目次(もくじ)
- 1 6月のヨーロッパ旅行が最高な理由とは?気候と観光のベストシーズン解説
- 2 初夏のパリを満喫!エッフェル塔からセーヌ川クルーズまで外せない観光モデルコース
- 3 ロンドンの6月はイベント盛りだくさん!バッキンガム宮殿からロイヤルアスコットまでの楽しみ方
- 4 ローマで歴史と美食を堪能!コロッセオ、バチカン市国、地元レストラン巡りの最適ルート
- 5 6月限定の穴場スポット!観光客が少なくて快適なパリ・ロンドン・ローマの隠れた名所
- 6 旅行前に知っておきたい!6月のヨーロッパ旅行で役立つ服装・持ち物・注意点
- 7 旅のコストを抑えるコツ!航空券・ホテル・レストランをお得に予約する方法
- 8 6月のヨーロッパ旅行で絶対に味わいたい!各都市の絶品グルメとおすすめカフェ
- 9 現地での移動手段はこれがベスト!パリ・ロンドン・ローマの交通機関の使いこなし術
- 10 日本からの直行便・経由便はどれが最適?6月の航空券の選び方と予約のポイント
- 11 まとめ
6月のヨーロッパ旅行が最高な理由とは?気候と観光のベストシーズン解説
ヨーロッパを旅行するなら6月はまさにベストシーズンです。観光には最適な気候で、夏本番前のため人混みも比較的落ち着いています。特にパリ、ロンドン、ローマは、各国を代表する都市として人気が高く、6月ならではの楽しみ方が満載です。
まず、気候についてですが、6月のヨーロッパは春から夏へと移行する時期にあたり、平均気温は20℃前後の快適な日が特にパリは最高気温が25℃程度、ロンドンは20℃前後、ローマは25〜30℃とやや暑くなりますが、湿度が低いため過ごしやすいのが特徴です。夜は少し肌寒いこともあるため、軽めのジャケットを持参すると安心です。
また、6月は観光客が増え始める時期ではあるものの、7月・8月ほどの混雑ではありません。特にパリのルーブル美術館やローマのコロッセオなどの人気観光地は、真夏になると入場待ちが長時間になりますが、6月なら比較的スムーズに入れることが多いです。
さらに、6月は各都市でさまざまなイベントやフェスティバルが開催される時期でもあります。例えば、パリでは「フェット・ド・ラ・ミュージック(音楽祭)」が6月21日に開催され、街中で無料のコンサートが楽しめます。ロンドンでは「ロイヤル・アスコット」という格式高い競馬イベントが行われ、華やかなドレスや帽子を身に着けた人々が集まります。ローマでは、初夏の夜のコンサートや映画上映イベントが多数開催され、歴史的な街並みを背景にした特別な体験ができます。
このように、6月のヨーロッパは気候・混雑・イベントのすべてにおいて旅行に最適な時期です。次のセクションでは、それぞれの都市ごとに具体的な観光モデルコースを紹介していきます。
初夏のパリを満喫!エッフェル塔からセーヌ川クルーズまで外せない観光モデルコース
6月のパリは一年の中でも特に美しい時期です。春の花々が咲き誇り、夏の観光シーズン前で快適に過ごせます。この時期ならではの楽しみ方を取り入れた観光モデルコースを紹介します。
午前:エッフェル塔とシャン・ド・マルス公園
朝は早めにエッフェル塔へ向かいましょう。6月でも観光客は多いため、開場時間に合わせて訪れるのがベストです。展望台からはパリの街並みを一望でき、晴れた日には遠くまで見渡せます。エッフェル塔を堪能した後は、すぐ隣にあるシャン・ド・マルス公園でのんびり過ごすのもおすすめです。ピクニックを楽しむ地元の人々に混じって、フランスパンやチーズを味わいながらパリの雰囲気を満喫しましょう。
昼:ルーブル美術館と周辺散策
パリに来たならルーブル美術館は外せません。モナ・リザやミロのヴィーナスなどの名作を鑑賞しながら、広大な館内を巡ります。ルーブル美術館は非常に広いため、事前に見たい作品を決めておくのが効率的です。館内を見終えた後は、近くのパレ・ロワイヤル庭園やリヴォリ通りを散策するのもおすすめ。カフェでクロックムッシュやフランスの伝統的なスイーツを味わいながら一休みしましょう。
