バリ島のヌサペニダで出会った、崖の上から見下ろすターコイズブルーの海とウミガメたちとの感動体験

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バリ島の秘境「ヌサペニダ」とは?本島からのアクセス方法と所要時間

バリ島と聞くと、多くの人はクタやウブド、ウルワツといった有名なエリアを思い浮かべるかもしれません。しかし、最近注目を集めているのが、バリ本島から船で行ける離島「ヌサペニダ」です。この島は、バリの南東に位置し、バリ本島とはまったく異なる自然の表情を見せてくれます。観光地化が進むバリ本島に比べ、ヌサペニダはまだ手つかずの自然が色濃く残っており、壮大な断崖絶壁やターコイズブルーの海、静かなビーチが広がっています。そのため、冒険好きの旅行者や写真愛好家、そして本物の自然を体験したい人にとって、まさに理想的な場所なのです。

アクセス方法としては、まずバリ島のサヌール港からスピードボートに乗るのが一般的です。ボートは毎日複数便が出ており、所要時間は約40分から1時間ほど。チケットは港のカウンターやオンラインで事前に購入することも可能です。料金は往復で約300,000〜500,000ルピア(日本円で約3,000〜5,000円)が相場です。乗船時にはパスポートの提示が求められることもあるため、忘れずに携帯しておきましょう。また、波が高い日は船が揺れることもあるので、船酔いが心配な方は酔い止めを服用しておくと安心です。

ヌサペニダに到着すると、そこはまるで別世界。バリ本島の喧騒とは一線を画し、自然の音と潮風、鳥のさえずりが出迎えてくれます。インフラはまだ発展途上で、舗装されていない道や信号のない交差点も多く見られますが、それこそがヌサペニダの魅力でもあります。これからの旅に期待が膨らむこと間違いなしの、冒険の出発点です。

行く前に知っておきたい!ヌサペニダ観光のベストシーズンと注意点

ヌサペニダを最大限に楽しむためには、訪れる時期の選定が非常に重要です。バリ島と同様、ヌサペニダにも乾季と雨季があります。乾季は4月から10月頃まで続き、この期間は天気が安定し、海の透明度も高く、美しい景色を存分に楽しむことができます。特に5月から9月にかけては、湿度も比較的低く過ごしやすいため、多くの旅行者がこの時期を狙って訪れています。

一方、11月から3月までは雨季にあたり、スコールのような激しい雨が降ることもあります。この時期は緑が濃くなり、美しい熱帯の景観が楽しめるという利点もありますが、道路がぬかるんだり、ボートが欠航するリスクもあるため注意が必要です。とくにヌサペニダは舗装されていない道も多いため、雨季の移動はかなりハードになる可能性があります。

また、日差しが非常に強いため、日焼け止めや帽子、サングラスは必須アイテムです。さらに、観光地化が進んでいるとはいえ、島内にはまだまだATMが少なく、クレジットカードが使えないお店も多いため、現金(インドネシアルピア)を事前に準備しておくことが大切です。小額紙幣も重宝されるので、細かく崩しておくと便利でしょう。

治安に関しては、基本的に穏やかで危険な印象はありませんが、海外旅行として最低限の注意は必要です。貴重品は肌身離さず持ち歩くか、宿のセーフティーボックスに預けましょう。また、野良犬や猿がいる場所もあり、食べ物を持ち歩くと狙われることがあるので要注意です。

初めてヌサペニダを訪れる方は、現地のツアーを利用するのもおすすめです。ガイド付きのツアーなら、安全に、かつ効率よく主要スポットを巡ることができます。自由に行動したい人でも、まずは半日だけでもツアーを体験して、島の雰囲気をつかんでおくと安心です。

クルマやバイクで巡るヌサペニダ島内の移動手段と所要時間

ヌサペニダ島に到着した後、次に考えるべきは島内の移動手段です。島は意外と広く、観光スポットが点在しているため、効率よく巡るには交通手段の選択が旅の満足度を大きく左右します。選択肢としては、バイクをレンタルする、自動車付きのガイドを雇う、またはツアーに参加するという方法が一般的です。

もっとも手軽で安価なのが、バイクのレンタルです。港周辺にはレンタルショップが多数あり、1日あたり50,000〜80,000ルピア程度(日本円で約500〜800円)で借りることができます。ただし、ヌサペニダの道路状況は必ずしも快適とは言えません。舗装されていない道や急勾配、細い山道などが多く、バリ島でバイクに慣れていても慎重な運転が求められます。特に雨季の後や雨が降った直後はぬかるみやすく、転倒の危険もあるため、初心者にはあまりおすすめできません。

