目次(もくじ)
- 1 北海道の夏が魅力的な理由とは?富良野・美瑛のベストシーズン
- 2 絶対に訪れたい!富良野のラベンダー畑とその見どころ
- 3 美瑛の丘陵風景と青い池!夏ならではの絶景スポット紹介
- 4 富良野・美瑛のおすすめドライブコースと立ち寄りスポット
- 5 夏に食べたい!富良野・美瑛のグルメ&スイーツ特集
- 6 旅行前にチェック!アクセス方法とおすすめの移動手段
- 7 快適に楽しむための服装や持ち物のポイント
- 8 観光だけじゃない!富良野・美瑛で体験できるアクティビティ
- 9 宿泊はどこがいい?富良野・美瑛のおすすめホテル・ペンション
- 10 知っておくと便利!地元の人が教える穴場スポット
- 11 夏の北海道旅行をより快適に!混雑を避けるコツと注意点
- 12 まとめ
北海道の夏が魅力的な理由とは?富良野・美瑛のベストシーズン
北海道は一年を通じて美しい自然が楽しめますが、特に夏は爽やかな気候と壮大な景色が広がり、多くの観光客を魅了します。中でも富良野と美瑛は、ラベンダー畑や広大な丘陵地帯が美しく、まるで絵画のような風景が楽しめるエリアとして有名です。
本州の夏は蒸し暑くなりがちですが、北海道の夏は湿度が低く、カラッとした快適な気候が特徴です。気温も最高で30度を超えることは少なく、朝晩は涼しく過ごしやすいため、避暑地としても人気があります。特に富良野・美瑛エリアは標高が高めで、さらに涼しさを感じることができるのが魅力です。
富良野と美瑛のベストシーズンは7月上旬から8月上旬にかけて。この時期はラベンダーの見頃と重なり、一面紫色に染まる風景が広がります。また、丘陵地帯の畑には様々な種類の花が咲き、カラフルなパッチワークのような美しい景色が広がるのも見どころです。
加えて、夏は日照時間が長いため、ゆっくり観光を楽しめるのも嬉しいポイントです。日の出が4時台、日の入りが19時頃と長いため、朝から晩までたっぷり観光できるのも北海道ならではの魅力です。ラベンダー畑だけでなく、美瑛の「青い池」や雄大な大雪山連峰を背景にした絶景スポットも見逃せません。
また、夏の北海道はアクティビティも充実しています。サイクリングや熱気球、ラフティングなど、自然を活かした体験が豊富で、大人から子どもまで楽しめる要素が満載です。富良野・美瑛エリアは、美しい風景だけでなく、さまざまな魅力を持つ観光地であり、夏の旅行先として非常におすすめです。
絶対に訪れたい!富良野のラベンダー畑とその見どころ
富良野といえば、やはりラベンダー畑が最大の見どころです。紫色のじゅうたんが広がる光景は圧巻で、訪れる人々を魅了します。富良野にはいくつかのラベンダー畑がありますが、特に有名なスポットをいくつか紹介します。
ファーム富田
ラベンダー畑といえば「ファーム富田」を思い浮かべる人も多いでしょう。ここは、北海道でも最も人気のあるラベンダー畑で、広大な敷地には複数の花畑が点在しています。7月中旬から下旬にかけてがラベンダーの見頃で、美しいグラデーションのように咲き誇る花々を楽しめます。特に「彩りの畑」と呼ばれるエリアでは、ラベンダーだけでなく、マリーゴールドやサルビアなどの花も咲き乱れ、カラフルな風景が広がります。
また、ファーム富田には、ラベンダーソフトクリームやラベンダーグッズを販売するショップもあり、お土産を購入するのにも最適です。園内にはカフェもあり、美しい風景を眺めながらのんびりと過ごせるのも魅力です。
ラベンダーイースト
ファーム富田の系列施設である「ラベンダーイースト」は、さらに広大なラベンダー畑が広がるスポットです。ここでは、トラクターバスに乗って畑を巡ることができ、よりダイナミックな景色を楽しめます。観光客が多いファーム富田よりも比較的空いていることが多く、静かにラベンダーを楽しみたい方にはおすすめの場所です。
日の出公園ラベンダー園