午後:セーヌ川クルーズとノートルダム大聖堂
午後はセーヌ川クルーズに乗船して、パリの街を水上から楽しみます。6月は日が長いため、昼間の明るい時間帯に乗ると美しい景色を存分に楽しめます。クルーズ後は、ノートルダム大聖堂へ。大聖堂の荘厳な建築を眺めながら、パリの歴史に思いを馳せるのも素敵な体験です。
夜:モンマルトルの丘で夜景鑑賞
最後に訪れたいのが、モンマルトルの丘。サクレ・クール寺院の階段から眺めるパリの夜景は圧巻です。夕暮れ時から訪れると、街の灯りがともる美しい瞬間を楽しめます。モンマルトルにはアーティストが集まるテルトル広場や、おしゃれなレストランも多いので、ディナーを楽しんで一日を締めくくりましょう。
ロンドンの6月はイベント盛りだくさん!バッキンガム宮殿からロイヤルアスコットまでの楽しみ方
6月のロンドンは、さまざまなイベントや特別な観光スポットが楽しめる魅力的な季節です。晴れの日が増え、気温も過ごしやすく、市内観光にも最適な時期です。この時期ならではのおすすめスポットとイベントを巡る観光プランを紹介します。
午前:バッキンガム宮殿と衛兵交代式
ロンドン観光の定番であるバッキンガム宮殿は、6月の朝に訪れるのが理想的です。この時期は比較的天気が良く、宮殿前の広場で行われる「衛兵交代式」が特に見ごたえがあります。通常、午前11時頃に行われますが、人気のため早めに行って良い場所を確保するのがポイントです。赤い制服と黒い熊毛帽をかぶった衛兵たちが音楽とともに行進する様子は、ロンドンならではの光景です。
昼:ウェストミンスター寺院とビッグ・ベン
衛兵交代式を見た後は、徒歩でウェストミンスター寺院へ向かいましょう。英国王室の歴史に深く関わるこの寺院は、歴代の国王が戴冠式を行った場所であり、荘厳なゴシック建築が魅力です。見学の後は、ロンドンの象徴であるビッグ・ベンと国会議事堂を眺めながら写真撮影を楽しみます。
午後:ロイヤル・アスコット観戦
6月のロンドンで特におすすめなのが、「ロイヤル・アスコット」。これはイギリス王室主催の格式高い競馬イベントで、毎年6月中旬に開催されます。エリザベス女王(在位時)をはじめ、王族や著名人が訪れることでも有名で、観客もエレガントなドレスや帽子を身に着ける伝統があります。競馬の結果以上に、ファッションや華やかな雰囲気を楽しむのが醍醐味です。
夜:テムズ川沿いのディナーと夜景観賞
ロイヤル・アスコットの興奮が冷めやらぬまま、市内へ戻ったらテムズ川沿いでディナーを楽しみましょう。ロンドン・アイがライトアップされ、夜景が美しいスポットが多数あります。特に、タワーブリッジ周辺のレストランでは、英国料理を楽しみながら素晴らしい景色を堪能できます。6月のロンドンは夜9時頃まで明るいので、ゆったりと夜を満喫できるのも魅力の一つです。
ローマで歴史と美食を堪能!コロッセオ、バチカン市国、地元レストラン巡りの最適ルート
ローマは「永遠の都」と称されるほど、歴史的遺産が数多く残る魅力的な都市です。6月のローマは日差しが強くなり始めるものの、湿度が低く、観光には絶好の時期です。ここでは、歴史的なスポットを巡りながら、本場のイタリア料理を楽しむ最適なルートを紹介します。
午前:コロッセオとフォロ・ロマーノを巡る
ローマ観光のスタートは、ローマ帝国時代の象徴である「コロッセオ」から始めましょう。朝早く訪れることで、観光客の混雑を避けることができます。コロッセオは約5万人を収容できる巨大な円形闘技場で、かつて剣闘士たちが壮絶な戦いを繰り広げた場所です。歴史の重みを感じながら、その壮大な構造を堪能しましょう。
コロッセオの見学後は、すぐ近くにある「フォロ・ロマーノ」へ移動します。ここは古代ローマの政治・経済・宗教の中心地だった場所で、遺跡が点在する広大なエリアです。神殿や凱旋門などを眺めながら、ローマ帝国時代の繁栄に思いを馳せることができます。
昼:バチカン市国で美術鑑賞
