目次(もくじ)
- 1 出発前のワクワク準備!子どもと一緒に立てたレゴランド旅行計画
- 2 移動手段は新幹線?車?子連れ旅行に最適なアクセス方法を徹底比較
- 3 ホテル選びがカギ!レゴランド・ジャパン・ホテルに泊まって正解だった理由
- 4 朝から大興奮!入場直後に向かうべきエリアとその楽しみ方
- 5 小学生に大人気!「ナイト・キングダム」と「アドベンチャー・エリア」の魅力
- 6 食事も楽しい思い出に!レゴブロック型ポテトが出てくるレストラン体験
- 7 雨でも安心!屋内アトラクションとワークショップで大満足の一日
- 8 丸一日遊び尽くすためのスケジュール例と休憩の取り方
- 9 お土産コーナーで迷わない!子どもが本気で選んだベスト3グッズ
- 10 最後まで楽しめる!閉園前に立ち寄りたいフォトスポットと演出
- 11 実際にかかった費用を公開!家族4人での予算と節約ポイント
- 12 帰宅後もずっと話題に!レゴランドが残した心に残る家族の思い出
- 13 まとめ
出発前のワクワク準備!子どもと一緒に立てたレゴランド旅行計画
レゴランド旅行は、出発前からすでに楽しみが始まっています。今回は小学生の息子との初めてのレゴランド・ジャパン旅行ということで、家族全員で旅行計画を立てるところからワクワクが止まりませんでした。
まずは公式サイトでレゴランドの全体マップを確認し、息子と一緒に「行きたいエリア」や「乗りたいアトラクション」をリストアップ。特に「ナイト・キングダム」や「アドベンチャー・エリア」には強い興味を持っていたので、それらを中心に一日のスケジュールを組むことにしました。
また、土日や連休はかなり混雑するという情報があったため、平日を選んで予定を組むことに。宿泊するホテルの予約、チケットの事前購入、アトラクションの待ち時間対策など、スムーズな旅行のために細かい部分まで確認しました。事前に子どもと一緒にYouTubeでアトラクションの動画を見たり、公式アプリをダウンロードして操作方法を練習したりもしました。こうした準備を一緒に行うことで、息子の旅行への期待感がどんどん高まっていくのが目に見えて分かりました。
さらに、お小遣いの使い道もあらかじめ相談。お土産で何を買うか、どのレストランで食べたいか、親が決めるのではなく子どもの意見を尊重することで、旅行そのものに「自分の意思で楽しむ」という感覚が芽生えていたように思います。こうして旅行前から親子でたっぷりと話し合い、レゴランドに向けての期待がふくらむ時間は、もう立派な思い出の一部になりました。
移動手段は新幹線?車?子連れ旅行に最適なアクセス方法を徹底比較
レゴランド・ジャパンは愛知県名古屋市港区にあり、電車でも車でもアクセスが可能です。今回の旅行では、小学生の息子を連れての移動ということもあり、移動中もできるだけストレスが少ない方法を選ぶ必要がありました。検討した結果、新幹線と車のどちらが適しているかを真剣に比較することになりました。
まず新幹線を使った場合、最寄り駅は名古屋駅で、そこからあおなみ線で金城ふ頭駅まで乗り換えるルートが一般的です。東京からだと約1時間40分、大阪からでも約1時間ほどで名古屋に到着するため、時間的にはとても効率的です。乗り換えもスムーズに行けば子どもでも疲れにくく、途中の駅でお弁当を買ったり、お菓子を楽しみながらの移動はむしろ楽しいイベントのようになりました。特に新幹線が好きな子どもにとっては、それ自体が大きな思い出になります。
一方、車での移動は荷物が多い場合や、小さな兄弟がいる家族にとっては非常に便利です。休憩を自由に取れる点や、行き帰りに他の観光地に立ち寄る柔軟な計画が立てやすいというメリットもあります。ただし、渋滞のリスクや、駐車場料金、運転中の大人の疲労などを考えると、子どもがある程度大きくなっている場合には新幹線+電車移動の方が快適かもしれません。
最終的に私たちは新幹線を選びました。子どもが乗り物好きであること、移動時間を短くしたいこと、そして駅からのアクセスが非常に整っているという点が決め手でした。実際に利用してみて、名古屋駅からあおなみ線での移動もスムーズで、金城ふ頭駅からレゴランドまでの道のりもほぼ直結しており、ベビーカーでも困ることなく到着できました。
ホテル選びがカギ!レゴランド・ジャパン・ホテルに泊まって正解だった理由