「日の出公園ラベンダー園」は、中富良野町にある展望台が特徴的なラベンダースポットです。展望台からは一面に広がるラベンダー畑と、遠くに広がる十勝岳連峰の景色を楽しむことができます。ここは入場無料で自由に散策できるため、富良野観光の合間に立ち寄るのにも最適です。
富良野のラベンダー畑は、まさに夏の北海道を象徴する風景です。どこを訪れても美しい景色が広がり、香りに包まれながら癒しの時間を過ごすことができるでしょう。
美瑛の丘陵風景と青い池!夏ならではの絶景スポット紹介
美瑛は「丘のまち」とも呼ばれ、その名の通り、なだらかな丘陵地帯が広がる風景が特徴です。どこまでも続く広大な農地と、色とりどりの畑が織りなすパッチワークのような景色は、美瑛ならではの絶景として多くの観光客を魅了しています。また、美瑛には「青い池」という幻想的なスポットもあり、夏の旅行には外せないスポットです。
四季彩の丘
美瑛の「四季彩の丘」は、広大な花畑が広がる観光スポットです。夏にはラベンダーやサルビア、マリーゴールド、ひまわりなどが咲き誇り、丘一面がカラフルな絨毯のようになります。特に、7月から8月にかけては花の種類が最も豊富で、美しい風景を堪能できます。四季彩の丘では、トラクターが牽引する「ノロッコ号」に乗って、広大な花畑をゆっくりと巡ることもできます。
また、四季彩の丘にはアルパカ牧場が併設されており、可愛らしいアルパカと触れ合うこともできます。動物好きな方や家族連れにもおすすめのスポットです。
ケンとメリーの木
美瑛には、特徴的な一本木が点在しており、その中でも有名なのが「ケンとメリーの木」です。これは1972年の自動車のCMに登場したことで一躍有名になり、それ以来、美瑛のシンボル的存在となっています。広大な丘陵地帯にポツンと立つ姿は、まるで北海道の雄大な自然を象徴しているかのようです。
青い池
美瑛で最も神秘的なスポットの一つが「青い池」です。その名の通り、池の水が鮮やかな青色をしており、まるで別世界のような幻想的な風景が広がっています。青く見える理由は、アルミニウムを含む地下水が太陽光を反射するためと言われていますが、季節や天候によって微妙に色合いが変わるのも魅力です。特に、夏の晴れた日は最も美しい青色に輝くため、観光のベストシーズンです。
青い池へは、美瑛駅から車で約20分ほど。駐車場も完備されており、アクセスしやすいのも嬉しいポイントです。池の周囲には遊歩道が整備されており、ゆっくり散策しながら幻想的な景色を楽しむことができます。
美瑛の丘陵風景と青い池は、どちらも北海道ならではの絶景スポットです。富良野のラベンダー畑と合わせて訪れれば、より充実した夏の北海道旅行を楽しめるでしょう。
富良野・美瑛のおすすめドライブコースと立ち寄りスポット
富良野・美瑛エリアは、広大な自然が広がる地域のため、車での移動が最も便利です。公共交通機関もありますが、自由に景色を楽しみながら移動するにはドライブが最適。ここでは、夏のベストドライブコースと、途中で立ち寄りたいおすすめスポットを紹介します。
美瑛の丘巡りコース
美瑛には、なだらかな丘陵地帯が広がるエリアが点在しており、それぞれ個性的な風景が楽しめます。
パッチワークの路
美瑛の代表的なドライブスポットで、広大な丘に広がる農地が色とりどりのパッチワークのように見えます。ラベンダー畑や小麦畑、じゃがいも畑など、季節ごとに異なる表情を見せるため、何度訪れても飽きません。
マイルドセブンの丘
タバコのCMで一躍有名になったスポットで、整然と並ぶカラマツの木々が美しい丘の景色を演出しています。ここは特に朝日や夕日の時間帯が幻想的で、写真撮影にもおすすめ。
親子の木
美瑛のフォトスポットの一つで、大小3本の木が並んで立っている姿が印象的です。まるで親子が寄り添っているように見えることから、この名がつけられました。
富良野の絶景ドライブコース
富良野エリアはラベンダー畑だけでなく、壮大な風景やグルメスポットが点在しています。