午後はローマ市内から少し移動し、世界最小の独立国家「バチカン市国」を訪れます。バチカンはカトリックの総本山であり、世界的に有名な「サン・ピエトロ大聖堂」と「バチカン美術館」があります。
バチカン美術館では、ミケランジェロが手掛けた「システィーナ礼拝堂の天井画」は必見です。また、膨大なコレクションの中にはラファエロの作品や古代ギリシャ・ローマの彫刻も展示されており、芸術好きにはたまらないスポットです。
午後:スペイン広場とトレヴィの泉でローマ散策
バチカンの壮大な美術に圧倒された後は、少しリラックスしながらローマの街並みを楽しみましょう。「スペイン広場」は、映画『ローマの休日』でオードリー・ヘップバーンがジェラートを食べたシーンで有名な場所です。広場の階段に座ってひと休みするのもローマらしい過ごし方です。
その後は「トレヴィの泉」へ向かいます。この泉に背を向けてコインを投げ入れると、「またローマに戻って来られる」という言い伝えがあります。ローマの美しい噴水を眺めながら願いを込めてみましょう。
夜:地元レストランで絶品イタリア料理
ローマの夜は、イタリア料理を堪能することに尽きます。観光地の中心部にもレストランは多いですが、本当に美味しい料理を味わいたいなら、地元の人が通うトラットリア(大衆食堂)やオステリア(カジュアルなレストラン)を探してみましょう。
おすすめは、ローマ名物の「カルボナーラ」や「アマトリチャーナ」。どちらも濃厚なソースが特徴で、本場ならではの味わいが楽しめます。さらに、「サルティンボッカ(仔牛肉のソテー)」や「ティラミス」などの伝統料理を味わえば、ローマの夜を締めくくるのにふさわしい食事になるでしょう。
6月限定の穴場スポット!観光客が少なくて快適なパリ・ロンドン・ローマの隠れた名所
6月のヨーロッパ旅行は気候も良く、観光しやすい時期ですが、人気スポットは混雑しがちです。そこで、観光客が比較的少なく、静かに楽しめる穴場スポットを紹介します。
パリの穴場スポット:ベルシー公園とラ・クープール
パリで落ち着いた時間を過ごしたいなら「ベルシー公園」がおすすめです。セーヌ川沿いに広がる緑豊かな公園で、美しい庭園や小川があり、観光の合間にリラックスできます。すぐ近くの「ベルシー・ヴィラージュ」にはおしゃれなカフェやワインバーが並び、観光客が少なく地元の雰囲気を味わえます。
また、パリのグルメスポットとして「ラ・クープール」も穴場です。1927年創業の老舗ブラッスリーで、ピカソやヘミングウェイも通った歴史的なレストラン。観光地の喧騒から少し離れ、伝統的なフレンチを楽しむのに最適な場所です。
ロンドンの穴場スポット:リトル・ヴェニスとデニス・サーバーズ・ハウス
ロンドンで静かな時間を過ごしたいなら「リトル・ヴェニス」がおすすめです。パディントン駅近くにある運河沿いのエリアで、カラフルなボートやカフェが並び、ロンドン中心部とは思えないのどかな雰囲気があります。ボートクルーズに乗れば、リージェンツ運河を通ってカムデンタウンまで行けるのも魅力です。
また、「デニス・サーバーズ・ハウス」はロンドンの隠れた名所の一つ。18世紀のロンドンの生活を再現した個性的な博物館で、部屋の中にはロウソクの明かりが灯り、まるで当時の住人が今も暮らしているかのような演出がされています。観光客が少なく、静かに歴史を感じられる場所です。
ローマの穴場スポット:アヴェンティーノの丘とトラステヴェレ地区
ローマの観光地の喧騒を離れ、静かな時間を過ごしたいなら「アヴェンティーノの丘」がおすすめです。ここには「マルタ騎士団の鍵穴」という不思議なスポットがあり、鍵穴を覗くとサン・ピエトロ大聖堂の美しい姿が見えることで有名です。また、丘の上には「オレンジ庭園」と呼ばれる公園があり、ローマ市内を一望できる絶景スポットになっています。
さらに、ローマのもう一つの穴場「トラステヴェレ地区」も訪れてみる価値があります。昔ながらのローマの街並みが残るエリアで、小さな広場や石畳の道に囲まれたトラットリアが点在。地元の人たちが集う雰囲気の中で、本場のイタリアンを楽しめます。