レゴランド・ジャパンを訪れるなら、ホテル選びも重要なポイントです。今回私たちは、レゴランド・ジャパン・ホテルに宿泊することを選びましたが、それが結果的に大正解でした。子どもにとっても大人にとっても満足度の高い滞在となり、まさに旅の楽しさを何倍にも引き上げてくれました。
このホテルの最大の魅力は、なんといってもその世界観。チェックインをした瞬間からレゴの世界に飛び込んだような演出が施されており、ロビーには巨大なレゴブロックで作られたオブジェが並び、子どもたちの目はキラキラと輝いていました。宿泊フロアや客室もテーマ別に分かれていて、パイレーツやキングダム、アドベンチャーなど子どもが喜ぶ装飾が至るところに施されています。今回宿泊したのは「キングダムテーマ」の部屋で、まるで中世のお城に泊まっているような雰囲気でした。
部屋には二段ベッドやレゴブロックが備え付けられており、滞在中も飽きることなく楽しめます。大人用ベッドと子ども用スペースが分かれているため、家族全員がゆったりと過ごすことができました。また、チェックイン時に子どもが挑戦できる「トレジャーハント」が用意されており、部屋に隠されたヒントを探して金庫を開けるという遊び心ある仕掛けは、まさに冒険のような体験でした。
朝食はビュッフェ形式で、子どもでも食べやすいメニューが豊富に揃っており、朝からモリモリ食べる息子の姿に親としても嬉しくなりました。レゴランドの入場ゲートからも徒歩数分という抜群の立地で、朝のんびりと準備しても余裕を持って開園に間に合う点も魅力です。
旅先での滞在が快適で楽しいと、それだけで旅行全体の満足度が一気に高まります。レゴランド・ジャパン・ホテルは、子どもにとって夢のような空間であるだけでなく、大人にも「また来たい」と思わせてくれる素晴らしいホテルでした。
朝から大興奮!入場直後に向かうべきエリアとその楽しみ方
レゴランドの一日は、開園と同時にスタートします。開園直後は、まだ多くの人が到着していないため、人気アトラクションに待ち時間少なく乗れる貴重なタイミングです。特に小学生の子ども連れであれば、この時間をどう使うかがその日の満足度に大きく関わってきます。
私たちがまず向かったのは「ナイト・キングダム」エリア。中世の世界観を再現したこのエリアは、息子が旅行前から一番楽しみにしていた場所でもありました。ここには「ザ・ドラゴン」という本格的なジェットコースターがあります。対象年齢はやや高めですが、勇気を出して乗ってみた息子は、降りた瞬間「もう一回乗りたい!」と大興奮。その反応を見るだけでも、ここに最初に来て正解だったと確信できました。
次に向かったのが「アドベンチャー」エリア。このエリアには「サブマリン・アドベンチャー」などのユニークなアトラクションがあり、実際に水中を走行する潜水艇に乗り込む体験は、子どもにとってまさに探検そのもの。実際の魚が泳ぐ中をレゴの世界観と融合した演出で進むこのアトラクションは、大人でも見応えがありました。
レゴランドは敷地が広いため、入場直後の移動ルートはある程度絞っておくとスムーズです。開園前にエントランス付近に並び、入場後すぐに目当てのアトラクションに向かうことで、時間を最大限に活用できます。また、レゴランド公式アプリで待ち時間を随時チェックできるので、混雑状況を見ながら予定を柔軟に変更するのもおすすめです。
子どもの好みに合わせて、最初にどのエリアに向かうかを事前に話し合っておくことで、より充実した体験が可能になります。「最初にこれに乗ったから楽しかった!」という印象が、その日一日をより楽しく彩ってくれるのです。
小学生に大人気!「ナイト・キングダム」と「アドベンチャー・エリア」の魅力
レゴランドの中でも特に人気の高いエリアが、「ナイト・キングダム」と「アドベンチャー」です。小学生の息子が最もはしゃいでいたのも、まさにこの2つのエリアでした。
「ナイト・キングダム」は、中世ヨーロッパの騎士やお城をテーマにしたエリアで、どこを見渡しても物語の中に迷い込んだような世界観が広がっています。アトラクションの中心となる「ザ・ドラゴン」は、本格的なジェットコースターでありながら、レゴの世界観を楽しめる装飾や演出がふんだんに詰め込まれており、スリルとワクワクが同時に味わえます。また、少し怖がりな子ども向けには「ドラゴン・アプレンティス」というミニコースターも用意されていて、段階的に楽しめるのも魅力です。
