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北海道の雪景色と春の訪れを楽しむ3月の絶景旅!絶対に行きたいスポット7選
北海道は冬の名残を感じつつ、春の気配が少しずつ訪れる3月ならではの景色が楽しめる特別な時期です。雪がまだ残る一方で、日中は気温が少しずつ上がり、観光しやすい環境が整います。本記事では、3月の北海道で楽しめる絶景スポットを7つ紹介し、それぞれの魅力を詳しく解説します。
美瑛・青い池の冬景色
美瑛町にある「青い池」は、その名の通り美しい青色をたたえた神秘的な池です。夏の観光地として有名ですが、3月の青い池もまた格別の魅力を持っています。冬の間は池が凍結し、雪が降り積もることで、白と青が織りなす幻想的な風景が広がります。
特に3月は、気温が少しずつ上がり始め、池の表面の雪が解けることで、美しい青色が再び顔を出す時期です。また、周囲のカラマツ林とのコントラストが絶妙で、まるで絵画のような景色が楽しめます。
さらに、この時期は観光客が比較的少ないため、ゆっくりと景色を満喫できるのも大きな魅力です。夜にはライトアップされ、青白く輝く池の幻想的な姿を見ることができます。青い池へ行く際は、まだ路面が凍結している可能性があるため、車で訪れる場合は冬用タイヤが必須です。
知床の流氷とアクティビティ
北海道東部に位置する知床半島は、3月になると流氷シーズンの終盤を迎えます。この時期、オホーツク海に広がる白い流氷が美しく、まるで氷の大地のような光景が広がります。知床では、ただ流氷を眺めるだけでなく、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。
流氷ウォークは特に人気があり、ドライスーツを着て流氷の上を歩いたり、氷の間に入って海に浮かんだりすることができます。専用のガイドが同行するため、安全に楽しめるのが魅力です。また、流氷クルーズでは、砕氷船に乗って流氷を間近で見ることができ、運が良ければアザラシやオオワシなどの野生動物にも出会えます。
流氷は3月中旬頃には徐々に沖へと流れてしまうため、この絶景を楽しむならできるだけ早めの時期に訪れるのがポイントです。知床の流氷シーズンは短いため、事前に運行状況を確認し、予約をしておくと安心です。
函館の夜景と春の訪れ
北海道を代表する観光地の一つである函館は、3月になると冬の寒さが和らぎ始め、少しずつ春の気配が感じられる時期です。函館といえば、世界三大夜景にも選ばれた「函館山の夜景」が有名ですが、この時期は空気が澄んでいるため、より一層美しい夜景を楽しむことができます。
函館山の展望台からは、港町ならではの独特な地形が一望でき、夜には街の灯りが宝石のように輝きます。特に3月は観光客のピークシーズンを外れているため、比較的空いており、落ち着いた雰囲気の中で夜景を楽しむことができます。
また、函館には春を感じられるスポットも点在しています。例えば、「五稜郭公園」では、3月下旬になると雪解けが進み、少しずつ桜のつぼみが膨らみ始めます。桜の開花にはまだ早い時期ですが、冬から春へと移り変わる静かな時間を感じることができるでしょう。
さらに、函館朝市では、新鮮な海の幸を堪能できるのも魅力です。特に、3月はホタテやカニが美味しい時期で、函館のグルメを存分に味わうことができます。海鮮丼や焼きウニ、イカの刺身など、新鮮な食材を使った絶品料理を楽しめるのも函館旅行の醍醐味です。
富良野の雪景色と春の彩り
富良野といえば、夏のラベンダー畑が有名ですが、3月の富良野もまた違った魅力があります。まだ雪が残るこの時期、真っ白な雪原が広がり、まるで別世界のような美しい風景が楽しめます。
3月の富良野では、スキーやスノーボードを楽しめるのはもちろんのこと、犬ぞり体験やスノーモービルツアーなど、冬ならではのアクティビティも豊富に用意されています。特に犬ぞりは人気があり、自分でそりを操縦しながら雪原を駆け抜ける爽快感は格別です。
また、3月中旬からは徐々に雪解けが進み、地面から春の草花が顔を出し始めます。富良野の一部の農場では、雪解けとともに花が咲き始め、白銀の世界に彩りが加わる美しい風景を楽しめるのも特徴です。
さらに、富良野のもう一つの魅力は「富良野チーズ工房」や「富良野ワイン工場」などのグルメスポットです。チーズやワインの製造過程を見学できるだけでなく、試食や試飲も楽しめるため、美味しい北海道グルメを堪能したい人にはぴったりのスポットです。
