目次(もくじ)
- 1 北海道の夏を満喫する旅へ!富良野から知床までの絶景ルートを紹介
- 2 色とりどりに咲き誇る富良野のラベンダー畑!見頃やおすすめスポットをチェック
- 3 美瑛の丘陵風景と青い池の神秘!絶景ドライブで巡るフォトジェニックな旅
- 4 札幌の夏グルメを堪能!ジンギスカン、海鮮丼、スイーツまで楽しみ尽くす
- 5 小樽の歴史とロマンを感じる街歩き!運河クルーズとレトロな街並みを散策
- 6 世界遺産・知床の大自然に触れる!クルーズ、トレッキング、野生動物観察の魅力
- 7 阿寒湖でアイヌ文化に触れる!伝統工芸やグルメを体験する特別なひととき
- 8 釧路湿原の絶景とタンチョウの姿に感動!カヌーや展望台から楽しむ大自然
- 9 夏の北海道を快適に旅するための持ち物&服装ガイド
- 10 効率よく巡るためのモデルコースと移動手段!レンタカーと公共交通機関の活用法
- 11 旅をより充実させるための宿泊先選び!絶景ホテルから温泉宿までおすすめを紹介
- 12 まとめ
北海道の夏を満喫する旅へ!富良野から知床までの絶景ルートを紹介
北海道の夏は、雄大な自然と爽やかな気候が魅力です。本州では暑さが厳しくなる季節でも、北海道では涼しく快適に過ごせるため、多くの観光客が訪れます。特に、広大な風景を楽しみながらドライブをするのに最適なエリアが富良野から知床までのルートです。富良野のラベンダー畑、美瑛の青い池、札幌のグルメ、小樽の街並み、知床の大自然といった、北海道ならではの見どころが満載です。
この旅では、北海道の絶景を存分に楽しみながら、グルメや文化にも触れることができます。レンタカーを利用すれば、自由なスケジュールで旅を進められるため、効率的に多くのスポットを巡ることが可能です。また、公共交通機関を利用する場合でも、観光バスや鉄道を組み合わせることでアクセスしやすくなっています。
旅の始まりは富良野から。夏に訪れるなら、美しいラベンダー畑を見逃すことはできません。その後、美瑛の丘陵地帯や青い池を巡り、札幌や小樽でグルメと街歩きを楽しみます。そして、旅のクライマックスは世界遺産・知床の大自然。壮大な景色と野生動物に出会う感動の旅が待っています。
このルートでは、北海道の魅力を最大限に感じられるよう、季節ごとのベストスポットを厳選しています。観光地の魅力やアクセス方法、旅のポイントを詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
色とりどりに咲き誇る富良野のラベンダー畑!見頃やおすすめスポットをチェック
富良野といえば、やはりラベンダー畑が有名です。7月中旬から下旬にかけて、紫一色に染まる美しい風景が広がり、訪れる人々を魅了します。ラベンダー畑の中でも特に人気なのが「ファーム富田」。ここでは、広大なラベンダー畑の中を自由に散策できるほか、ラベンダーソフトクリームやラベンダーグッズの購入も楽しめます。
また、彩り豊かな花畑が魅力の「四季彩の丘」もおすすめです。ラベンダーだけでなく、ひまわりやポピー、マリーゴールドなど多種多様な花が植えられており、カラフルな風景を堪能できます。丘の上からは広大な大地を一望でき、写真映えする絶景スポットとしても知られています。
ラベンダーの見頃は、7月中旬から8月上旬がピークですが、6月下旬から咲き始める早咲き品種もあります。また、ファーム富田では温室栽培のラベンダーもあり、冬でも楽しめるという魅力があります。ただし、富良野のラベンダー畑は人気観光地のため、週末や祝日は混雑が予想されます。ゆっくり観賞したい場合は、朝早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。
アクセス方法としては、札幌から車で約2時間半、またはJR富良野線を利用して「ラベンダー畑駅」から徒歩で行けます。夏季限定で運行される「ノロッコ号」に乗れば、のんびりと景色を楽しみながら向かうことができ、旅の楽しみも一層深まります。
美瑛の丘陵風景と青い池の神秘!絶景ドライブで巡るフォトジェニックな旅
富良野のラベンダー畑を満喫した後は、美瑛の丘陵風景と神秘的な青い池を巡るドライブに出かけましょう。美瑛は、なだらかな丘陵地帯が広がる風景が特徴的で、「パッチワークの丘」とも呼ばれています。畑ごとに異なる色合いが美しく、どこを切り取っても絵画のような風景が広がります。特に、「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」などの有名なビュースポットは、ドライブの途中でぜひ立ち寄りたい場所です。