一方の「アドベンチャー」エリアは、探検やミステリーをテーマにしたゾーンで、体を使って遊べるアトラクションが多いのが特徴です。特に「ロスト・キングダム・アドベンチャー」では、レーザー銃を使って的を狙いながら進むアトラクションで、息子はスコアに一喜一憂しながら夢中になって挑戦していました。ここではゲーム感覚で競えるので、兄弟や親子で一緒に楽しむのにも最適です。
また、これらのエリアではスタッフもテーマに合った衣装を着ていて、まさに非日常の世界。写真撮影スポットもたくさんあり、子どもたちはお気に入りのキャラクターや背景の前で何枚も記念撮影をしていました。親としても、こうした思い出をたくさん形に残せるのは嬉しいポイントです。
アトラクションだけでなく、細部まで作り込まれた建物やレゴモデルも見どころ満載で、子どもだけでなく大人もついつい見入ってしまうほど。テーマ性がしっかりしていることで、家族全員がストーリーの中に入り込んだような感覚を味わえました。
食事も楽しい思い出に!レゴブロック型ポテトが出てくるレストラン体験
レゴランドでの食事は、単なる「腹ごしらえ」の時間ではありません。それ自体がアトラクションの一部のように、子どもにとっても忘れられない思い出となる工夫がたくさん詰まっています。中でも一番印象に残ったのが、「レゴブロック型ポテト」。見た目からして子ども心をくすぐるこのポテトは、レゴファンでなくても思わず笑顔になってしまうインパクトがあります。
私たちは「ブリック・ハウス・バーガー」で昼食を取りましたが、ここは店内の装飾もレゴモチーフで統一されており、まるでレゴの世界で食事をしているような感覚になります。子ども用のメニューは味付けも優しく、ボリュームも適度で、食が細い息子でもほぼ完食してしまうほどでした。また、メニューに写真が多く使われているため、子どもが自分で食べたいものを選びやすいのも好印象でした。
驚いたのは、レストラン内のスタッフの接客も非常にフレンドリーで、子どもにも目線を合わせて話しかけてくれる点です。「このポテト、レゴにそっくりだね!」と声をかけてもらい、息子は照れながらも嬉しそうにしていました。こうしたちょっとした会話や気遣いが、親としても安心できる大きな要素です。
さらに、レゴランド内には他にもバリエーション豊かなレストランが点在しており、ラーメンやカレー、サンドイッチなど、好き嫌いが多い子どもでも選択肢がたくさんあります。おやつタイムには「ファクトリー・サンドウィッチ・カンパニー」でレゴ型チョコレートを使ったスイーツも楽しめて、ちょっとした休憩時間もまた楽しみの一部に変わります。
食事の時間にただ座って食べるだけでなく、視覚的にも楽しく、味も満足できる内容になっているのは、子ども向けテーマパークとしての完成度の高さを感じさせます。旅行中に食事のトラブルがあると全体の気分も沈みがちですが、レゴランドではそうした心配を一切感じることなく、一食一食が旅行のハイライトになっていました。
雨でも安心!屋内アトラクションとワークショップで大満足の一日
旅行中の天気は予測しにくいものですが、レゴランドは雨の日でもしっかりと楽しめる工夫がされている点が魅力です。私たちが訪れた日も午後から小雨が降り始めましたが、その後もスケジュールをほとんど変更することなく、息子は終始笑顔で過ごしていました。
特におすすめしたいのが「レゴ・クリエイティブ・ワークショップ」。ここでは、専門スタッフの指導のもと、実際にレゴブロックを使って作品を作ることができます。参加には事前予約が必要ですが、雨の日には人気が集中するため、早めに確保しておくと安心です。息子は「動く恐竜を作ろう」というテーマの回に参加し、モーターを使って動くレゴ作品に挑戦。普段は家で自由に組み立てて遊ぶだけだった彼にとって、「動かす」要素が加わった体験はとても新鮮だったようで、集中して取り組む姿に成長を感じました。
また、「ビルド・アンド・テスト」では、自由に車を作ってコースで走らせることができ、他の子どもたちとの交流も自然と生まれていました。失敗しても笑ってやり直せるこの空間は、競争ではなく「創造」を楽しむことを目的としており、親もリラックスして見守れる雰囲気でした。
屋内施設が豊富にあることで、天候に左右されることなく一日を通して楽しめるのは、家族連れにはとてもありがたいポイントです。ベビーカーのまま入れる施設や、冷暖房が完備された休憩スペースも多く、小さなお子さんを連れたご家族にも配慮が行き届いています。