小樽運河のロマンチックな雰囲気
小樽はレトロな街並みが魅力的な観光地であり、3月になると雪が少しずつ溶け始め、春へと移り変わる風景を楽しむことができます。特に「小樽運河」は、小樽を代表する観光スポットの一つであり、ノスタルジックな雰囲気が漂う場所です。
運河沿いには歴史的な建物が立ち並び、夜になるとガス灯がともり、ロマンチックな雰囲気が広がります。3月はまだ寒さが残りますが、その分観光客が少なく、静かに運河の景色を楽しめるのが魅力です。また、運河沿いのカフェやレストランでは、小樽の名物グルメを楽しむこともできます。
さらに、小樽は「スイーツの街」としても知られており、有名なルタオのチーズケーキや、六花亭のスイーツなど、美味しいスイーツを堪能できるのも大きな魅力です。スイーツ巡りをしながら、ゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。
阿寒湖の氷上アクティビティとアイヌ文化
阿寒湖は、北海道東部に位置する美しい湖で、冬の間は湖が完全に凍結し、さまざまな氷上アクティビティを楽しむことができます。3月は氷の厚みがまだ十分にあり、氷上を歩いたり、特別な体験をするには最適な時期です。
阿寒湖で特に人気のアクティビティの一つが「ワカサギ釣り」です。湖の上に穴を開けて釣るワカサギ釣りは、初心者でも楽しめるアクティビティで、釣った魚をその場で天ぷらにして食べることもできます。釣り道具のレンタルや、ガイド付きのプランも充実しているため、手ぶらで気軽に参加できるのも魅力です。
また、阿寒湖周辺では、アイヌ文化に触れることができるスポットが多数あります。「阿寒湖アイヌコタン」は、日本最大級のアイヌ民族の集落であり、伝統工芸品の展示や販売、アイヌの踊りや音楽を楽しめる施設が整っています。3月でも観光可能で、夜にはアイヌの伝統舞踊「イオマンテの火まつり」が開催されることもあり、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
さらに、阿寒湖周辺には温泉も多く点在し、寒い3月でも温泉に浸かりながら雄大な自然を眺めることができます。特に「阿寒湖温泉街」には宿泊施設が充実しており、観光とリラクゼーションを兼ねた旅ができるのも魅力です。
層雲峡の氷瀑祭りと壮大な渓谷美
北海道の大自然を代表する景勝地の一つ、層雲峡は、冬の間に幻想的な氷の世界へと変貌します。毎年1月下旬から3月中旬まで開催される「層雲峡氷瀑まつり」は、壮大な氷の彫刻やライトアップが楽しめるイベントで、多くの観光客が訪れます。3月は比較的暖かくなり始める時期ですが、氷のオブジェはまだしっかりと残っており、夜のライトアップが特に美しいのが特徴です。
氷瀑まつりの会場には、氷で作られたトンネルやドーム型の建造物が並び、まるで氷の城の中を歩いているような気分を味わえます。カラフルなライトアップが氷に反射し、幻想的な雰囲気を作り出します。会場内では、氷の滑り台や、温かい飲み物を提供する休憩所もあり、寒い中でも快適に楽しむことができます。
また、層雲峡はダイナミックな渓谷美が魅力のスポットで、特に「銀河の滝」と「流星の滝」は、まだ凍結していることが多く、冬の終わりならではの景色を楽しめます。氷が徐々に解け始めることで、滝の迫力ある流れが見え隠れし、春の訪れを感じることができます。
層雲峡には温泉も多く、「層雲峡温泉」は、疲れた体を癒すのにぴったりのスポットです。温泉に浸かりながら、渓谷の絶景を眺める贅沢な時間を過ごせるのも、3月の旅行ならではの楽しみ方です。
まとめ
3月の北海道は、冬の名残を感じつつも、少しずつ春の訪れを楽しめる特別な季節です。美瑛の青い池や知床の流氷、函館の夜景、富良野の雪景色、小樽運河のロマンチックな雰囲気、阿寒湖の氷上アクティビティ、層雲峡の氷瀑祭りといった、季節ごとの魅力あふれるスポットが点在しています。
また、この時期は観光客の数が比較的少なく、ゆったりと観光できるのも大きなメリットです。冬のアクティビティを満喫しつつ、春の訪れを感じられるこの時期ならではの絶景を楽しむことができるでしょう。北海道旅行を計画している方は、3月ならではの魅力を存分に味わえる旅をぜひ楽しんでみてください。