目次(もくじ)
- 1 夏の北海道旅行の魅力とは?四季が織りなす絶景の旅へ
- 2 初日:札幌で北海道の玄関口を満喫!時計台と海鮮グルメツアー
- 3 2日目:富良野のラベンダー畑散策とカフェ巡りで心癒されるひととき
- 4 2日目:富良野のラベンダー畑散策とカフェ巡りで心癒されるひととき
- 5 3日目:美瑛のパッチワークの丘と青い池でフォトジェニックな自然美を体感
- 6 4日目:旭山動物園で動物たちと出会う!子どもから大人まで楽しめるスポット
- 7 5日目:層雲峡温泉でくつろぐ山間の宿泊体験と大自然の露天風呂
- 8 6日目:小樽運河のロマンチックな夜景とガラス工芸体験で旅の思い出づくり
- 9 最終日:新鮮な海の幸を堪能!札幌市場で味わう最後の北海道グルメ
- 10 まとめ
夏の北海道旅行の魅力とは?四季が織りなす絶景の旅へ
北海道といえば冬の雪景色やスキー場が有名ですが、夏もまた特別な魅力に溢れています。気候は爽やかで湿気も少なく、避暑地として人気の高い観光地です。特に広大な自然が生み出す風景は、まさに夏の訪れを感じさせます。ラベンダーの香りが漂う富良野、美瑛の青い池、小樽運河の静かな夜景など、自然と歴史が調和したスポットが各地に点在しており、短い夏の間に最大限楽しめる旅が可能です。
また、北海道の夏はグルメの宝庫でもあります。新鮮な海の幸、濃厚な乳製品、地元野菜をふんだんに使った料理は、旅をさらに充実させてくれます。海鮮丼やジンギスカン、スイーツなどもぜひ試してみたいものばかり。こうした自然と食が一体となった楽しみ方ができるのが、北海道ならではの醍醐味です。
夏は各地でイベントや祭りが開催され、地域ごとの個性が光る一面もあります。たとえば、富良野ではラベンダー畑が満開を迎える時期に「北の国から」に関連した観光イベントが行われたり、小樽では港町ならではの歴史的な建物を生かしたライトアップが見どころになります。
夏に訪れるべき理由が多すぎて迷うかもしれませんが、この記事では1週間プランにまとめて、それぞれのスポットを存分に楽しむ方法をご紹介します。さあ、絶景とグルメが待つ北海道の夏旅に出発しましょう!
初日:札幌で北海道の玄関口を満喫!時計台と海鮮グルメツアー
旅の始まりは北海道最大の都市、札幌からスタートです。札幌は北海道の文化、歴史、グルメが凝縮した都市であり、旅行者にとって最適な拠点となります。まず訪れたいのが、札幌のシンボルである「札幌時計台」です。歴史的な建築物として観光客に人気であり、特に夏には青空とのコントラストが美しい写真スポットになります。
その後、大通公園でのんびりと散歩しながら、地元のベーカリーやカフェで軽い朝食を楽しむのもおすすめです。特に、北海道の小麦を使用したパンやスイーツは絶品で、朝の爽やかな空気の中で味わうと格別なひとときになります。
昼食には札幌中央卸売市場に立ち寄って、北海道ならではの新鮮な海の幸を楽しみましょう。ウニ、イクラ、ホタテなど、口に入れた瞬間にとろけるような新鮮さを感じられることでしょう。市場の中にはリーズナブルな価格で海鮮丼を提供する店舗が多く、贅沢な食事が手軽に楽しめます。
午後は、「北海道庁旧本庁舎」を訪れて、赤レンガの歴史的建造物の中を散策するのも良い選択です。館内では北海道開拓時代の資料が展示されており、歴史を感じられる空間となっています。また、夜にはすすきので居酒屋巡りをしながら、ジンギスカンやザンギ(北海道風唐揚げ)を堪能しましょう。
このように、初日は札幌を拠点にして歴史とグルメを思う存分味わえるプランとなっています。次の日から始まる自然満喫の旅に備えて、札幌でしっかりとエネルギーをチャージしましょう!
