目次(もくじ) [開く]
ゴールデンウィークに新幹線で行く広島・宮島旅行の魅力とは？
ゴールデンウィークは長期休暇を利用して旅行を楽しむ絶好のチャンスです。中でも「広島・宮島」は、新幹線でアクセスしやすく、歴史や自然、グルメを満喫できる魅力的なエリアとして注目されています。広島は、世界遺産である原爆ドームや平和記念公園をはじめ、歴史的な名所が多く、観光だけでなく学びの場としても人気です。また、宮島には日本三景の一つである厳島神社があり、海に浮かぶ大鳥居の美しい景観を楽しむことができます。
新幹線を利用すれば、東京や大阪から広島までスムーズに移動でき、混雑を避けつつ快適な旅を楽しむことができます。特にゴールデンウィークは国内旅行の人気が高まる時期なので、早めの予約が重要です。さらに、広島・宮島は観光地としての魅力だけでなく、地元の名物料理も楽しめるのが大きな魅力。広島風お好み焼きや牡蠣、もみじ饅頭など、ここでしか味わえないグルメを堪能できます。
また、宮島は自然豊かで、厳島神社だけでなく、弥山登山や大聖院の観光も楽しめます。ゴールデンウィークは気候も良く、アウトドアを楽しむのにも最適な時期。この記事では、東京や大阪からのアクセス方法、広島・宮島の観光名所、グルメ情報、宿泊施設、おすすめのモデルコースなどを詳しく紹介していきます。ゴールデンウィークの旅行計画に役立つ情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
東京・大阪から広島へ！新幹線の料金・所要時間・お得な切符情報
東京や大阪から広島へのアクセスには、新幹線が最も便利です。新幹線を利用すれば、快適に短時間で移動できるため、ゴールデンウィークの旅行でも混雑を避けつつ効率よく広島を観光できます。ここでは、新幹線の所要時間や料金、さらにお得な切符情報を詳しく解説します。
東京から広島への新幹線移動
東京駅から広島駅までは、東海道・山陽新幹線「のぞみ」を利用すると、最速で約4時間かかります。自由席の運賃は約18,000円、指定席は約19,000円、グリーン車は約25,000円程度です。長距離移動のため、事前に指定席を予約するのがおすすめです。
大阪から広島への新幹線移動
大阪駅から広島駅までは、山陽新幹線を利用すると約1時間30分で到着します。「のぞみ」を利用すると最速で1時間20分程度、「ひかり」や「こだま」では1時間40分〜2時間ほどかかります。自由席の運賃は約9,800円、指定席は約10,500円、グリーン車は約14,000円程度です。
お得な切符情報
新幹線の切符を安く購入するには、早割や割引切符の活用がおすすめです。
EX早特（エクスプレス予約）
・JR東海の「EX早特」では、通常料金よりも割安で指定席を予約できます。早めに予約することで、通常より3,000円以上安くなることも。
JR西日本の「e5489」割引切符
・JR西日本の「e5489」では、特定の区間でお得な新幹線チケットが販売されています。大阪〜広島間などの移動に最適です。
往復割引や旅行パックの利用
・JRの往復割引を利用すると、片道601km以上の区間では10%の割引が適用されます。また、旅行代理店が販売している新幹線＋ホテルのパックツアーは、宿泊費込みでも単独の新幹線切符より安くなることがあります。
ゴールデンウィークは観光客が多いため、新幹線のチケットは早めに確保するのが鉄則です。特に「のぞみ」は座席が埋まりやすいため、予定が決まったらすぐに予約しておきましょう。
広島観光の定番！原爆ドーム・平和記念公園・広島城を巡るモデルコース