美瑛観光のハイライトの一つが「青い池」です。美瑛町に位置するこの池は、コバルトブルーに輝く水面が幻想的な雰囲気を醸し出しています。水の色が青く見えるのは、アルミニウム成分が溶け込んで光を反射するため。天気や時間帯によっても色の見え方が変わるため、訪れるたびに違った美しさを楽しめます。
青い池は、観光客に人気のスポットですが、早朝や夕方は比較的人が少なく、静かにその美しさを堪能できます。また、近くには「白金温泉」があり、旅の疲れを癒すのに最適です。青い池と合わせて訪れることで、より充実した旅になるでしょう。
美瑛の観光は、車で巡るのがベストですが、レンタサイクルを利用してのんびりと景色を楽しむのもおすすめです。自転車なら、細かな道にも入れるため、より自由な視点で美瑛の魅力を発見できます。
札幌の夏グルメを堪能!ジンギスカン、海鮮丼、スイーツまで楽しみ尽くす
美瑛を満喫した後は、北海道の中心都市・札幌でグルメを堪能しましょう。北海道は食材の宝庫として知られ、新鮮な海産物やご当地グルメが豊富です。まずは、札幌名物の「ジンギスカン」。ラム肉を特製のタレで味付けし、鉄板で焼いて食べるこの料理は、北海道ならではの味わいです。特に「成吉思汗 だるま」や「松尾ジンギスカン」は地元でも評判が高く、観光客にも人気の名店です。
海鮮グルメも札幌観光では外せません。札幌市内の「二条市場」では、新鮮な海鮮丼やカニ料理を味わうことができます。特にウニやイクラ、ホタテがたっぷり乗った「三色丼」は、北海道ならではの贅沢な一品。市場内の食堂では、その場でさばいた新鮮な刺身も楽しめるので、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
さらに、札幌といえばスイーツも見逃せません。「ルタオ」のチーズケーキや「六花亭」のマルセイバターサンドなど、北海道産の乳製品を活かしたスイーツは絶品です。また、「雪印パーラー」の巨大パフェや「きのとや」の焼きたてチーズタルトも、札幌グルメの魅力を一層引き立ててくれます。
夜は「すすきの」で北海道ならではの居酒屋を巡るのもおすすめです。新鮮な海鮮を使ったお寿司や焼き魚、北海道産のじゃがいもを使った料理など、バラエティ豊かなメニューが楽しめます。お酒好きなら、北海道の地酒やクラフトビールを試してみるのもいいでしょう。
小樽の歴史とロマンを感じる街歩き!運河クルーズとレトロな街並みを散策
札幌から電車で約30分の距離にある小樽は、ノスタルジックな街並みが魅力の港町です。明治から昭和初期にかけて栄えた小樽は、石造りの倉庫群やレトロな洋館が残っており、散策するだけでまるでタイムスリップしたかのような気分になります。
小樽観光の定番スポットといえば「小樽運河」です。ここでは、運河沿いを歩きながら景色を楽しむのはもちろん、「運河クルーズ」に乗って水上から街並みを眺めるのもおすすめ。昼間のクルーズでは歴史的な建物をじっくり鑑賞でき、夜のクルーズではライトアップされた幻想的な景色を楽しめます。
また、小樽は「ガラス工芸の街」としても知られています。「北一硝子」や「小樽オルゴール堂」では、繊細なガラス細工やオルゴールを購入でき、お土産選びにもぴったりです。実際にガラス細工を体験できる工房もあり、旅の思い出作りに最適です。
さらに、小樽には美味しい寿司店が数多く存在します。小樽は新鮮な海産物の宝庫であり、「すし耕」や「おたる政寿司」などの名店では、極上の握り寿司を堪能できます。特に「ウニ」や「ホタテ」は絶品で、一度食べると忘れられない味わいです。
小樽の街並みを楽しんだ後は、「小樽天狗山」に登るのもおすすめです。ロープウェイで山頂まで行けば、小樽の街並みや石狩湾を一望できる絶景が広がります。夜景も美しく、北海道三大夜景のひとつに数えられています。
世界遺産・知床の大自然に触れる!クルーズ、トレッキング、野生動物観察の魅力
小樽の街並みを楽しんだ後は、北海道東部に位置する知床へ向かいましょう。知床は、手つかずの大自然が広がる世界遺産の地として知られ、多くの野生動物が生息する特別なエリアです。特に、断崖絶壁が続く知床半島の海岸線は圧巻の美しさで、陸からでは見ることのできないダイナミックな景色を楽しめる「クルーズツアー」が人気です。