ファーム富田 → 彩香の里
ファーム富田でラベンダーを堪能した後、少し足を伸ばして「彩香の里」へ。こちらは観光客が少なく、ゆったりとラベンダー畑を楽しむことができます。
ジェットコースターの路
富良野と美瑛の間にある約4kmの直線道路で、アップダウンが激しく、まるでジェットコースターのような感覚を味わえます。ドライブ好きにはたまらないスポットです。
麓郷の森
富良野市内から車で30分ほどの場所にある「麓郷の森」は、自然の中に佇む静かなエリア。ここにはドラマ『北の国から』のロケ地もあり、観光と一緒に歴史を感じることができます。
ドライブの注意点
・北海道の道は広く、スピードを出しやすいですが、野生動物の飛び出しに注意が必要です。特に早朝や夕方は鹿やキツネが出没しやすいので慎重に運転しましょう。 ・ガソリンスタンドが少ないエリアもあるため、事前に給油をしておくことが大切です。 ・夏の日中は暑いですが、朝晩は冷え込むこともあるため、薄手の上着を持っておくと便利です。
美瑛と富良野を巡るドライブは、北海道ならではの広大な自然を満喫できる最高の旅になります。ぜひ、絶景とともに思い出に残るドライブを楽しんでください。
夏に食べたい!富良野・美瑛のグルメ&スイーツ特集
富良野・美瑛を訪れるなら、美しい景色を楽しむだけでなく、地元ならではのグルメやスイーツも堪能したいところです。北海道らしい新鮮な食材を活かした料理や、暑い夏にぴったりのスイーツが揃っています。ここでは、富良野・美瑛でぜひ食べたいおすすめのグルメを紹介します。
富良野のご当地グルメ
富良野カレー
富良野といえば「富良野カレー」が有名です。地元の野菜や北海道産の牛乳を使用したカレーは、まろやかでコクのある味わい。中でも人気の「唯我独尊」は、自家製ソーセージをトッピングしたボリューム満点のカレーが評判です。店内の独特な雰囲気とともに、富良野ならではのカレーを楽しめます。
富良野チーズ工房のピザ
富良野産のミルクを使用したチーズが自慢の「富良野チーズ工房」では、チーズの試食や工房見学が楽しめるだけでなく、焼きたてのピザが味わえます。濃厚なチーズがたっぷりのったピザは絶品で、チーズ好きにはたまらない一品。特に「カチョカヴァロチーズ」を使用したピザは、富良野でしか味わえないおすすめメニューです。
美瑛のご当地グルメ
美瑛カレーうどん
美瑛で人気のご当地グルメといえば「美瑛カレーうどん」。地元のじゃがいもや玉ねぎをたっぷり使用し、スープにとろみをつけた独特のカレーうどんです。美瑛のレストランやカフェで提供されており、各店舗によってアレンジが異なるため、食べ比べるのも楽しいでしょう。
美瑛選果のパンとスイーツ
美瑛産の小麦を使用したパンやスイーツが楽しめる「美瑛選果」は、観光客に大人気のスポット。特に「びえいのコーンぱん」は、美瑛産のスイートコーンがたっぷり詰まったふわふわのパンで、一度食べると忘れられない美味しさです。早朝から行列ができることもあるため、訪れる際は時間に余裕を持って行くのがおすすめです。
暑い夏にぴったりのスイーツ
ラベンダーソフトクリーム
富良野の観光スポットで必ず見かけるのが「ラベンダーソフトクリーム」。ラベンダーの爽やかな香りとミルクのコクが絶妙にマッチしたソフトクリームで、観光客に大人気です。特にファーム富田のラベンダーソフトは、景色を眺めながら食べるのに最適です。
ジェラート&アイスクリーム
美瑛の「ジェラート工房美瑛」では、地元産のミルクやフルーツを使用した手作りジェラートが楽しめます。ミルクの濃厚な味わいが特徴で、暑い夏にぴったりのスイーツです。定番のミルク味のほか、季節限定のフレーバーも登場するため、訪れるたびに新しい味に出会えるのも魅力です。
富良野・美瑛のグルメとスイーツは、どれも地元の食材を活かした美味しいものばかり。美しい景色を楽しみながら、ぜひ絶品グルメを堪能してください。
旅行前にチェック!アクセス方法とおすすめの移動手段