広島市内には、歴史を感じられる観光スポットが数多くあります。特に、世界遺産に登録されている原爆ドームや、戦争の歴史を学べる平和記念公園、江戸時代の城郭として知られる広島城は、広島観光の定番スポットです。ゴールデンウィークの旅行でこれらの名所を巡るモデルコースを紹介します。
午前：原爆ドームと平和記念公園を巡る
広島駅から路面電車を利用し、原爆ドーム前で下車。そこから徒歩ですぐの場所にある原爆ドームは、1945年8月6日の原爆投下の惨禍を今に伝える貴重な遺産です。静かにその姿を見つめながら、平和の大切さを改めて考える時間を持つことができます。
続いて、原爆ドームから徒歩数分の場所にある平和記念公園へ移動。ここには、広島平和記念資料館があり、原爆の歴史や被爆者の体験談、展示資料を通じて戦争の悲惨さを学ぶことができます。ゴールデンウィークは多くの観光客が訪れるため、朝早めの時間帯に訪れると比較的ゆっくり見学できます。
昼食：広島名物のお好み焼きを堪能
観光の合間に広島グルメを楽しみましょう。おすすめは、広島駅周辺や市内にある「お好み村」で、本場の広島風お好み焼きを味わうこと。広島風お好み焼きは、キャベツたっぷりの層になったスタイルが特徴で、そば入りのボリューム感が魅力です。
午後：広島城で歴史を感じる
昼食後は、路面電車を利用して広島城へ。広島城は、1589年に毛利輝元によって築城された歴史的な城で、「鯉城（りじょう）」という別名でも親しまれています。現在の天守閣は戦後に再建されたものですが、内部は広島の歴史に関する展示が充実しており、城の歴史を学ぶことができます。最上階からは広島市内の眺望も楽しめます。
このように、広島市内には歴史を感じられる観光スポットが点在しており、一日かけてじっくり巡ることができます。
宮島への行き方とフェリー情報！厳島神社・大鳥居の絶景を楽しむ方法
宮島は、広島観光のハイライトの一つです。特に、日本三景の一つとして知られる厳島神社と、そのシンボルである海上に立つ大鳥居は、一度は訪れてみたいスポットです。広島市内から宮島へはフェリーでアクセスでき、気軽に訪れることができます。
広島市内から宮島へのアクセス
広島駅から宮島口へは、JR山陽本線または広電（広島電鉄）の路面電車を利用します。
JR山陽本線：広島駅から宮島口駅まで約25分（運賃410円）
広電（路面電車）：広島駅から宮島口まで約70分（運賃270円）
宮島口駅に到着後、フェリー乗り場へ徒歩約5分でアクセスできます。
宮島フェリーの詳細
宮島へ渡るには、以下の2つのフェリー会社が運航しています。
JR西日本宮島フェリー（片道大人200円、所要時間約10分）
宮島松大汽船（片道大人200円、所要時間約10分）
どちらのフェリーでも宮島へアクセスできますが、JR西日本宮島フェリーは大鳥居に近いルートを通るため、船上から大鳥居の迫力ある姿を間近で楽しむことができます。
厳島神社と大鳥居の見どころ
宮島に到着後、徒歩10分ほどで厳島神社に到着します。厳島神社は平安時代に創建された神社で、潮の満ち引きによって姿を変える「海上の神社」として有名です。特に、満潮時に水に浮かんで見える本殿や大鳥居は幻想的な美しさを誇ります。
大鳥居は干潮時には歩いて近づくことができ、触れることも可能です。一方、満潮時には水に浮かぶ神秘的な姿を楽しめます。事前に潮の満ち引きの時間を調べておくと、異なる景色を堪能できるためおすすめです。
また、宮島には鹿が生息しており、観光客と触れ合うこともできます。ただし、食べ物を持っていると鹿が寄ってくるので注意が必要です。