安全かつ快適に観光したい場合は、運転手付きの車をチャーターするのがベストです。1日あたり600,000〜800,000ルピア(日本円で約6,000〜8,000円)ほどで利用でき、島内の人気スポットを効率よく回ることができます。英語を話せるドライバーが多く、観光案内や写真撮影も手伝ってくれるため、特に家族連れやカップルには人気の方法です。事前予約も可能で、安心して旅程を立てることができます。

また、現地で組まれている日帰りまたは1泊2日のツアーも便利です。これらは、交通費・ガイド代・入場料・食事代がすべて含まれていることが多く、料金も明確です。特に時間が限られている旅行者にとっては、効率的に観光地を巡れる魅力的なオプションです。

目的地によっては、片道1〜2時間かかるスポットも珍しくありません。たとえば、有名な「クリンキンビーチ」へは港から約1時間半。道中はアップダウンが激しく、道も細いため、所要時間には余裕をもって行動する必要があります。

移動手段を正しく選べば、ヌサペニダの魅力をより深く、安心して楽しむことができます。体力や経験、人数などを考慮しながら、自分に合った方法を選びましょう。

崖の上に広がる絶景!「クリンキンビーチ」の見どころと写真スポット

ヌサペニダを代表する観光スポットといえば、やはり「クリンキンビーチ(Kelingking Beach)」です。多くの旅行者がSNSでシェアしているこの場所は、まるで恐竜が海に顔を向けているような断崖の形状から「ティーレックスビーチ」とも呼ばれており、その独特な地形と絶景で世界的に有名になりました。断崖の上から見下ろすターコイズブルーの海と白砂のビーチは、まさに圧巻の一言。初めて訪れる人は、そのスケールと美しさに思わず言葉を失ってしまうことでしょう。

このビーチの魅力は、その景観の美しさだけでなく、訪れる人を冒険へと誘うようなワイルドなロケーションにもあります。崖の上には展望台がいくつか設けられており、それぞれの角度から違った表情のビーチを楽しむことができます。特に夕暮れ時の光の加減は幻想的で、写真好きの旅行者にはたまらないスポットです。ドローンを使って撮影すれば、ティーレックスの全体像を空から収めることもできます。

ただし、クリンキンビーチには注意点もあります。断崖を下ってビーチに降りることも可能ですが、その道のりは非常に険しく、ロープを使って崖を下るような形になります。手すりは不安定な木製のものが多く、滑りやすいので十分な注意が必要です。ビーチに降りる場合は、スニーカーやトレッキングシューズなど滑りにくい靴を履き、水や帽子、日焼け止めも持参するようにしましょう。ビーチ自体には売店などは一切なく、完全な自然のままの状態が保たれています。

また、波が非常に強く、遊泳には適していない点も覚えておきたいポイントです。海に入る場合は無理をせず、あくまで足を浸ける程度にとどめることをおすすめします。安全第一で、美しい景色を堪能することが何より大切です。

観光客が集中する日中を避け、朝早くに訪れることで、比較的人の少ない時間帯に絶景を独り占めすることができます。カメラを片手に、早朝の静けさの中でこの絶景と向き合えば、一生忘れられない旅の記憶になることでしょう。

透き通るターコイズブルーの海に感動!断崖絶壁から見下ろす海の魅力

ヌサペニダの魅力を語る上で外せないのが、島全体に広がる壮大な海の景観です。特に断崖絶壁の上から見下ろすターコイズブルーの海は、まさにこの世のものとは思えないほどの美しさ。海の色は、光の角度や時間帯によって刻々と変化し、深いコバルトブルーから鮮やかなエメラルドグリーンまで、多彩な表情を見せてくれます。写真や映像では伝えきれないほどの透明感と迫力があり、実際にその場に立って初めて感じられる圧倒的なスケール感があります。

ヌサペニダの海は、インド洋に面しており潮の流れも早く、地形が入り組んでいるため、どの角度から見ても飽きることがありません。クリンキンビーチをはじめ、アトゥビーチ、ダイヤモンドビーチ、ブロークンビーチなど、それぞれのビューポイントごとに異なる海の色と波のリズムが楽しめます。特に風が穏やかで晴れた日には、空と海の境界が曖昧になるほどの透明度を誇り、遠くのサンゴ礁や海底の影まで見えることもあります。