2日目:富良野のラベンダー畑散策とカフェ巡りで心癒されるひととき
2日目:富良野のラベンダー畑散策とカフェ巡りで心癒されるひととき
2日目は富良野へ移動し、北海道の夏を象徴する風景であるラベンダー畑を堪能します。富良野のラベンダーが見頃を迎えるのは7月中旬から下旬にかけて。この時期に訪れると、一面が紫色に染まり、甘いラベンダーの香りが漂う絶景が広がります。有名な観光スポット「ファーム富田」では、広大なラベンダー畑だけでなく、色とりどりの花畑も楽しむことができ、まさに夏の北海道を象徴する場所です。
ラベンダー畑の散策を楽しんだ後は、園内で販売されているラベンダーソフトクリームを味わいましょう。ほのかな花の香りとクリーミーな味わいが心地よく、夏の暑さを和らげてくれます。また、ラベンダーオイルやハーブ製品もお土産として人気で、自宅に帰った後も旅の思い出として香りを楽しめます。
次に訪れたいのは富良野市内に点在するおしゃれなカフェです。中でも「森の時計」は、自然の中で静かなひとときを過ごせる隠れ家的なカフェとして知られています。このカフェは、テレビドラマ『北の国から』の舞台にもなっており、ドラマファンには特に人気があります。自分で豆を挽くセルフスタイルのコーヒーは、香り豊かで格別です。
また、昼食には地元の新鮮な野菜をふんだんに使ったレストランもおすすめです。富良野産の野菜は甘みが強く、夏野菜を中心としたバーニャカウダやパスタは絶品です。食材の質が良いため、どの料理も素材本来の味を存分に楽しめます。
午後には「フラワーランドかみふらの」を訪れて、さらに色とりどりの花々に囲まれたリラックスした時間を過ごしましょう。ここでは、ラベンダー以外にもヒマワリやカモミールなど多種多様な花が咲き誇り、花摘み体験もできます。記念に摘んだ花を自分へのお土産にするのも素敵です。
富良野の自然とゆったりとした時間は、都会の喧騒を忘れさせてくれ、心身ともに癒されること間違いなしです。次の日に備えて、富良野の美しい夕焼けを見ながら宿でリラックスするのもよいでしょう。
3日目:美瑛のパッチワークの丘と青い池でフォトジェニックな自然美を体感
3日目は美瑛町へ足を伸ばし、夏に訪れたい絶景スポットである「パッチワークの丘」と「青い池」を訪問します。美瑛はどこを見ても自然の絵画のような風景が広がり、その名の通り、畑や花畑がまるでパッチワークのように見えることから名付けられています。まずは、広大な景色が広がる「ケンとメリーの木」を訪れて、美瑛のシンボルともいえる壮大な景色を堪能しましょう。
「マイルドセブンの丘」や「セブンスターの木」といった名所も近くにあり、車でのドライブ中に立ち寄ることで、北海道の田園風景を思う存分満喫することができます。写真を撮るなら、朝方か夕方の時間帯が特におすすめで、光の角度によって景色が刻々と変化し、幻想的な写真が撮れること間違いなしです。
その後、「青い池」に向かいます。青い池はその名の通り、青く透き通った水面が特徴的で、太陽光の角度によって青の濃さが変わります。この現象は、水中に含まれるアルミニウム成分と光の反射によって生まれたものです。青い池を囲む白樺の木々と澄んだ空気が合わさり、まるで絵本の中に迷い込んだような幻想的な雰囲気を楽しめます。
美瑛には地元の素材を使ったカフェも多くあり、観光の合間に立ち寄るのもおすすめです。特に、自家製チーズやフレッシュな野菜を使った軽食が人気で、旅の疲れを癒すのにぴったりの場所となっています。午後には、美瑛の小さな温泉施設でリラックスして1日の締めくくりを迎えましょう。静かな温泉に浸かりながら、美しい風景に思いを馳せるのも贅沢な体験です。
こうして美瑛の自然に触れた1日が終われば、心は満たされ、次の日の旅への期待がさらに膨らむことでしょう。
4日目:旭山動物園で動物たちと出会う!子どもから大人まで楽しめるスポット