雨が降ったからこそ体験できた「静かにじっくり楽しむレゴの世界」は、ジェットコースターとはまた違った魅力を持っていて、結果的にとても充実した時間になりました。天気が悪くても「がっかり」ではなく「ラッキー」と感じられるのが、レゴランドの素晴らしさの一つです。
丸一日遊び尽くすためのスケジュール例と休憩の取り方
レゴランドは一日では遊びきれないほどの広さとコンテンツがあるため、限られた時間を有効に使うにはスケジュールの組み方がとても重要です。特に子ども連れの場合、体力や集中力の配分にも気を配る必要があります。私たちの旅行では、事前にざっくりとしたタイムテーブルを作っておいたことで、無理なく園内を回ることができ、結果的に大満足の一日になりました。
朝は開園30分前にはエントランスに到着し、入場と同時に「ナイト・キングダム」へ直行。午前中のうちに人気アトラクションを2〜3個体験することで、混雑による待ち時間のストレスを回避できました。子どもは早起きが少し大変そうでしたが、「朝早く行けば好きなアトラクションにすぐ乗れるよ」と話すと、前日から楽しみにしてくれて、当日はスムーズに出発できました。
11時頃には少し早めの昼食タイムに。混み合う前にレストランに入ることで、待ち時間なしで食事を楽しめました。食事の後は比較的空いている屋内アトラクションや、ワークショップ体験を中心に、午後の前半をゆっくり過ごすようにしました。この時間帯にしっかりと休憩を取り入れることで、子どもが後半バテるのを防ぐことができます。
午後2時から3時頃には、再び外のアトラクションへ。午前中に比べて多少混雑していても、待ち時間を見ながら空いている場所を狙って移動するスタイルで楽しみました。公式アプリでリアルタイムの待ち時間をチェックしながら、その場でスケジュールを調整できるのが非常に便利でした。
夕方は「ミニランド」やショップ、写真撮影スポットを巡る時間に。アトラクションに乗るだけでなく、レゴで再現された日本各地の都市を眺めたり、自由に写真を撮ったりすることで、息子も自分なりの楽しみ方を見つけていたようです。閉園前の時間帯は少し空いてくるので、午前中に混んでいたアトラクションにもう一度挑戦することもできました。
一日の流れの中で意識していたのは「遊ぶ」「休む」「食べる」「見る」というリズムを崩さないことです。予定を詰め込みすぎず、余白を持たせることで、子どもも親も焦らずに楽しめました。子連れのレゴランド旅行は、アトラクション制覇を目指すよりも、「家族でどんな時間を過ごせたか」を重視する方が、きっといい思い出になります。
お土産コーナーで迷わない!子どもが本気で選んだベスト3グッズ
レゴランドの楽しみのひとつが、なんといってもお土産選び。園内には複数のショップが点在しており、どこもレゴファンにとっては夢のような空間です。見ているだけでも楽しいのですが、子どもにとっては「何を買って帰るか」が真剣なテーマでもあります。息子も限られたお小遣いの中から、何を選ぶかを最後まで悩み抜いていました。
まず、彼が一番に選んだのが「ミニフィグ・ファクトリー」で作れるオリジナルミニフィグ。自分で顔、体、帽子、アクセサリーを選び、世界に一つだけのレゴ人形を作れる体験型の商品です。「自分の分身みたい」と言いながらパーツを一つひとつ真剣に選ぶ姿が印象的で、完成後はそのミニフィグを大事そうに箱に入れて持ち歩いていました。
二つ目に選んだのは、レゴランド限定の「ブロック型鉛筆ケース」。学校でも使える実用品でありながら、見た目がレゴそのものという遊び心あるデザインに、息子はひと目で心を奪われたようでした。色も豊富にあり、「友達に自慢できそう!」という理由で即決していました。
三つ目は、お菓子の詰め合わせセット。これは家族や友達に配るために購入したものですが、パッケージにもレゴキャラクターが使われていて、見た目も華やか。中身はチョコレートやクッキーが中心で、誰にあげても喜ばれる内容です。「これはばあばに」「これは友達の◯◯くんに」と、誰にあげるかを考えながら選ぶ時間そのものが楽しい思い出になっていました。
ショップには限定のブロックセットやアパレル、文房具など多彩な商品が揃っているため、子どもはつい目移りしてしまいがちです。しかし、事前に「買っていいのは3つまで」などルールを決めておくと、選ぶ楽しさを残しつつ、時間や予算もコントロールしやすくなります。