富良野・美瑛エリアへ快適にアクセスし、スムーズに観光を楽しむためには、事前に移動手段をチェックしておくことが大切です。北海道は広大な土地が広がっており、効率よく移動するためにはレンタカーや公共交通機関の活用が重要です。ここでは、富良野・美瑛へのアクセス方法やおすすめの移動手段について詳しく紹介します。
富良野・美瑛へのアクセス方法
飛行機を利用する場合
遠方から訪れる場合、最も便利なのが飛行機を利用する方法です。富良野・美瑛へ行く場合は、新千歳空港または旭川空港が玄関口になります。
新千歳空港からのアクセス
JR:新千歳空港から札幌駅へ(快速エアポートで約40分)、札幌駅から滝川駅経由で富良野駅まで(約2時間30分)
車:道央自動車道を利用し、約2時間~2時間30分
旭川空港からのアクセス
車:旭川空港から美瑛まで約15分、富良野まで約1時間
バス:旭川空港から美瑛行きのバスが運行(約16分)、美瑛から富良野へはJR(約40分)
旭川空港は富良野・美瑛に近いため、飛行機を利用するなら旭川空港の方が便利です。ただし、便数は新千歳空港の方が多いため、スケジュールに合わせて選びましょう。
鉄道を利用する場合
JRを利用する場合、札幌からは富良野線または特急を乗り継ぐ必要があります。美瑛へは旭川駅から富良野線を利用するのが一般的です。
札幌駅 → 滝川駅(特急 約50分) → 富良野駅(普通列車 約1時間)
旭川駅 → 美瑛駅(普通列車 約30分) → 富良野駅(普通列車 約40分)
おすすめの移動手段
レンタカーが最も便利!
富良野・美瑛エリアは、観光スポットが点在しており、電車やバスだけでは回りにくいのが現実です。特に美瑛の丘陵地帯や「青い池」などは駅から距離があるため、レンタカーを利用すると自由度が高まり、快適に観光を楽しめます。
レンタカーは、新千歳空港・旭川空港・札幌駅・旭川駅周辺で借りることができます。特に旭川空港で借りると、美瑛や富良野までの移動がスムーズです。
観光バス・タクシーを利用する方法
運転が苦手な方や短時間で効率よく観光したい方には、観光バスやタクシーの利用もおすすめです。
ふらのバスの「ラベンダー号」(夏季限定)
札幌駅・新千歳空港から富良野・美瑛を巡る観光バス
主要観光スポットを網羅しているため、車がなくても楽しめる
美瑛の「四季彩の丘バスツアー」
美瑛の人気スポットを巡るツアーバス
青い池やパッチワークの路などを効率よく回れる
タクシープラン
富良野・美瑛では観光タクシーのプランもあり、運転手が観光案内をしてくれるため、ゆったりと旅を楽しめる
移動のポイントと注意点
- 夏の渋滞に注意:特に7月のラベンダーシーズンは混雑するため、早めの行動を心がけるとスムーズに移動できる – 燃料補給はこまめに:郊外ではガソリンスタンドが少ないため、早めに給油しておくことが大切 – 運転に慣れていない人は無理をしない:北海道の道は直線が多いものの、長距離運転になるため、こまめな休憩が必要
旅行前にしっかりと移動手段を確認し、快適な北海道旅行を楽しみましょう。
快適に楽しむための服装や持ち物のポイント
富良野・美瑛を夏に訪れる際には、北海道ならではの気候を考慮した服装や持ち物の準備が重要です。本州に比べて湿度が低く、朝晩は涼しくなることがあるため、適切な準備をして快適に観光を楽しみましょう。
服装のポイント
昼間の服装(半袖+薄手の羽織りもの)
北海道の夏は本州に比べると湿度が低く、気温が上がってもカラッとしているため、基本的には半袖で過ごせます。ただし、美瑛の丘や富良野のラベンダー畑などは標高がやや高く、風が強いこともあるため、薄手のカーディガンやパーカーを持っておくと安心です。
朝晩の気温対策(軽い上着が必須)
日中は25~30℃前後になることもありますが、朝晩は15℃以下になることも珍しくありません。特に美瑛や富良野の郊外では冷え込むことがあるため、軽めのジャケットやウィンドブレーカーがあると便利です。