4日目は旭川にある日本でもトップクラスの人気を誇る「旭山動物園」へ向かいます。旭山動物園の魅力は、ただ動物を見るだけではなく、動物たちの自然な姿を間近で観察できる「行動展示」にあります。この展示方法は、動物たちが本来持つ生態や行動を活かしたもので、まるで動物たちの生活に入り込んだかのような臨場感を味わえるのが特徴です。
まず訪れるべきは「ペンギン館」です。巨大な水槽のトンネルをくぐると、ペンギンたちが水中を優雅に泳ぐ姿が見られます。水中での滑らかな動きと素早いスピード感は、陸上では見られない彼らの意外な一面です。また、冬季には「ペンギンの散歩」が行われ、間近でペンギンが列をなして歩く可愛らしい光景を楽しめます。
「ホッキョクグマ館」も外せないポイントです。ガラス越しにホッキョクグマが水中に飛び込んだり、巨大な体を活かして遊ぶ姿を見ると、その迫力に圧倒されるでしょう。また、館内ではホッキョクグマがエサを食べる瞬間も観察でき、子どもから大人まで大人気の展示エリアとなっています。
さらに、「オランウータンのスカイウォーク」はユニークな展示として話題です。高さ17メートルの綱渡りのような施設をオランウータンが移動する様子は、自然の中での生活そのものを再現しており、来園者を驚かせます。ほかにもアザラシ館では、円筒形の水槽をアザラシが縦に泳ぐ姿を見上げることができ、まるでアザラシと一緒に水中にいるかのような気分に浸れます。
昼食は園内のレストランで、北海道の新鮮な食材を使用した軽食やスイーツを楽しむのもおすすめです。また、園外には旭川ラーメンの名店も多く、グルメ旅の一環として立ち寄る価値があります。
動物園を堪能した後は、旭川市内の温泉や「旭川市科学館サイパル」でリラックスしたり知的好奇心を刺激するのも良い締めくくりです。動物たちとの出会いに心を温められた1日が終われば、次の旅への活力が得られるでしょう。
5日目:層雲峡温泉でくつろぐ山間の宿泊体験と大自然の露天風呂
5日目は、豊かな自然に囲まれた層雲峡温泉へ向かい、北海道の大自然の中で癒しの時間を過ごします。層雲峡は大雪山系の山々に囲まれ、四季折々の美しい景色が楽しめる温泉地です。夏には緑豊かな木々と涼やかな川のせせらぎが心地よく、都会の喧騒を忘れてゆったりとした時間を過ごせます。
温泉街に到着したら、まずは散策からスタートしましょう。層雲峡温泉街には歴史を感じさせる温泉宿が立ち並び、足湯や公園も点在しています。特に、散歩道には湧き出る温泉を利用した小さな足湯があり、歩き疲れた足を癒すのにぴったりです。また、地元の土産物屋では、層雲峡ならではの温泉饅頭や山菜を使った特産品が並んでおり、家族や友人へのお土産選びも楽しめます。
層雲峡といえば、断崖絶壁が続く壮大な景観も見どころの一つです。名所の一つである「銀河の滝」と「流星の滝」は、夏になると水量が増し、迫力満点の滝を見ることができます。遊歩道が整備されているため、滝の近くまで歩いて行くことができ、自然のパワーを肌で感じられるスポットです。
宿泊するなら、露天風呂付きの温泉旅館をおすすめします。外に広がる自然を眺めながらのんびり浸かる露天風呂は、心身ともにリフレッシュできる極上の時間です。特に、夜には星空が広がり、温泉に浸かりながら見る星々は、日常ではなかなか味わえない贅沢な体験となります。
夕食には、地元の山の幸や川魚を使用した会席料理が楽しめます。旬の野菜やキノコを使った天ぷら、岩魚の塩焼きなどは、自然の恵みそのものを味わうような感覚です。また、温泉旅館ならではの和食と地酒の組み合わせも至福のひとときとなります。
層雲峡での一泊は、旅の疲れを癒し、翌日への活力を取り戻すのに最適です。温泉でリフレッシュした後は、美瑛や小樽でのさらなる旅を楽しむ準備が整うでしょう。
6日目:小樽運河のロマンチックな夜景とガラス工芸体験で旅の思い出づくり
6日目はノスタルジックな街並みが広がる小樽へ向かいます。小樽は港町として栄えた歴史を持ち、レトロな街並みや運河沿いの風景が多くの観光客を魅了しています。まず訪れるべきは、小樽の象徴ともいえる「小樽運河」です。昼間には歴史的な倉庫群と青い空が美しいコントラストを作り、夜にはガス灯が灯り、運河が幻想的な光景を見せてくれます。