このように、宮島はフェリーで気軽に訪れることができるだけでなく、歴史と自然の両方を楽しめる観光地です。ゴールデンウィークに訪れる際は混雑が予想されるため、早めの時間に訪れるのがおすすめです。
広島グルメを満喫！お好み焼き・牡蠣・もみじ饅頭のおすすめ店
広島観光の楽しみの一つが、地元ならではの美味しいグルメです。広島風お好み焼き、瀬戸内産の牡蠣、そしてお土産の定番・もみじ饅頭など、広島には魅力的な食べ物が揃っています。ここでは、広島に訪れたらぜひ食べたい名物料理と、そのおすすめ店を紹介します。
広島風お好み焼きのおすすめ店
広島風お好み焼きは、関西風とは異なり、生地と具材を混ぜずに層状に焼き上げるスタイルが特徴です。焼きそばやうどんを入れることで、ボリューム満点の仕上がりになります。
おすすめ店
お好み村（広島市内）
広島市中心部にある、お好み焼きの名店が集まるビル。30軒以上の店舗があり、好きな店を選べるのが魅力。
みっちゃん総本店（紙屋町本店）
広島風お好み焼きの元祖と言われる老舗。キャベツの甘みと特製ソースのバランスが絶妙。
八昌（薬研堀本店）
地元民にも人気の有名店で、鉄板の上でパリッと焼き上げた生地が特徴。
瀬戸内産の牡蠣を楽しめる店
広島は日本一の牡蠣の産地として知られ、新鮮な牡蠣を様々なスタイルで楽しむことができます。焼き牡蠣、カキフライ、牡蠣鍋など、広島ならではの味覚を堪能しましょう。
おすすめ店
牡蠣屋（宮島）
宮島で人気の牡蠣専門店。炭火焼き牡蠣や牡蠣フライ、牡蠣飯など、牡蠣を存分に味わえる。
かなわ（広島市内）
広島市内の老舗牡蠣料理店。生牡蠣や焼き牡蠣のほか、オイスターカクテルも楽しめる。
大和屋（広島駅周辺）
広島駅近くにあり、新鮮な牡蠣をリーズナブルに楽しめる穴場。
お土産に最適！もみじ饅頭の名店
広島のお土産といえば、もみじ饅頭。カステラ生地にあんこを包んだ伝統の味から、チョコレートやクリーム入りの進化系まで、さまざまな種類があります。
おすすめ店
にしき堂
広島でもっとも有名なもみじ饅頭の老舗。こしあん、つぶあん、抹茶、クリームなど種類が豊富。
藤い屋（宮島）
宮島に本店を構える名店で、しっとりとした生地と上品な甘さが特徴。
やまだ屋
広島市内と宮島に店舗があり、チョコやレモン味などのアレンジも楽しめる。
広島には、これらの名物グルメのほかにも、穴子飯や広島つけ麺といった名物料理があります。食を楽しむことも、広島旅行の醍醐味の一つです。
宮島の穴場スポット！大聖院・弥山ハイキングで絶景を堪能
宮島といえば厳島神社と大鳥居が有名ですが、実はそれ以外にも見どころがたくさんあります。特に、静寂に包まれた大聖院と、瀬戸内海を一望できる弥山（みせん）ハイキングは、知る人ぞ知る宮島の魅力的なスポットです。
静寂の中に佇む大聖院
宮島の厳島神社から徒歩約10分の場所にある大聖院（だいしょういん）は、宮島最古の寺院であり、パワースポットとしても人気です。本堂には不動明王像が祀られ、境内にはさまざまな仏像が並んでいます。また、階段には「五百羅漢」と呼ばれる500体の石仏が並び、表情豊かな仏像を眺めながら散策できます。観光客が比較的少ないため、厳島神社の賑わいとは対照的に、落ち着いた雰囲気を楽しめます。
弥山ハイキングで絶景を堪能
宮島の最高峰である弥山（標高535m）は、登山好きにはたまらないスポットです。山頂からは瀬戸内海の多島美を一望でき、晴れた日には四国まで見渡せる絶景が広がります。
登山ルートとアクセス
弥山へ登るには、いくつかのルートがあります。