旅行前に知っておきたい!6月のヨーロッパ旅行で役立つ服装・持ち物・注意点
6月のヨーロッパ旅行は気候が快適で過ごしやすいですが、地域ごとに気温差があり、旅行の準備には工夫が必要です。ここでは、6月のパリ・ロンドン・ローマを訪れる際に適した服装、持ち物、旅行前に知っておくべき注意点を詳しく紹介します。
6月のパリ・ロンドン・ローマの気候と服装のポイント
パリ(フランス): 6月のパリは気温が15〜25℃程度で、日本の春や初夏に近い気候です。昼間は半袖や薄手のシャツで快適に過ごせますが、朝晩は冷え込むこともあるため、薄手のジャケットやカーディガンがあると便利です。特に6月は雨が降る日も多いため、折りたたみ傘やレインコートを持参すると安心です。
ロンドン(イギリス): ロンドンの6月は平均気温が12〜22℃程度で、比較的涼しく、天候が変わりやすいのが特徴です。晴れた日でも急に曇ったり小雨が降ることがあるため、防水仕様のジャケットや折りたたみ傘は必須です。また、風が強い日もあるので、軽めのウインドブレーカーなどを持っていくと便利です。
ローマ(イタリア): 6月のローマは平均気温が20〜30℃と高く、日本の初夏から真夏に近い気候です。日中はかなり暑くなるため、半袖のTシャツやリネン素材の服が適しています。ただし、バチカン市国や教会を訪れる場合、露出の多い服装は避ける必要があります。女性は肩を隠せるストールや薄手のカーディガンを、男性は膝丈以上のパンツを持参すると良いでしょう。
持ち物リスト:必須アイテムと便利グッズ
必須アイテム
パスポート&コピー(万が一紛失した際のためにコピーを用意)
海外旅行保険証(病気や盗難に備える)
クレジットカード(ヨーロッパはキャッシュレスが進んでいるため必須)
ユーロとポンドの現金(チップや小額の支払い用)
スマホ&充電器(ヨーロッパ対応のプラグ変換アダプターも忘れずに)
あると便利なもの
折りたたみ傘&レインコート(急な雨に備える)
日焼け止め&サングラス(ローマの日差し対策)
歩きやすい靴(石畳が多いためスニーカーやクッション性のある靴がベスト)
エコバッグ(スーパーやお土産店で役立つ)
小さなリュックやクロスボディバッグ(スリ対策として体に密着するバッグがおすすめ)
6月のヨーロッパ旅行で注意すべきポイント
- スリや置き引きに注意
ヨーロッパの主要観光地ではスリが多発しています。特にロンドンの地下鉄、パリのメトロ、ローマの観光スポット周辺では注意が必要です。貴重品は前面に持つバッグに収納し、ズボンの後ろポケットには財布を入れないようにしましょう。 -
店や観光地の営業時間に注意
ヨーロッパの多くの店は日曜日に休業することがあり、営業時間も日本より短めです。特にパリでは月曜日に休む美術館やレストランも多いため、事前に営業時間をチェックしておくとスムーズに観光できます。 -
公共交通機関のストライキ情報を確認
フランスやイタリアでは公共交通機関のストライキが発生することがあります。旅行前に現地の交通機関の運行状況を確認し、代替手段(バスやタクシー)を把握しておくと安心です。
このように、6月のヨーロッパ旅行は快適に過ごせるものの、地域ごとの気候や観光事情に合わせた準備が必要です。次のセクションでは、旅費を抑えるためのお得な予約方法について解説します。
旅のコストを抑えるコツ!航空券・ホテル・レストランをお得に予約する方法
6月のヨーロッパ旅行は観光に最適な時期ですが、ハイシーズンに向けて航空券や宿泊費が上昇する傾向にあります。ここでは、少しでも旅費を抑えながら快適な旅行を実現するための具体的な方法を紹介します。
航空券を安く予約するコツ
- 早めの予約が鉄則
6月の航空券は3月頃から価格が上がり始めるため、できるだけ早く予約するのがポイントです。特にゴールデンウィーク明けの時期は比較的安くなるため、5月中旬までに予約するとお得に購入できる可能性が高くなります。 -