昼間に訪れる際は運河沿いをのんびりと散歩し、途中で観光船に乗って運河をクルージングするのもおすすめです。船上から見る倉庫群は、陸上とはまた異なる視点で楽しめ、写真撮影にも最適です。また、運河沿いには多くのカフェやレストランが並んでおり、ランチには地元の海鮮を使った料理を味わうことができます。特に、新鮮な寿司や小樽名物のうに丼はぜひ試してほしい逸品です。
午後には「小樽オルゴール堂」や「北一ヴェネツィア美術館」など、小樽の歴史と文化を感じられる観光スポットを巡りましょう。オルゴール堂では、自分好みのオルゴールを購入できるだけでなく、実際にオルゴールを作る体験も可能です。オリジナルの音色が奏でるメロディーは、旅の思い出として特別な存在になるでしょう。
次に訪れたいのが「小樽ガラス工房」です。ここでは、伝統的なガラス工芸品の製作を間近で見学したり、実際に吹きガラス体験ができます。ガラス細工は小樽の名産品として有名で、自分で作った作品を持ち帰ることで旅の思い出がさらに深まります。旅先での手作り体験は、観光とはまた異なる充実感が味わえるため、ぜひ挑戦してみてください。
日が暮れたら、小樽運河へ再び足を運び、ロマンチックな夜景を楽しみましょう。運河に映るガス灯の光が水面に揺れ、幻想的な雰囲気が広がります。カップルや家族連れにも人気のスポットであり、ゆっくりと流れる時間の中で旅の終わりを実感できる瞬間です。
小樽での1日は、歴史と文化、そしてノスタルジーを感じる特別な体験の連続です。旅も終盤に差し掛かっていますが、この街で過ごすひとときは、きっと心に残る素晴らしい思い出となるでしょう。
最終日:新鮮な海の幸を堪能!札幌市場で味わう最後の北海道グルメ
1週間にわたる北海道の旅の締めくくりとして、最終日は札幌に戻り、北海道ならではの新鮮な海の幸を存分に味わいましょう。札幌市中央卸売市場や「場外市場」は、地元の漁師が朝一番で獲った魚介類がずらりと並び、観光客から地元民まで多くの人で賑わっています。
市場内には多くの飲食店があり、どこで食べても間違いなく新鮮な海鮮を楽しむことができます。特に人気なのが「海鮮丼」です。ウニ、イクラ、ホタテ、カニなど、豪華な具材が山盛りにのった一杯は、見た目にも贅沢で食べ応えがあります。また、お刺身や焼き魚も絶品で、市場ならではのリーズナブルな価格で提供されていることが嬉しいポイントです。
朝食後は市場内を散策し、海産物や乾物、乳製品などのお土産探しを楽しみましょう。市場にはその場で試食できる店舗も多く、自分好みの味を見つけることができます。特に、干しホタテや昆布など、長期間保存が可能な食品は自宅に帰ってからも旅の思い出として楽しめるため人気があります。
また、余裕があれば札幌の市内観光もおすすめです。「白い恋人パーク」や「北海道神宮」を訪れると、歴史や文化に触れることができ、旅の最後にふさわしい充実したひとときとなるでしょう。特に、北海道神宮では四季折々の自然が楽しめ、夏には緑豊かな参道が清々しい空気を演出してくれます。
旅の最後の食事には、再び地元の名物料理で締めるのも良いでしょう。ジンギスカンや北海道産の乳製品を使ったスイーツなどを楽しみながら、これまでの旅を振り返るのも素敵な時間です。こうして、1週間にわたる北海道の旅は終わりを迎えますが、心に残る感動とお土産を抱えて帰路につくことができるでしょう。
まとめ
今回ご紹介した夏の北海道1週間プランは、自然、美食、文化、癒しのすべてを網羅した充実の旅程です。富良野や美瑛の花畑、層雲峡の温泉、小樽のロマンチックな街並みなど、各地でさまざまな感動を味わえる内容となっています。また、旭山動物園での動物たちとのふれあいや、札幌市場での新鮮なグルメ体験は、北海道ならではの特別な思い出を作るでしょう。
このプランを通じて、北海道の短い夏だからこそ感じられる特別な風景と季節限定の楽しみ方をぜひ体験してください。一度訪れたら、また来年も訪れたくなる――そんな魅力にあふれた旅が、きっとあなたを待っています。