歩きやすい靴を選ぶ
富良野や美瑛の観光スポットは、広い園内を歩くことが多いため、歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズがおすすめです。サンダルでも歩ける場所はありますが、未舗装の道が多いエリアもあるため、長時間歩くなら靴の方が快適です。
持ち物リスト
必需品
日焼け対策グッズ(帽子・サングラス・日焼け止め)
北海道の夏は湿度が低いため涼しく感じるものの、紫外線が非常に強いです。日焼け止めをこまめに塗り、帽子やサングラスでしっかり対策しましょう。
虫よけスプレー
ラベンダー畑や青い池周辺では、蚊やブヨなどの虫が発生することがあります。虫よけスプレーを持参し、特に夕方や森の中を歩く際にはしっかりと対策をしましょう。
飲み物(保冷ボトル推奨)
夏場は観光地でも自販機や売店がありますが、場所によっては買えないこともあります。保冷ボトルに冷たい飲み物を入れておけば、暑い日でも快適に観光できます。
折りたたみ傘またはレインコート
北海道の夏は比較的天気が安定していますが、突然の雨に備えて折りたたみ傘やレインコートを用意しておくと安心です。特に、山間部では天気が急変することがあるため注意が必要です。
モバイルバッテリー
美瑛や富良野の観光地は自然が多く、充電できる場所が限られています。写真をたくさん撮る人や、Googleマップを活用する人は、モバイルバッテリーを持っておくと安心です。
あると便利な持ち物
レジャーシート
ラベンダー畑や美瑛の丘陵地帯では、景色を見ながら休憩できる場所もあります。レジャーシートがあると、気持ちの良い場所でのんびり過ごせます。
エコバッグ
富良野や美瑛には魅力的なお土産がたくさんあります。エコバッグを持っていれば、買い物時に役立つだけでなく、荷物の整理にも便利です。
カメラや広角レンズ
富良野・美瑛は絶景が広がるため、スマホカメラだけでなく、一眼レフや広角レンズを持っていくとより美しい写真を撮ることができます。特に「青い池」や「パッチワークの路」などのスポットでは、広角レンズが大活躍します。
夏の北海道は本州に比べて快適に過ごしやすいですが、寒暖差や紫外線対策をしっかり行い、準備万端で観光を楽しみましょう。
観光だけじゃない!富良野・美瑛で体験できるアクティビティ
富良野・美瑛といえば、美しい景色を楽しむ観光地として有名ですが、実は自然を活かしたアクティビティも豊富です。美しい景色の中で体を動かしたり、地元の文化に触れる体験をすることで、より思い出に残る旅になるでしょう。ここでは、夏におすすめのアクティビティを紹介します。
サイクリングで丘陵地帯を駆け抜ける
富良野や美瑛は、広大な丘陵地帯が広がっており、サイクリングに最適な環境です。特に美瑛では、自転車をレンタルして「パッチワークの路」や「青い池」などの絶景スポットを巡るのがおすすめ。アップダウンのある道が多いですが、電動アシスト自転車を借りれば、体力に自信がない人でも快適に楽しめます。
美瑛駅周辺には複数のレンタサイクルショップがあり、マウンテンバイクや電動自転車など、好みに応じて選べます。サイクリングをしながら美瑛の丘を巡ると、車では見落としてしまうような隠れた絶景にも出会えるかもしれません。
熱気球体験で空からの絶景を満喫
富良野では、夏の朝に熱気球体験ができるアクティビティがあり、大自然を空から眺める絶好のチャンスです。熱気球は早朝の穏やかな時間帯に飛ぶことが多く、富良野盆地に広がるラベンダー畑や大雪山連峰の壮大な景色を一望できます。
特に、ラベンダーが満開の時期に体験すると、紫色の絨毯のような風景が眼下に広がり、まさに絶景。普段見ることのできない角度から富良野・美瑛の風景を楽しめるため、一生の思い出になるでしょう。
ラフティング&カヌー体験