知床観光の定番アクティビティのひとつが、ウトロ港から出発する「知床クルーズ」です。クルーズ船に乗れば、ヒグマやオジロワシ、イルカなどの野生動物を間近で観察できるチャンスがあります。特に「カムイワッカの滝」や「ルシャ湾」は、ヒグマの出没率が高く、船からその姿を見つけることも珍しくありません。
また、知床五湖のトレッキングも見逃せません。五つの湖が点在する知床五湖は、それぞれ異なる景色を楽しめる絶景スポット。原生林に囲まれた湖は静寂に包まれており、ゆっくりと散策することで、知床の大自然を肌で感じることができます。歩道が整備されているため初心者でも歩きやすく、ガイドツアーに参加すれば、知床の生態系について詳しく学ぶことができます。
知床の大自然を満喫した後は、温泉で疲れを癒しましょう。知床には「カムイワッカ湯の滝」という珍しい温泉があります。滝つぼが天然の露天風呂になっており、温泉に浸かりながら大自然の景色を楽しめるのが魅力です。ただし、滑りやすい岩場を歩く必要があるため、訪れる際はしっかりとした靴を履いていくのがおすすめです。
阿寒湖でアイヌ文化に触れる!伝統工芸やグルメを体験する特別なひととき
知床を訪れた後は、北海道の先住民族・アイヌの文化に触れられる阿寒湖へ向かいましょう。阿寒湖は、美しい湖と温泉街が広がる人気の観光地ですが、ここではアイヌの伝統を学ぶことができる貴重なスポットとしても知られています。
阿寒湖の見どころのひとつが「アイヌコタン」。ここでは、アイヌ民族の伝統工芸や歌、踊りを体験することができます。特に「イコロシアター」では、アイヌの伝統舞踊や楽器演奏が披露され、民族の歴史や精神文化について学ぶことができます。また、アイヌ模様が施された木彫りの工芸品やアクセサリーは、お土産としても人気があります。
阿寒湖では、「マリモ」が自生していることでも有名です。阿寒湖の特定の環境下でしか育たない球状の藻で、国の特別天然記念物に指定されています。阿寒湖畔には「マリモ展示観察センター」があり、マリモの生態について詳しく知ることができます。湖の遊覧船に乗ると、このセンターに立ち寄ることができるので、観光の際にはぜひ訪れてみましょう。
グルメ面でも阿寒湖は魅力的です。湖で獲れる新鮮なヒメマス(チップ)が名物で、塩焼きや刺身、フライなどで味わうことができます。また、アイヌ料理を提供するレストランもあり、「オハウ(魚や肉を使った伝統スープ)」や「チタタプ(細かく刻んだ魚や肉を混ぜた料理)」などを堪能できます。
釧路湿原の絶景とタンチョウの姿に感動!カヌーや展望台から楽しむ大自然
阿寒湖を訪れた後は、日本最大の湿原である「釧路湿原」に立ち寄りましょう。釧路湿原は、手つかずの自然が広がり、タンチョウをはじめとする多くの野生動物が生息する貴重なエリアです。
釧路湿原の楽しみ方のひとつが「カヌーツアー」です。湿原内を流れる釧路川をカヌーで下ることで、壮大な自然の中を静かに進む特別な体験ができます。カヌーの上からは、エゾシカやオジロワシ、運が良ければタンチョウの姿を間近で見ることもできます。初心者でもガイド付きのツアーに参加すれば安心して楽しめます。
また、釧路湿原にはいくつかの展望台があり、広大な湿原を一望することができます。「細岡展望台」や「釧路市湿原展望台」からは、朝日や夕日の時間帯に特に美しい景色が広がります。雄大な自然のパノラマを楽しみながら、湿原の息吹を感じることができるでしょう。
釧路のグルメも忘れてはいけません。釧路は「炉端焼き」発祥の地としても知られ、新鮮な魚介類を炭火で焼いて楽しむスタイルが人気です。特に「さんまの塩焼き」や「ホッケの開き」は絶品で、地元の居酒屋や市場で味わうことができます。また、「釧路ラーメン」は細ちぢれ麺にあっさりとした醤油スープが特徴で、旅の締めの一杯としておすすめです。
夏の北海道を快適に旅するための持ち物&服装ガイド
北海道の夏は本州と比べて涼しく、特に朝晩の気温差が大きいため、旅の準備には注意が必要です。日中は25℃前後まで上がることもありますが、夜間や標高の高い場所では10℃台まで冷え込むことも珍しくありません。そのため、持ち物や服装をしっかり準備しておくことが、快適な旅を楽しむポイントになります。
服装のポイント