直行便と乗継便を比較する
日本からパリ・ロンドン・ローマへは直行便がありますが、乗継便を利用すると価格が安くなる場合があります。例えば、ドバイ(エミレーツ航空)やイスタンブール(ターキッシュエアラインズ)経由でヨーロッパに入るルートは、直行便よりも安くなることが多いです。 -
火曜・水曜発の便を狙う
航空券の価格は曜日によって変動します。一般的に週末出発は高く、火曜・水曜発の便が安い傾向にあります。特にロンドンやパリはビジネス需要が多いため、週末や月曜の朝の便は高くなりがちです。
ホテルをお得に予約する方法
-
公式サイトのキャンペーンを利用する
ホテル予約サイトを利用するのも良いですが、直接ホテルの公式サイトで予約すると、割引キャンペーンや特典が付くことがあります。特にヨーロッパのホテルでは「直予約限定の朝食無料サービス」や「チェックアウト時間延長」などの特典を提供していることがあるので、事前に確認してみましょう。 -
観光地の中心から少し離れたエリアを選ぶ
パリならモンマルトルやベルシー、ロンドンならカムデンやハマースミス、ローマならトラステヴェレなど、中心部から少し離れたエリアに宿泊すると、宿泊費を大幅に節約できます。地下鉄やバスで簡単に移動できるエリアを選べば、観光の利便性を損なわずに滞在費を抑えられます。 -
アパートメントホテルやB&Bを利用する
長期滞在や家族旅行なら、キッチン付きのアパートメントホテルやB&B(ベッド&ブレックファスト)を利用するのもおすすめです。特にローマでは、地元の住宅を改装したB&Bが充実しており、ホテルよりもリーズナブルに滞在できることが多いです。
レストランでの食費を節約するコツ
-
ランチをメインに楽しむ
ヨーロッパのレストランでは、ディナーよりもランチの方が圧倒的に安くなります。特にパリやロンドンの高級レストランでは、ランチタイムにリーズナブルなコースを提供していることがあるため、ディナーよりもお得に本格的な料理を楽しめます。 -
ローカルのカフェや市場を活用する
観光地のレストランは価格が高めに設定されていますが、地元の人が通うカフェや市場のフードコートを利用すれば、安くて美味しい料理を楽しめます。例えば、ロンドンの「バラ・マーケット」では新鮮な食材を使ったグルメが並び、リーズナブルな価格で食事を楽しめます。 -
テイクアウトを活用する
ローマでは、パニーニやピッツァ・アル・タリオ(切り売りピザ)が手軽に楽しめます。観光しながら食べられるため、レストランでの食事時間を節約しつつ、現地の味を満喫できます。
旅のコストを抑えながらも、快適な旅行を楽しむためには、早めの予約と現地での工夫が大切です。次のセクションでは、各都市で味わうべき絶品グルメについて紹介します。
6月のヨーロッパ旅行で絶対に味わいたい!各都市の絶品グルメとおすすめカフェ
ヨーロッパ旅行の楽しみの一つは、各地で味わう美味しい料理です。6月は新鮮な食材が豊富に出回り、旬の味覚を楽しめる季節でもあります。ここでは、パリ・ロンドン・ローマで必ず食べたい絶品グルメと、おすすめのカフェ・レストランを紹介します。
パリの絶品グルメとおすすめカフェ
- 伝統のフレンチトースト「パン・ペルデュ」
フランスの朝食やブランチでよく食べられる「パン・ペルデュ(フレンチトースト)」は、パリのカフェでぜひ味わいたい一品です。特に「Holybelly」や「Carette」では、ふわふわのフレンチトーストにフルーツやクリームが添えられ、絶品の味わいが楽しめます。 -
初夏のシーフード「ブルターニュ産ムール貝」
6月はフランス北部ブルターニュ地方でムール貝が旬を迎えます。パリでは「レオン・ド・ブリュッセル」などのレストランで、白ワインやクリームソースで蒸したムール貝を味わうことができます。フライドポテトと一緒に食べるのが定番のスタイルです。 -
地元の雰囲気が楽しめるカフェ「カフェ・ド・フロール」