夏の北海道は水辺のアクティビティも魅力的です。富良野を流れる「空知川」では、ラフティングやカヌー体験が人気です。空知川は比較的流れが穏やかで、初心者でも安心して楽しめるコースが多いため、家族連れやカップルにもおすすめ。
ラフティングは、専用のボートに乗り込み、ガイドの指示のもとで川を下るエキサイティングなアクティビティ。川の流れに身を任せながら、富良野の大自然を間近に感じられるのが魅力です。
カヌーは、自分でパドルを漕ぎながら静かに水上を進むため、リラックスしながら自然を満喫できます。特に、早朝のカヌーは静寂の中で鳥のさえずりを聞きながら水面を進むことができるため、癒しのひとときを過ごせます。
農業体験で北海道の大地を感じる
富良野・美瑛は、農業が盛んな地域で、観光客向けの農業体験ができる農場も多くあります。
じゃがいも掘り体験:美瑛産のじゃがいもは全国的にも有名で、自分で掘ったじゃがいもをその場で試食できる体験も人気。
とうもろこし収穫体験:夏に旬を迎えるとうもろこしは、もぎたてが一番甘い!北海道の広大な畑で収穫体験をすれば、新鮮なとうもろこしの美味しさを存分に味わえます。
メロン狩り:富良野の名産品である富良野メロンを自分で収穫し、その場で食べられる贅沢な体験。完熟メロンの甘さは格別です。
ハーブ体験&ラベンダー関連ワークショップ
ラベンダーが有名な富良野では、ハーブを使った体験プログラムも充実しています。
ラベンダーオイル作り:自分で摘み取ったラベンダーを使って、エッセンシャルオイルやハーブティーを作る体験ができます。
ラベンダースティック作り:ラベンダーを使ったおしゃれなスティックを手作りし、お土産として持ち帰れる体験も人気。
観光だけでなく、こうしたアクティビティを取り入れることで、より深く富良野・美瑛の魅力を体感することができます。自然の中で思いっきり体を動かしたり、地元の文化に触れたりすることで、特別な夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
宿泊はどこがいい?富良野・美瑛のおすすめホテル・ペンション
富良野・美瑛エリアを満喫するためには、宿泊先選びも重要なポイントです。観光を楽しんだ後に快適に過ごせる宿を選ぶことで、旅の満足度が大きく変わります。ここでは、富良野・美瑛でおすすめのホテルやペンション、宿泊スタイル別の選び方について紹介します。
絶景を満喫できる宿
フラノ寶亭留(フラノホテル)
富良野の大自然に囲まれた高級ホテルで、広大な庭園と静かな雰囲気が魅力です。全室がスイート仕様で、窓からは富良野の美しい景色を一望できます。特に、ラベンダーの季節には紫色に染まる絶景を堪能でき、まるで別世界にいるかのような感覚になります。贅沢なひとときを過ごしたい方におすすめの宿です。
美瑛 白金温泉 ホテルパークヒルズ
美瑛の青い池にも近く、天然温泉が楽しめるホテル。観光の疲れを癒すにはぴったりで、露天風呂からは北海道らしい大自然の風景を堪能できます。青い池や十勝岳の観光拠点としても便利な立地です。
リーズナブルに泊まれる宿
富良野ナチュラクスホテル
富良野駅から徒歩圏内にあるホテルで、観光や食事にも便利な立地です。リーズナブルな価格ながらも、モダンで快適な客室が魅力。大浴場も完備されているため、ゆったりと過ごせます。
ペンション&カフェ 風の音
美瑛の丘の中に佇むアットホームなペンションで、静かな環境の中でゆったりと過ごせます。朝食には地元の新鮮な食材を使用した手作りの料理が提供され、美瑛の自然を存分に楽しめる宿泊施設です。価格も比較的リーズナブルで、カップルや家族連れにもおすすめです。
一棟貸し・コテージタイプの宿
フラノデリスロッジ
富良野の人気スイーツ店「フラノデリス」が運営するロッジタイプの宿泊施設。キッチン付きのコテージで、自炊をしながらゆっくりと過ごせます。特に、家族連れやグループ旅行におすすめの宿です。
オーベルジュ ノーザンスターロッジ