お土産選びは旅行の最後の大きなイベント。子どもの選んだ品を見るたびに、その日の楽しい記憶がよみがえってきます。息子にとっても「自分で選んだ」という達成感があり、大切に使い続けているのが嬉しい限りです。
最後まで楽しめる!閉園前に立ち寄りたいフォトスポットと演出
レゴランドでの楽しい一日を締めくくるのにぴったりなのが、閉園前の「フォトスポット巡り」です。夕方になるとアトラクションの待ち時間も徐々に減り、園内は昼間の賑わいとは違った落ち着いた雰囲気になります。このタイミングでゆったりと園内を歩きながら、フォトジェニックな場所を巡るのは、家族での大切な思い出づくりに最適な時間です。
まず外せないのが、エントランス付近にある「レゴランド・ジャパン」のロゴが入った巨大なレゴモデル。ここは王道の記念撮影スポットで、入園時は混雑していることも多いのですが、閉園前なら比較的空いていてゆっくり撮影できます。スタッフが写真を撮ってくれることもあるので、家族全員での記念写真を残したい人にはぴったりです。
次におすすめしたいのは、「ミニランド」エリア。日本各地の名所をレゴブロックで精巧に再現したこのエリアは、昼間はもちろんですが、日が暮れかけた時間帯に見ると、建物に灯りがともって幻想的な雰囲気になります。東京タワーや名古屋城、京都の清水寺など、どれも細部までこだわりが詰まっており、子どもも「ここ行ったことある!」と話が盛り上がるきっかけにもなります。
さらに、園内各所にはレゴキャラクターと一緒に撮影できるフォトスポットも多数あり、カラフルな背景や面白いポーズができる仕掛けもたくさん。子どもが思わず駆け寄っていくような場所が多く、自然な笑顔の写真を撮るのに最適です。また、ホテル宿泊者専用のフォトブースでは、部屋に戻る前に最後の一枚を撮ることもでき、旅行の締めにぴったりな演出です。
私たちも、帰る直前に撮った家族写真が今でもお気に入りで、額に入れて部屋に飾っています。その写真を見るたびに、あの日の楽しさや息子のはしゃいだ声、家族で笑い合った時間がよみがえってきます。スマホ一つあれば十分ですが、バッテリーの消耗に備えてモバイルバッテリーを持参しておくと安心です。
閉園前の時間帯は人も少なく、夕日の中でゆったりと歩けるので、少し感傷的になりながらも、「また来ようね」と自然に話せるような、そんな穏やかな余韻が残る時間です。フォトスポットを巡るというアクションが、家族旅行をしっかりと心に刻み込んでくれる最後のイベントになりました。
実際にかかった費用を公開!家族4人での予算と節約ポイント
レゴランド旅行を計画する際、多くの家族が気になるのが「どのくらいの費用がかかるのか?」という点です。私たちも事前に何度も調べ、予算を組んで準備を進めました。ここでは、家族4人(大人2人、小学生1人、未就学児1人)での実際の費用と、節約のために実践したポイントを紹介します。
まず大きな出費となるのが入場料。事前購入であれば少し安くなるので、私たちは公式サイトでオンラインチケットを予約しました。大人1人7,000円前後、子どもは5,000円弱で、4人で合計24,000円程度になりました。季節によって変動する「ダイナミックプライシング制」が採用されているため、なるべく混雑が予想される日を避けることで費用を抑えることができます。
交通費は、新幹線を利用したため家族全体で約30,000円ほど。これは出発地によって大きく変わる部分ではありますが、「EX早得」などの割引サービスを利用することで、通常よりも安く済ませることができました。
宿泊費はレゴランド・ジャパン・ホテルの1泊朝食付きプランで約40,000円。決して安くはありませんが、立地の良さと子どもの満足度を考えると、十分に価値があると感じました。時期によってはキャンペーン価格や連泊割引が出ることもあるので、公式サイトはこまめにチェックするのがオススメです。
飲食代は園内での昼食とスイーツ、お土産用のお菓子を合わせて1日あたり約10,000円。レストランの価格帯はやや高めですが、量や質、何より特別感を考慮すれば妥当な範囲です。水筒を持参したり、休憩時の軽食を持ち込んだりすることで多少の節約も可能です。