パリのサンジェルマン・デ・プレにある「カフェ・ド・フロール」は、文豪ジャン=ポール・サルトルやシモーヌ・ド・ボーヴォワールが通った老舗カフェ。コーヒーを飲みながら、パリらしい優雅なひとときを過ごせます。
ロンドンの絶品グルメとおすすめカフェ
-
王道の「フィッシュ&チップス」
ロンドンに来たなら、名物のフィッシュ&チップスは外せません。「Poppies」や「The Golden Hind」などの老舗店では、カリカリの衣をまとった白身魚に、たっぷりのビネガーをかけて楽しめます。 -
初夏限定の「イギリス産アスパラガス料理」
6月はイギリス産のアスパラガスが最も美味しい時期。ロンドンの「Rochelle Canteen」では、新鮮なアスパラガスを使ったシンプルなグリル料理を味わえます。旬の野菜を使ったイギリス料理は、素材の美味しさが際立ちます。 -
アフタヌーンティーを楽しむなら「スケッチ(Sketch)」
ロンドンのアフタヌーンティー文化を満喫するなら、メイフェア地区にある「Sketch」がおすすめ。アートギャラリーのような店内で、上品な紅茶と絶品スイーツを堪能できます。
ローマの絶品グルメとおすすめカフェ
-
本場の「カルボナーラ」
ローマに来たら、ぜひ本場のカルボナーラを味わいましょう。卵、ペコリーノ・ロマーノチーズ、パンチェッタ(塩漬け豚肉)、黒胡椒のみで作られるシンプルな料理ですが、現地の味は格別です。「Roscioli」や「Da Felice」は、特に評判の高い名店です。 -
初夏にぴったりの「冷製カチョ・エ・ペペ」
暑いローマの6月におすすめなのが、カチョ・エ・ペペ(チーズと黒胡椒のパスタ)の冷製バージョン。リフレッシュできる味わいで、「Flavio al Velavevodetto」では、夏限定で提供されることもあります。 -
イタリアンジェラートを楽しむなら「ジェラテリア・デル・テアトロ」
ローマの暑さを和らげるなら、本場のジェラートは欠かせません。「ジェラテリア・デル・テアトロ」では、季節のフルーツを使ったジェラートが楽しめ、特に6月はイチゴやメロンのフレーバーが人気です。
それぞれの都市には、その土地ならではの美味しい料理やスイーツがあります。次のセクションでは、旅行中にスムーズに移動するための交通機関の使い方を紹介します。
現地での移動手段はこれがベスト!パリ・ロンドン・ローマの交通機関の使いこなし術
ヨーロッパ旅行を快適に過ごすためには、現地の交通機関をスムーズに利用することが重要です。パリ・ロンドン・ローマはそれぞれ公共交通機関が発達しており、適切に利用すれば移動コストを抑えつつ、効率的に観光を楽しめます。ここでは、各都市の移動手段と便利な乗車券、利用時のポイントを紹介します。
パリの交通機関:メトロとバスを活用
パリ市内の移動は「メトロ(地下鉄)」が最も便利です。14路線が市内を網羅しており、観光スポット間の移動がスムーズにできます。
おすすめの乗車券
ナヴィゴ・デクーヴェルト(Navigo Découverte)
1週間乗り放題の定期券(約30ユーロ+5ユーロのカード発行料)
月曜日から日曜日までの利用で、5日以上滞在するならお得
カルネ(Carnet)
10枚セットの回数券(約17ユーロ)で、数日間の旅行なら最適
利用時のポイント
メトロは改札が自動式なので、切符をなくさないよう注意
バスは景色を楽しみながら移動できるため、観光気分を味わえる
パリのタクシーは流しで拾うより、アプリ(UberやBolt)を使うのが一般的
ロンドンの交通機関:オイスターカードで快適に
ロンドンは「地下鉄(Tube)」と「バス」の路線が発達しており、どこへ行くにも便利です。地下鉄はゾーン制になっており、ゾーン1〜2内での移動が主になります。
おすすめの乗車券
オイスターカード(Oyster Card)
事前チャージ式のICカードで、乗るたびに自動で運賃が引かれる