観光客にとって特に魅力的なのは、どのスポットも人工的な手が加えられておらず、自然そのままの姿が保たれていることです。柵や展望デッキも最低限にとどめられており、視界を遮るものがないため、開放感が抜群です。その反面、安全面には十分に配慮する必要があります。崖の端に立つと強風が吹くこともあるので、写真撮影の際には無理をせず、バランスを崩さないように注意が必要です。

また、朝日や夕日とのコラボレーションも見逃せません。日の出直後の柔らかな光に照らされた海面は、日中とはまた違う神秘的な雰囲気を漂わせ、夕暮れ時にはオレンジやピンクに染まった空と海が絶妙なグラデーションを生み出します。1日の中でも変化する海の色を時間をかけてじっくりと楽しむのも、ヌサペニダ観光の醍醐味のひとつです。

この美しい海を目の前にすると、日常の喧騒やストレスが一気に吹き飛び、ただその場に立って風を感じるだけで心が浄化されるような感覚に包まれます。まさに自然と一体になれるような、そんな特別な体験がヌサペニダには待っています。

野生のウミガメに会える!「マンタポイント」でのシュノーケリング体験

ヌサペニダでの旅を語る上で欠かせない体験のひとつが、「マンタポイント」でのシュノーケリングです。このスポットは、世界中のダイバーたちから熱い支持を受けている場所で、運が良ければウミガメや巨大なマンタ(オニイトマキエイ)と間近で出会うことができます。バリ島やヌサペニダの海では、年中を通してマンタが観測されており、特にヌサペニダのこのエリアはその遭遇率が非常に高いことで知られています。

マンタポイントはヌサペニダ島の南西部に位置しており、港からはボートで30〜40分ほど。通常、シュノーケリングやダイビングツアーに申し込むと、ボートでこのスポットまで連れて行ってくれます。ツアーにはインストラクターが同伴してくれるため、初心者でも安心して参加できます。器材のレンタルもツアー料金に含まれていることが多く、水着とタオルさえ用意しておけば気軽に参加可能です。

海中に潜ると、透明度の高い水の中をゆったりと泳ぐ巨大なマンタや、優雅に泳ぐウミガメの姿を見ることができます。彼らの動きは非常に穏やかで、人懐っこく、こちらが驚くほど近くまで接近してくることもあります。自然のままの海洋生物と触れ合うこの体験は、まさに一生の思い出になることでしょう。また、サンゴ礁やカラフルな熱帯魚たちも数多く生息しており、シュノーケリングだけでも十分に満足できる内容です。

ただし、マンタポイントは外洋に面しており、波や潮の流れが強いことがあるため、海に慣れていない人や泳ぎに自信がない人は、事前にスタッフに相談し、ライフジャケットの着用を忘れないようにしましょう。天候や海況によっては、安全のために中止となる場合もあるので、スケジュールにはある程度の余裕を持たせておくと安心です。

また、ウミガメやマンタに出会った際は、触ったり追いかけたりせず、一定の距離を保ちながら静かに観察することが大切です。自然と共生する意識を持って接することで、より豊かで感動的な体験へとつながります。

ヌサペニダでしか味わえないこの特別な海洋体験は、ただ美しい海を眺めるだけでは物足りない人にとって、まさに究極のアクティビティです。水中での出会いが、あなたの旅の価値を何倍にも高めてくれるはずです。

初心者も安心!現地ツアーで楽しむウミガメとの出会い方

ヌサペニダでのシュノーケリングや海洋体験に興味はあるけれど、泳ぎに自信がない、もしくは海に慣れていないという方も少なくありません。そんな旅行者でも安心して参加できるのが、現地ツアーを活用したウミガメ観察のプログラムです。特に初心者向けに設計されたシュノーケリングツアーが数多く用意されており、初めての海体験でも不安なく楽しめる工夫が随所に施されています。

多くのツアー会社では、港やホテルからの送迎サービスが含まれており、宿泊先からスムーズに参加できるのが魅力です。参加者にはライフジャケット、フィン、マスクといった基本的な器材が貸し出され、装着方法や使い方はインストラクターが丁寧に指導してくれます。海に入る前には、安全講習が設けられており、シュノーケルの使い方や呼吸のコツ、万が一のトラブルへの対処法までレクチャーしてもらえます。