基本的には半袖で過ごせる日が多いですが、朝晩の冷え込みに備えて「薄手の長袖」や「軽量のウィンドブレーカー」を持参するのがおすすめです。特に知床や釧路湿原などの自然エリアでは、標高や湿度の関係で冷えることがあるため、羽織るものがあると安心です。
また、北海道は広大な自然を満喫する旅が多いため、動きやすい服装と歩きやすい靴が必須です。トレッキングをする場合は、スニーカーやトレッキングシューズを選びましょう。雨の日も多いため、防水性のある靴や折りたたみ傘、レインコートを持参すると便利です。
持ち物チェックリスト
- 防寒対策グッズ(薄手のカーディガンやウィンドブレーカー) – 歩きやすい靴(スニーカーやトレッキングシューズ) – 日焼け対策(帽子、サングラス、日焼け止め) – 虫よけスプレー(自然エリアでは蚊やブヨが多い) – レインウェアや折りたたみ傘(突然の雨に備えて) – カメラやスマホの予備バッテリー(絶景スポットが多いため、充電切れに注意) – エコバッグ(北海道はエコ意識が高く、買い物時に役立つ)
特に、日差しが強い日が多いため、日焼け対策はしっかり行いましょう。北海道だからといって油断せず、帽子や日焼け止めを活用して快適に過ごせるように準備してください。
効率よく巡るためのモデルコースと移動手段!レンタカーと公共交通機関の活用法
北海道を効率よく観光するためには、移動手段の選択が重要です。広大な北海道では、観光地同士の距離が離れているため、移動時間を考慮したスケジュールを組むことが大切です。
おすすめのモデルコース(7日間)
1日目:新千歳空港 → 札幌(大通公園、すすきの)
2日目:札幌 → 小樽(運河散策、寿司ランチ) → 富良野(ラベンダー畑)
3日目:富良野 → 美瑛(青い池、パッチワークの丘) → 旭川(旭山動物園)
4日目:旭川 → 知床(知床五湖、クルーズ)
5日目:知床 → 阿寒湖(アイヌ文化体験、温泉)
6日目:阿寒湖 → 釧路湿原(カヌーツアー、展望台)
7日目:釧路 → 新千歳空港(帰路)
レンタカーを活用する場合
レンタカーを利用すれば、スケジュールの自由度が高くなり、観光地を効率よく巡ることができます。特に、知床や釧路湿原などの自然エリアは公共交通機関の便が限られているため、レンタカーを活用すると便利です。ただし、北海道の道は直線が多くスピードを出しやすいので、安全運転を心がけましょう。
公共交通機関を利用する場合
公共交通機関を利用する場合は、JRとバスを組み合わせるのがおすすめです。札幌から小樽や富良野、旭川まではJRが発達しており、特急列車を利用すればスムーズに移動できます。知床方面へ向かう場合は、網走駅や女満別空港からバスを利用するルートが一般的です。主要観光地を巡る観光バスツアーもあるので、事前に調べておくと便利です。
旅をより充実させるための宿泊先選び!絶景ホテルから温泉宿までおすすめを紹介
北海道旅行をより楽しむためには、宿泊先選びも重要です。絶景が楽しめるホテルや温泉宿を選ぶことで、旅の満足度が一層高まります。
富良野・美瑛エリアのおすすめ宿
- 新富良野プリンスホテル(広大な敷地に佇むリゾートホテル。夜は満天の星空が楽しめる) – フラノ寶亭留(ほてる)(静かな環境で過ごせる大人向けの宿。美しいガーデン付き)
知床エリアのおすすめ宿
- 知床グランドホテル北こぶし(オホーツク海を一望できる露天風呂付きの温泉宿) – 知床プリンスホテル 風なみ季(和モダンなデザインが魅力のホテルで、地元食材の料理が絶品)
釧路・阿寒湖エリアのおすすめ宿
- あかん遊久の里 鶴雅(阿寒湖の絶景を楽しめる温泉宿。アイヌ文化に触れられる施設も充実) – ラビスタ釧路川(釧路市内にある人気ホテル。天然温泉の大浴場付き)
宿泊先によって、旅の印象が大きく変わるため、ロケーションや設備を考慮して選ぶのがポイントです。温泉付きの宿を選べば、旅の疲れを癒やしながら北海道の魅力を存分に味わうことができます。
まとめ
北海道の夏は、広大な自然と爽やかな気候が魅力の旅行先です。富良野のラベンダー畑、美瑛の青い池、札幌や小樽のグルメ、そして知床や釧路湿原の大自然など、見どころが満載です。レンタカーを活用すれば自由に観光でき、公共交通機関を組み合わせても快適な旅行が可能です。また、服装や持ち物の準備を万全にして、快適に過ごせるよう工夫しましょう。
この記事では、北海道の夏旅を満喫するための情報を詳しく紹介しました。これから北海道旅行を計画する際の参考になれば幸いです。