1日の最大運賃(デイリーキャップ)が設定されており、それ以上は課金されないため安心
コンタクトレス決済(Contactless Payment)
クレジットカードのタッチ決済でオイスターカードと同じ料金システムを利用可能
特に短期滞在者には便利
利用時のポイント
ピーク時(朝7:30〜9:30、夕方17:00〜19:00)は地下鉄が混雑するため避ける
2階建てバス(ダブルデッカー)は景色を楽しむのに最適で、特にルート24やルート9が観光向き
ロンドンのタクシー(ブラックキャブ)は高額なため、Uberなどの配車サービスを利用するのが賢い選択
ローマの交通機関:バスとトラムを駆使する
ローマはメトロ(地下鉄)が3路線しかなく、観光地へのアクセスはバスやトラムの方が便利なことが多いです。
おすすめの乗車券
BIT(1回券)
100分間有効の乗車券(1.5ユーロ)で、バス・トラム・地下鉄に乗車可能
Roma /72時間チケット
24時間(7ユーロ)、48時間(12.5ユーロ)、72時間(18ユーロ)と時間単位で乗り放題
Roma Pass
交通機関乗り放題+美術館や遺跡の入場券がセットになった観光パス
利用時のポイント
バスは乗車前に切符を購入し、車内の打刻機で刻印する必要がある
ローマのタクシーは観光客向けのぼったくりが多いため、公式のタクシースタンドを利用するか、Uberを使うのが無難
移動距離が短い場合は、歩いた方が早いことも多い(特にコロッセオ〜トレビの泉〜スペイン広場など)
3都市とも公共交通機関をうまく活用すれば、快適に移動しながら効率よく観光を楽しむことができます。次のセクションでは、日本からのフライトについて詳しく解説します。
日本からの直行便・経由便はどれが最適?6月の航空券の選び方と予約のポイント
ヨーロッパ旅行を成功させるためには、移動の負担を軽減し、できるだけ快適に目的地へ到着することが重要です。ここでは、日本からパリ・ロンドン・ローマへの直行便・経由便の選び方と、お得な航空券の予約方法について詳しく解説します。
日本からの直行便がある都市と航空会社
日本からヨーロッパへは、直行便を利用するのが最も便利ですが、運航している路線は限られています。6月のフライトは比較的混雑するため、早めの予約が必要です。
パリ(シャルル・ド・ゴール空港)
日本航空(JAL):羽田・成田 ⇔ パリ
全日空(ANA):羽田 ⇔ パリ
エールフランス(AF):羽田・成田 ⇔ パリ
ロンドン(ヒースロー空港)
日本航空(JAL):羽田 ⇔ ロンドン
全日空(ANA):羽田 ⇔ ロンドン
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA):羽田 ⇔ ロンドン
ローマ(フィウミチーノ空港)
ITAエアウェイズ(旧アリタリア航空):成田 ⇔ ローマ(季節運航の可能性あり)
6月のヨーロッパ便は座席が埋まりやすいため、希望の時間帯や料金帯で予約するには3〜4ヶ月前の購入が理想です。
経由便を利用する場合のおすすめルート
直行便が高額な場合や、目的地がローマで直行便がない場合は、乗継便を活用するのも良い選択肢です。乗り継ぎ時間を考慮しつつ、コストパフォーマンスの良いルートを選びましょう。
パリ・ロンドン・ローマ行きのおすすめ経由ルート
カタール航空(QR):ドーハ経由(羽田・成田・関空 → ドーハ → ヨーロッパ各都市)
エミレーツ航空(EK):ドバイ経由(成田・羽田・関空 → ドバイ → ヨーロッパ各都市)
ターキッシュエアラインズ(TK):イスタンブール経由(成田・関空 → イスタンブール → ヨーロッパ各都市)
フィンエアー(AY):ヘルシンキ経由(成田・関空 → ヘルシンキ → ヨーロッパ各都市)
フィンエアー経由のルートは、ヨーロッパ内の乗り継ぎ時間が短く、日本からのフライト時間も比較的短めなので、特に人気があります。
航空券をお得に予約するポイント
予約は3〜4ヶ月前がベスト