大自然に囲まれたロッジで、静かに過ごせるのが魅力。レストランでは地元の食材を活かしたフレンチ料理が楽しめ、食事も重視したい人に最適な宿泊施設です。
宿泊の選び方と予約のポイント
ラベンダーシーズン(7月)は混雑必至! 7月は観光客が最も多い時期のため、宿泊施設は早めに予約するのが鉄則。特に人気のホテルやペンションは、数ヶ月前には満室になることもあるため、余裕をもって計画を立てましょう。
レンタカー利用なら郊外の宿も視野に 富良野や美瑛の中心部には宿泊施設が多いですが、レンタカーを利用する場合は少し郊外の宿を選ぶのもおすすめ。静かで落ち着いた環境の中で、より北海道の自然を満喫できます。
温泉付きの宿で旅の疲れを癒す 富良野・美瑛には温泉が楽しめる宿も多いため、観光の疲れをしっかり癒したいなら温泉付きの宿を選ぶのも良いでしょう。特に、美瑛の白金温泉エリアには良質な温泉が楽しめる宿が揃っています。
宿泊先選びをしっかり行い、快適な北海道旅行を楽しみましょう。
知っておくと便利!地元の人が教える穴場スポット
富良野・美瑛には有名な観光スポットがたくさんありますが、地元の人が知る穴場スポットを訪れることで、より特別な体験ができます。観光客が少なく、静かに景色を楽しめる場所や、地元ならではのグルメスポットを紹介します。
富良野の穴場スポット
鳥沼公園
富良野市街地から車で10分ほどの場所にある静かな公園で、透明度の高い湧水が美しい池が広がっています。観光客が少なく、地元の人が散策やピクニックに訪れる隠れた名所。池には貸しボートがあり、水面に映る木々の美しい景色を楽しみながらのんびりと過ごせます。
カンパーナ六花亭
六花亭といえば北海道を代表するお菓子メーカーですが、富良野の「カンパーナ六花亭」は特別なロケーションにあります。ブドウ畑に囲まれた広大な敷地内にあり、富良野の美しい景色を眺めながら、六花亭のスイーツを楽しむことができます。特にここでしか食べられない「サクサクパイ」は絶品で、観光の合間に立ち寄るのにぴったりです。
美瑛の穴場スポット
新栄の丘展望公園
美瑛には有名な展望台がいくつかありますが、比較的人が少なく、静かに絶景を楽しめるのが「新栄の丘展望公園」。パッチワークの丘を一望できる穴場スポットで、特に夕暮れ時の景色は絶景です。観光客が多い時間帯を避けて、ゆっくりと過ごすのに最適な場所です。
哲学の木(跡地)とその周辺の丘
かつて美瑛のシンボル的な存在だった「哲学の木」は、観光客の増加による農作業への影響を考慮して伐採されましたが、その周辺にはまだ美しい丘が広がっています。観光ルートには載っていない静かな丘陵地帯を散策すれば、美瑛の本来の美しさを感じることができるでしょう。
地元の人が通うグルメスポット
唯我独尊(富良野カレーの名店)
富良野でカレーを食べるなら「唯我独尊」がイチオシ。観光客にも人気ですが、地元の人にも愛されるお店で、自家製ソーセージがのったカレーが絶品です。さらに、ルーのおかわりが無料という嬉しいサービスもあります。
美瑛選果(美瑛産の食材を活かしたパン・スイーツ)
美瑛産の食材を活かしたパンやスイーツが人気の「美瑛選果」。特に「びえいのコーンぱん」は、甘みの強いとうもろこしがぎっしり詰まった大人気商品です。朝早くから行列ができることも多いので、開店直後を狙うのがおすすめ。
有名な観光スポットだけでなく、地元の人が訪れる穴場を巡ることで、より深く富良野・美瑛の魅力を感じることができるでしょう。
夏の北海道旅行をより快適に!混雑を避けるコツと注意点
夏の富良野・美瑛は観光のベストシーズンですが、その分、多くの観光客が訪れるため、混雑するスポットも少なくありません。せっかくの旅行をストレスなく楽しむために、混雑を避けるコツや注意点を押さえておきましょう。
混雑を避けるためのポイント
朝早く行動する