また、ツアーガイドは海の流れや天候、ウミガメが現れるスポットに熟知しており、もっとも遭遇率の高い時間帯や場所を選んで案内してくれます。ガイドは常に近くで見守ってくれるため、泳ぎに自信のない人でも海に浮かんでいるだけで楽しむことができます。浮力のあるライフジャケットを着ているので、沈む心配もほとんどなく、水面に顔をつけるだけで色鮮やかなサンゴやウミガメを見ることができます。

特に人気なのが「クリスタルベイ」や「ギャマットベイ」といったスポットで、これらは波も比較的穏やかで透明度が高く、初心者に最適なエリアです。ここではウミガメが海藻を食べる様子や、ゆったりと泳ぐ姿をすぐ近くで観察することができ、海との距離が一気に縮まります。まるで自然の水族館の中に自分がいるような感覚に包まれるでしょう。

ツアー終了後には、シュノーケリング中の写真や動画を撮影してくれるサービスもあり、旅の思い出をしっかりと形に残せるのも大きなポイントです。防水カメラやGoProを無料または有料で貸し出してくれる業者もあり、自分で撮影することも可能です。

このように、初心者でも安心して参加できるツアーが整っているヌサペニダでは、「泳げなくてもウミガメと出会える」という夢のような体験が現実になります。大切なのは、無理をせず、ガイドの指示をよく聞き、自然と調和しながら海を楽しむこと。それが、本当に心に残る旅の一コマとなるはずです。

海だけじゃない!インスタで話題の「アトゥビーチ」や「ブロークンビーチ」も巡ろう

ヌサペニダといえば、美しい海が注目されがちですが、実は海以外にも見逃せない絶景スポットが数多く存在しています。なかでも近年、SNSを中心に注目を集めているのが「アトゥビーチ(Atuh Beach)」と「ブロークンビーチ(Broken Beach)」です。どちらも個性的な景観を持ち、インスタグラムで一気に拡散されたことにより、若者を中心に人気が急上昇しています。

まず、「アトゥビーチ」はヌサペニダの東部に位置しており、周囲を切り立った崖に囲まれた隠れ家的なビーチです。朝日が正面から差し込むため、早朝に訪れると黄金色に輝く海と空の絶景が広がります。アクセスは少々大変で、駐車場から石段を10〜15分ほど下りなければなりませんが、その分、訪れた瞬間の感動はひとしおです。ビーチには簡易的なビーチベッドやドリンクスタンドもあり、のんびりと過ごすには最適。波は穏やかで、足を海に浸けながら絶景を楽しむだけでも、十分な満足感があります。

一方、「ブロークンビーチ」は島の西部に位置し、その名の通り、大きな洞窟のように波によって岩が削られ、海水が円形のラグーンのように流れ込む不思議な地形が特徴です。真ん中に空いた天然のアーチ状の岩の上を歩いて渡ることができ、写真映えするアングルが至る所にあります。このエリアは特に地形がユニークで、他ではなかなか見られない自然の造形美が楽しめます。周囲は断崖に囲まれており、海の青と岩肌のコントラストが実に美しいスポットです。

ブロークンビーチから少し歩くと「エンジェルズビラボン(Angel’s Billabong)」という天然のインフィニティプールのような岩場もあり、ここもまた人気の写真スポットです。ただし、潮の満ち引きによって水位や波の強さが変わるため、安全に配慮しながら訪れることが大切です。特に波が強い日は、海水が岩場に打ち付けることがあり、写真撮影に夢中になりすぎて足元をおろそかにしないよう注意が必要です。

これらのスポットはアクセスに時間がかかるため、車やバイクでの移動を前提に、半日から1日かけてゆっくり巡るのが理想です。舗装されていないデコボコ道を走ることもあるため、移動そのものがちょっとした冒険になりますが、それもヌサペニダならではの魅力の一つです。

ヌサペニダは、ただ海で遊ぶだけの島ではありません。自然が生み出したダイナミックな地形や、静かな時間が流れるビーチ、そして写真では伝えきれない空気感を味わえる場所。旅の思い出を写真に収めるだけでなく、心に深く刻みたい人にこそ訪れてほしいスポットです。