6月の航空券は、3月頃から価格が上昇し始めるため、早めの予約が肝心です。特にゴールデンウィーク明け(5月上旬)には値上がりするため、それ以前に購入するのが理想的です。
航空会社の公式サイトと比較サイトを併用する
Skyscanner(スカイスキャナー)やExpedia(エクスペディア)などの比較サイトで最安値をチェックしつつ、航空会社の公式サイトでも価格を確認しましょう。公式サイトの方が手数料がかからず、キャンセル時の対応がスムーズな場合が多いです。
曜日によって価格が変わる
航空券の価格は曜日によって変動します。週末発の便は割高になりやすいため、火曜・水曜出発の便を選ぶと安くなることが多いです。また、帰国便も金曜・土曜より、月曜・火曜の方が安くなる傾向があります。
乗り継ぎ時間を確認する
経由便を選ぶ場合、乗り継ぎ時間が短すぎると荷物の積み替えが間に合わないことがあるため、最低でも2時間以上の乗り継ぎ時間がある便を選ぶのが安心です。
LCC(格安航空会社)を活用する
例えば、日本からヨーロッパの主要都市まで大手航空会社で飛び、その後LCC(ライアンエアー、イージージェットなど)を利用して目的地へ移動することで、全体の旅費を抑えられることもあります。
このように、6月のヨーロッパ旅行は早めの計画が鍵となります。フライトの選択肢を広げることで、より快適でコストパフォーマンスの良い旅行を実現できるでしょう。
次のセクションでは、記事のまとめに入ります。
まとめ
6月のヨーロッパ旅行は、快適な気候と観光のベストシーズンが重なる最高の時期です。パリ・ロンドン・ローマの各都市には、それぞれ魅力的な観光地があり、この季節ならではの楽しみ方が満載です。
パリでは、エッフェル塔やルーブル美術館といった定番観光スポットに加え、セーヌ川クルーズやモンマルトルの夜景など、ロマンティックな体験ができます。ロンドンでは、バッキンガム宮殿の衛兵交代式やロイヤル・アスコットといった王室文化に触れられるイベントがあり、歴史と格式を感じる旅が楽しめます。ローマでは、コロッセオやバチカン市国を巡りながら、カルボナーラやジェラートといった本場のグルメを味わうことができます。
また、観光客が少ない穴場スポットを訪れることで、混雑を避けながら現地の雰囲気を満喫することも可能です。ベルシー公園(パリ)、リトル・ヴェニス(ロンドン)、アヴェンティーノの丘(ローマ)など、静かに楽しめる場所も多くあります。
旅行の準備に関しては、6月の気候に合わせた服装を選び、日焼け対策や急な雨への備えを忘れないことが重要です。特にローマでは、教会などの観光時にドレスコードがあるため、適切な服装を用意しておくとスムーズに観光できます。また、スリや公共交通機関のストライキに注意し、安全で快適な旅を楽しむための準備を整えましょう。
旅費を抑えるためには、航空券・ホテル・レストランの予約を工夫することが大切です。航空券は3〜4ヶ月前の予約が理想で、直行便と乗継便を比較しながらコストパフォーマンスの良いルートを選びましょう。ホテルは観光地の中心から少し離れたエリアを選ぶことで宿泊費を節約できます。食事に関しては、ランチメニューを活用したり、ローカル市場やテイクアウトを利用することで、リーズナブルに美食を堪能できます。
現地での移動には、パリのメトロ、ロンドンのオイスターカード、ローマのバス&トラムを活用することで、効率よく観光を進めることができます。それぞれの都市の交通機関の特徴を把握し、最適なチケットを購入することで、移動コストを抑えながらスムーズに移動できるでしょう。
最後に、日本からのフライト選びも重要なポイントです。直行便と経由便の違いや、航空券の予約タイミングを考慮しながら、無理のないスケジュールで計画を立てることが、快適な旅を実現する鍵となります。
6月のヨーロッパは、美しい街並みと爽やかな気候、そして文化やグルメを満喫できる最高の時期です。今回紹介した情報を参考に、思い出に残る素晴らしい旅を計画してください。