富良野・美瑛の人気スポットは、午前10時頃から混雑し始めます。ラベンダー畑や青い池などの有名スポットは、開園直後(7時〜8時頃)に訪れることで、ゆっくり写真を撮ったり、静かな雰囲気を楽しめたりします。
平日を狙う
週末や祝日は観光客が増えるため、可能であれば平日に訪れるのがおすすめです。特に、7月のラベンダーシーズンは観光バスも多く訪れるため、混雑を避けるなら平日がベスト。
観光地のピーク時間を把握する
ファーム富田(ラベンダー畑):10時〜15時が最も混雑するため、早朝または夕方がおすすめ。
青い池:午前中は観光客が多く、15時以降は比較的空いてくることが多い。
美瑛の丘巡り:ツアーバスが来る10時〜14時は混み合うため、朝か夕方に訪れると良い。
渋滞を避ける方法
混雑する時間帯を避けて移動する
観光客が集中する時間帯(10時~15時)は、主要な道路や駐車場が混雑します。朝早くに観光を済ませ、昼の時間帯はカフェやレストランでゆっくり過ごすなど、混雑を避けたスケジュールを組むのが賢い方法です。
裏道を活用する
国道や主要道路は混みやすいため、カーナビやGoogleマップで裏道をチェックしながら移動するとスムーズです。特に、富良野のラベンダースポットへ向かう道は混雑しやすいため、早めに出発するのがおすすめ。
駐車場の位置を事前にチェックする
主要な観光地の駐車場は満車になりやすいため、事前にどこに駐車できるか確認しておくと安心です。例えば、ファーム富田にはいくつかの駐車場があるため、空いている場所を狙うとスムーズに入れます。
旅行中の注意点
気温差に注意
北海道の夏は日中は暑くても、朝晩は肌寒くなることがあります。特に富良野・美瑛の郊外では、夜に15℃以下まで冷え込むこともあるため、薄手の羽織りものを用意しておくと安心です。
紫外線対策をしっかり
北海道の夏は湿度が低く快適ですが、紫外線が非常に強いです。日焼け止めをこまめに塗り、帽子やサングラスを活用しましょう。特に美瑛の丘陵地帯は日陰が少ないため、長時間の観光時には日焼け対策が必須です。
ガソリンを早めに補給する
富良野・美瑛エリアは郊外に行くとガソリンスタンドが少ないため、こまめに給油することが重要です。特に、美瑛の「青い池」方面や白金温泉エリアでは、給油できる場所が限られるため、事前に満タンにしておくのが安心です。
道路状況をチェックする
夏の観光シーズンは、交通量が増えるため、事前に道路状況をチェックしておくとスムーズに移動できます。特に、雨の日や連休中は渋滞が発生しやすいため、リアルタイムの情報を確認しながら移動しましょう。
混雑を避ける工夫をすることで、富良野・美瑛の美しい風景を存分に楽しむことができます。快適な旅行になるよう、計画的に行動しましょう。
まとめ
富良野・美瑛の夏は、爽やかな気候と美しい景色が広がり、多くの観光客を魅了する魅力的なエリアです。ラベンダー畑や美瑛の丘、青い池などの絶景スポットはもちろん、ドライブやサイクリング、熱気球体験などのアクティビティも楽しめるため、自然を存分に満喫することができます。
また、富良野カレーやラベンダーソフト、美瑛のカレーうどんなどの地元グルメも充実しており、食も旅の楽しみの一つ。宿泊は高級ホテルからペンション、コテージまで多彩な選択肢があり、旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。
夏の北海道旅行を快適にするためには、混雑を避ける工夫も重要です。朝早く行動する、平日に訪れる、渋滞を避けるために裏道を活用するなどの対策を取ることで、より快適な旅を楽しむことができます。また、気温差が激しいため、服装や持ち物にも気を配ることが大切です。
富良野・美瑛は、ただ観光するだけでなく、自然の美しさを感じながらリラックスできる場所でもあります。北海道ならではの壮大な景色とともに、特別な夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか?