公園、すすきの、つどーむの3つの会場では、それぞれ異なる特色を持つ展示やイベントが開催され、多くの観光客で賑わいます。
また、札幌雪まつりと合わせて楽しめる周辺の観光スポットも豊富で、小樽や旭川、函館などでは冬ならではの幻想的な景色やイベントを体験できます。札幌市内ではスキーや温泉、夜景観光など、北海道の冬を満喫するアクティビティも充実しています。
快適に楽しむためには、適切な防寒対策を整え、混雑を避ける工夫をすることが重要です。早めの宿泊予約や、飛行機・JR・バスなどのアクセス手段を事前に確認しておくことで、よりスムーズに旅行を楽しむことができます。
2025年の札幌雪まつりも、伝統と最新技術が融合した見どころが満載のイベントとなるでしょう。しっかりと準備をして、北海道ならではの冬の絶景とグルメ、アクティビティを存分に楽しんでください。