地元グルメも堪能!おすすめのワルンと人気のバリ風ランチ

絶景と海洋体験で心を満たしたあとは、ぜひ地元の食文化にも触れてみてください。ヌサペニダには、派手なレストランはあまりありませんが、地元ならではの温かみと美味しさを味わえる「ワルン(Warung)」と呼ばれる小さな食堂が点在しています。ワルンでは、地元の家庭料理に近いバリ風の味付けが楽しめ、値段もリーズナブル。観光地のレストランでは味わえない、素朴で優しい味が魅力です。

おすすめの定番メニューは「ナシチャンプル」。これはご飯を中心に、揚げ物、野菜炒め、煮物、サテ(焼き鳥のような串焼き)など、数種類のおかずが少しずつ盛られたプレートで、各ワルンごとに内容が異なり、その違いを楽しむのも醍醐味です。辛さのレベルもそれぞれなので、注文の際には「Not too spicy(あまり辛くしないで)」と伝えると良いでしょう。中にはローカル向けにかなりスパイシーな店もあるため、辛いものが苦手な人は特に注意が必要です。

また、バリ料理の代表格である「ナシゴレン(インドネシア風チャーハン)」や「ミーゴレン(焼きそば)」も人気メニューです。目玉焼きやエビクラッカーが添えられた一皿は、日本人の口にもよく合い、疲れた体を癒してくれる味です。ドリンクでは、「エス・ジュルック(みかんジュース)」や「ココナッツウォーター」が人気で、特に暑い日には天然のココナッツをそのままストローで飲む体験は旅情をかき立ててくれます。

最近では外国人観光客の増加に伴い、おしゃれなカフェスタイルのワルンも増えてきており、Wi-Fiが使える場所もちらほら見受けられます。「Warung Pondok」や「Penida Colada」などは、海を眺めながら食事ができると人気で、軽食やスムージーボウルも充実。インスタ映えを狙う若者たちにも好評です。

そしてもう一つの楽しみは、現地の人とのふれあいです。ワルンでは英語が通じないこともありますが、簡単な単語とジェスチャーで十分にコミュニケーションが取れます。明るく笑顔で対応してくれる現地の人々と交流することで、食事の時間がより特別なものになります。

観光地価格とは無縁のローカルな食体験は、ヌサペニダを旅する上で外せない楽しみの一つ。美しい景色と共に記憶に残る「味の思い出」も、ぜひ持ち帰ってください。

ヌサペニダで泊まりたい!絶景が楽しめるおすすめのホテルとヴィラ

ヌサペニダをじっくり満喫するなら、日帰りではなく1泊以上の滞在がおすすめです。とくに、島の静けさや自然の音に包まれて過ごす夜の時間は、日中の観光とはまた違った魅力を感じさせてくれます。観光地としては発展途上のヌサペニダですが、最近では観光客向けの宿泊施設が増えつつあり、手頃なゲストハウスから贅沢なプライベートヴィラまで、多彩な選択肢が揃っています。

ヌサペニダの宿泊エリアとして人気が高いのは、港に近い「トヨパケ」周辺と、観光スポットにアクセスしやすい「クリスタルベイ」方面です。港周辺には交通の便が良く、食事やツアー手配もスムーズなため、初めて訪れる旅行者にはとても便利です。リーズナブルなゲストハウスも多く、1泊2,000〜3,000円程度で清潔な個室に泊まれる場所もあります。

一方、海の絶景を楽しみたいなら、ビーチサイドや高台にあるヴィラタイプの宿泊施設がおすすめです。「Autentik Penida Glamping」では、豪華なテントスタイルの客室に泊まりながら自然と一体化した体験ができ、夜は満点の星空、朝は海から昇る朝日を一望することができます。ほかにも「Semabu Hills Hotel」や「Adiwana Warnakali」などは、インフィニティプールを備えたリゾートタイプのホテルで、カップルやハネムーンにぴったりのロマンチックな滞在が楽しめます。

宿泊施設には朝食付きのプランも多く、地元のフルーツやインドネシア風の朝食をテラスで楽しむ時間は、旅の特別な一コマになるでしょう。また、宿によってはツアーやバイクのレンタル、空港や港への送迎サービスを提供しているところもあり、初めてのヌサペニダ旅をしっかりサポートしてくれます。

注意点としては、Wi-Fiの速度や電力の安定性が場所によって異なることがあります。インフラが整っていない地域もあるため、オンライン作業が必要な方や長時間スマホを使う予定の人は、あらかじめ宿泊施設のレビューを確認するのが安心です。また、夜間は静かで真っ暗になる場所も多いため、懐中電灯やモバイルバッテリーを持参すると役立ちます。