最後にお土産代ですが、これも子どもと話し合って予算を決めておくことで、ムダ買いを防げました。今回は1人あたり3,000円前後を目安に設定し、家族全体で約12,000円程度となりました。
全体としては、交通費・宿泊費・入場料・食事・お土産をすべて合わせて、1泊2日の旅行で約116,000円ほど。特別なイベント旅行としてはそれなりの金額ですが、事前に計画し節約ポイントを押さえることで、十分に実現可能な範囲でした。
「お金をかけて良かった」と思える体験が詰まった旅。コストだけでなく、それに見合う価値を実感できることが何よりの収穫でした。
帰宅後もずっと話題に!レゴランドが残した心に残る家族の思い出
旅行は終わったあとも、その余韻がどれほど続くかで価値が変わってきます。今回のレゴランド旅行は、まさにその好例でした。帰宅後も、息子は毎日のように「また行きたいな」「あのときのポテトおいしかったよね」「ドラゴンのコースターもう一回乗りたい」と、何度もレゴランドの思い出を口にしていました。親としても、それほど楽しんでもらえたのなら、計画に費やした時間や費用は全て報われた気持ちになります。
旅行後に最初にしたのは、撮影した写真の整理です。スマホで100枚以上の写真を撮っていたので、息子と一緒にお気に入りのショットを選び、現像してアルバムにまとめました。その中には、朝のエントランス前で緊張した面持ちのものや、レゴのキャラクターと肩を組んで笑っているもの、アトラクションの出口で満面の笑みを浮かべている姿など、どれも旅の感動がよみがえる瞬間が詰まっていました。
さらに、ホテルで作ったオリジナルミニフィグは、今でも息子の机の上に飾られていて、見るたびに「このときさ…」と話が広がります。旅行中に覚えたレゴブロックの新しい組み立て方や、ワークショップで使ったテクニックも、帰宅後の遊びに自然と取り入れられていて、学びと創造の体験がそのまま生活の一部になっているのも印象的でした。
また、家族で過ごした時間の質そのものも、日常に良い影響を与えてくれました。旅行をきっかけに、夕食のときにその日の出来事をもっと話し合うようになったり、家で一緒にレゴを組む時間が増えたりと、普段は見過ごしてしまうような親子の時間が豊かになったのです。
旅行というイベントは非日常ですが、その中で生まれた「家族で一緒に何かを楽しむ」という習慣は、旅行が終わってからも続いていくということを改めて実感しました。レゴランドでの体験は、単なる遊園地の思い出を超えて、家族の絆を深め、日常に彩りを添えてくれる特別な時間になりました。
この経験を経て、「旅行=贅沢」ではなく、「旅行=家族の心の栄養」という捉え方が自然にできるようになりました。そして今、次の旅行先をどこにするか、また家族で話し合っているところです。レゴランドで始まった家族の新しい旅のカタチは、これからも続いていくはずです。
まとめ
今回のレゴランド・ジャパン旅行は、ただの「お出かけ」ではなく、家族で共有できる最高の体験となりました。出発前の計画段階から、移動手段、ホテル選び、園内での過ごし方、食事、お土産、そして最後の写真撮影に至るまで、すべての瞬間に「子どもが主役」の視点がありました。その結果、息子だけでなく私たち大人にとっても、心に深く残る旅となったのです。
特に、小学生の子どもが楽しめる工夫が至るところに施されていた点は、本当に感心させられました。アトラクションの種類やレストランのメニュー、ホテルでの体験型サービス、雨天時の対応まで、すべてがファミリーにとって優しく、細部まで気配りされた施設だと感じました。
また、旅行を通して家族の会話が増え、日常生活にも良い影響をもたらしてくれたことは、何よりの収穫です。子どもと過ごす時間は限られていますが、その中で「最高の思い出」を一緒に作れる機会は意識して作っていかなければなりません。今回の旅行は、その大切さを改めて教えてくれるきっかけにもなりました。
もし「子どもが本当に喜ぶ旅行ってどこ?」と聞かれたら、私は迷わず「レゴランド・ジャパン」と答えます。アトラクションの面白さだけでなく、「子どもと一緒に楽しめる」ことに重点を置いた体験が、家族旅行として理想的だったからです。
この記事が、これからレゴランドへの旅行を検討しているご家族の参考になり、楽しい旅の手助けになれば嬉しく思います。そしてぜひ、あなたのご家族にとっても、一生忘れられない「特別な一日」になりますように。