ゆっくりと流れる時間の中で、自分だけの場所を見つけて過ごす夜。観光スポットを巡るだけでなく、宿でのひとときも旅の一部として楽しむことができれば、ヌサペニダ滞在はより豊かで記憶に残るものになるでしょう。

実際に行ってわかった!ヌサペニダ旅行で役立つ持ち物と服装のポイント

ヌサペニダへの旅行を快適かつ安全に楽しむためには、事前の持ち物と服装の準備が非常に重要です。観光地としてのインフラがまだ完全には整っていないヌサペニダでは、あると便利なアイテムが都市部とは少し異なります。ここでは、実際に現地を訪れてわかった、旅の満足度を上げる持ち物と服装のポイントをご紹介します。

まず、服装の基本は「動きやすくて風通しの良い服」。ヌサペニダは日差しがとても強く、観光中は汗をかくことが多いため、通気性の良いコットン素材や速乾性のあるアウトドアウェアがおすすめです。女性の場合は、ビーチや神聖な場所を訪れる際に肩や膝を隠す必要がある場面もあるので、羽織ものやロングスカートがあると便利です。男性も、ショートパンツにTシャツというラフなスタイルが基本ですが、急な冷え込みに備えて薄手の長袖が1枚あると重宝します。

履物については、滑りにくく脱ぎ履きしやすいサンダルが便利ですが、崖道や岩場を歩く際にはトレッキングシューズやスニーカーの方が安全です。特にクリンキンビーチやアトゥビーチのような険しい道を歩く際には、足元がしっかりした靴でないと危険です。ビーチ用にサンダルも併せて持っていくのがベストです。

日差し対策も万全にしておきましょう。帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。バリ島の日差しは強烈で、曇りでも紫外線が強いため、こまめなケアが必要です。特に顔や首筋、足の甲など、普段あまり日焼けを意識しない部分も焼けやすいので注意が必要です。

さらに、持っていて助かったアイテムとしては、虫除けスプレーやウェットティッシュ、簡易トイレットペーパー(トイレに紙がない場合が多いため)、小型の懐中電灯やモバイルバッテリーが挙げられます。電力供給が不安定な地域もあるため、スマートフォンやカメラのバッテリー残量には常に気を配るようにしましょう。

また、Wi-Fi環境が不安定な場所もあるため、事前にGoogleマップをオフライン保存しておいたり、ポケットWi-Fiや現地SIMカードを用意するのもおすすめです。SIMカードはバリ島の空港やコンビニでも購入可能で、使い方も比較的簡単です。

最後に、万が一の体調不良やけがに備えて、常備薬や絆創膏、消毒液も持参しておくと安心です。島内には小さな薬局はありますが、日本のように何でもすぐに手に入るわけではないため、最低限の応急処置用品は持参しておきましょう。

自然豊かなヌサペニダでは、都市部とはまた違った準備が求められますが、それも旅の一部。しっかりと備えれば、より自由に、より深くこの美しい島を楽しむことができるはずです。

感動が詰まった1日!筆者が体験したヌサペニダのモデルコースを紹介

ここでは、実際に筆者が体験したヌサペニダでの1日観光モデルコースをご紹介します。朝から夕方まで、ヌサペニダの魅力を存分に味わえる充実のプランで、初めて訪れる方でも無理なく楽しめる流れになっています。スケジュールの立て方に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

朝7時、バリ島のサヌール港からスピードボートに乗船。約45分の船旅でヌサペニダのトヨパケ港に到着します。到着後すぐに、事前に予約していた運転手付きの車と合流し、さっそく観光スタート。この日は西部エリアの絶景スポットを中心に巡るルートを選びました。

まず最初に訪れたのは「クリンキンビーチ」。朝9時前に到着すれば、観光客もまだ少なく、断崖から見下ろすターコイズブルーの海をゆったりと堪能できます。写真撮影をしながら、約1時間ほど散策。その後、少し休憩を挟みつつ、車で次の目的地「ブロークンビーチ」へ向かいます。

ブロークンビーチには11時頃に到着。自然が作り出したアーチ状の地形に感動しながら、すぐ近くの「エンジェルズビラボン」にも足を運びました。潮の状況を確認し、安全を確保した上で、天然の岩場プールを楽しみました。ここでは大自然のパワーを肌で感じられる、まさに“非日常”の体験ができます。

昼食は港近くのワルンでナシゴレンとフレッシュココナッツジュースを注文。地元の人の温かい笑顔に癒されながら、のんびりとランチタイムを過ごしました。

午後は、いよいよ海のアクティビティへ。13時半頃に港からボートに乗って「クリスタルベイ」へ向かい、シュノーケリングに挑戦。透明度の高い海に感動しつつ、ウミガメや色とりどりの魚たちと出会うことができました。波も穏やかで、初心者の筆者でも十分に楽しめました。

15時半頃には再び港に戻り、お土産を買ったり、アイスコーヒーを飲みながら余韻に浸る時間を確保。その後、16時30分発のスピードボートでバリ本島へと帰還しました。

このモデルコースは、ヌサペニダを日帰りで巡る王道ルートですが、体力や興味に合わせてアレンジすることで、自分だけの旅を作ることができます。特に初めて訪れる方にとっては、無理のないスケジュールで、海・自然・グルメのすべてをバランスよく体験できる内容になっています。

日帰りでも感動の連続でしたが、もし時間に余裕があれば、宿泊して東部の「アトゥビーチ」や「ダイヤモンドビーチ」にも足を運ぶことを強くおすすめします。1日では語りきれない魅力が、この島にはまだまだ詰まっています。

帰りたくなくなる絶景続きの島、ヌサペニダの旅を終えて感じたこと

ヌサペニダを訪れてまず感じたのは、「これほどまでに自然のままの美しさが残された場所が、まだバリのすぐそばに存在していたのか」という驚きでした。観光地化の波が押し寄せるバリ島本島とは異なり、ヌサペニダには、開発され過ぎていない、素朴でありながらも心を強く揺さぶるような風景があふれています。断崖絶壁から見下ろす海、野生のウミガメと泳ぐ体験、そして人々の笑顔と素朴なワルンの味──どれを取っても、言葉にできない感動ばかりでした。

とくに印象に残っているのは、観光客のいない静かな朝の時間帯に眺めたクリンキンビーチの風景です。強烈な太陽光に照らされ、断崖が金色に染まり、海は空のように透き通っていたあの光景は、今でも鮮明に記憶に残っています。こうした風景に触れたとき、自然の壮大さに包まれ、日々の小さな悩みがどうでもよくなるような感覚を味わいました。

また、現地の人々の温かさにも心を動かされました。たとえば、言葉が通じなくても一生懸命に道案内をしてくれたワルンのおじさんや、シュノーケリングで不安そうな顔をしていた筆者に優しく声をかけてくれたツアーガイドの女性。彼らの素朴で親切な人柄は、旅の体験をより深く、あたたかいものにしてくれました。

もちろん、インフラや移動の不便さなど、課題も感じる場面はあります。けれど、その不便さこそが、ヌサペニダという島の“今”を象徴しているようにも思えるのです。便利すぎないからこそ、人々は自然と足を止め、目の前の景色をじっくりと味わい、地元の暮らしにそっと寄り添うことができるのかもしれません。

帰りのスピードボートに揺られながら、名残惜しさがこみ上げてきたのをはっきりと覚えています。たった1日だったけれど、その密度はとても濃く、まるで1週間旅をしたかのような充実感がありました。「また必ず戻ってきたい」と自然と思える島──それがヌサペニダです。

旅が終わったあとも、写真を見返すたびに心が穏やかになり、ふとした瞬間に潮風の香りや、崖の上で感じた風の心地よさが蘇ります。この島は、ただの観光地ではなく、訪れた人の心にそっと触れて、深い癒しを与えてくれる不思議な力を持っているのだと思います。

まとめ

ヌサペニダは、バリ島からほんの1時間足らずの距離にありながら、まるで別世界のような自然と出会える島です。断崖からの絶景、ウミガメとの出会い、素朴なワルンでの地元グルメ、そして温かい人々とのふれあい──すべてが旅の醍醐味であり、訪れるたびに新しい感動が待っています。

初めて訪れる人には少し冒険になるかもしれませんが、その一歩を踏み出せば、都会の喧騒を忘れ、本当の意味で心からリフレッシュできる場所がそこにあります。この記事を通して、ヌサペニダの魅力が少しでも多くの人に伝わり、「行ってみたい」と思ってもらえたなら幸いです。

そして実際に訪れたときには、ただ観光するだけでなく、島の空気や時間の流れ、人々の暮らしにも意識を向けてみてください。きっと、あなた自身の中にも新しい発見や変化が訪れることでしょう。

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