紅葉谷ルート（所要時間：約90分）
宮島ロープウェー乗り場の近くからスタートする、比較的歩きやすいコース。
大元ルート（所要時間：約100分）
原生林が残るルートで、神秘的な雰囲気を味わえる。
ロープウェー＋徒歩（所要時間：約30分）
体力に自信がない人には、ロープウェーの利用がおすすめ。紅葉谷駅から獅子岩駅まで約15分、その後徒歩で山頂を目指す。
頂上には弘法大師が修行したと伝えられる「霊火堂」があり、ここに灯る火は1200年以上燃え続けています。また、岩の上に巨石が乗った「くぐり岩」も見どころの一つ。登山が好きな人は、ぜひトライしてみてください。
宮島には厳島神社以外にも、まだまだ知られていない魅力がたくさんあります。観光客が多いゴールデンウィークでも、静かに宮島の自然と歴史を満喫できるこれらのスポットを訪れるのもおすすめです。
ゴールデンウィークの混雑回避術！早朝・夜のおすすめ観光プラン
ゴールデンウィークの広島・宮島旅行では、混雑が避けられないのが難点です。観光客が集中する時間帯を避けて行動することで、スムーズに観光を楽しむことができます。ここでは、早朝や夜の観光プランを活用し、混雑を回避する方法を紹介します。
早朝の広島観光プラン
ゴールデンウィーク中は午前10時を過ぎると観光地が混み始めるため、できるだけ朝8時までに行動を開始するのが理想的です。
原爆ドームと平和記念公園（8:00〜9:00）
原爆ドーム周辺は早朝の時間帯が最も静かで、落ち着いて見学できます。公園内の散策も人が少なく快適です。
広島城（9:00〜10:00）
開館直後に訪れると、混雑を避けて天守閣からの眺めをゆっくり楽しめます。
お好み焼きランチを早めに（11:00〜12:00）
人気店は12時を過ぎると行列ができるため、開店直後の11時ごろに訪れるのがおすすめです。
宮島観光の混雑回避術
宮島の厳島神社は日中に混雑が集中するため、混雑を避けるなら早朝または夕方以降の訪問がベストです。
朝一番のフェリーで宮島へ（8:00〜9:00）
朝早く行くことで、厳島神社をゆっくり見学できます。満潮時の大鳥居の絶景を楽しむなら、潮の時間を事前に確認しておきましょう。
大聖院や弥山を昼間に観光（10:00〜14:00）
厳島神社周辺が混雑する時間帯は、静かな大聖院や弥山ハイキングに時間を使うのが◎。
夕方以降の厳島神社・大鳥居（18:00〜20:00）
夕暮れ時になると観光客が減り、ライトアップされた大鳥居を静かに楽しめます。
夜の広島観光プラン
広島市内は夜も楽しめるスポットが多く、特に夜景やグルメを堪能するのがおすすめです。
お好み焼きディナー（18:00〜19:30）
昼よりは行列が落ち着く時間帯。夕食に広島風お好み焼きを味わう。
広島平和記念公園のライトアップ（20:00〜21:00）
夜は観光客が少なく、ライトアップされた原爆ドームが幻想的な雰囲気を演出。
広島湾クルーズ（21:00〜22:00）
宮島方面に向かうナイトクルーズもあり、夜景を楽しめる。
このように、時間帯を工夫することで、ゴールデンウィークの混雑を最小限に抑えながら広島・宮島旅行を満喫できます。
広島・宮島で泊まるならここ！人気のホテル・旅館・温泉宿を紹介
広島市内や宮島には、多くの宿泊施設があります。目的に合わせてホテルを選ぶことで、快適な滞在が可能です。
広島市内のおすすめホテル
リーガロイヤルホテル広島（広島駅周辺）
高級ホテルながらリーズナブルな価格帯もあり、展望レストランからの夜景が魅力。
ANAクラウンプラザホテル広島（平和記念公園近く）
観光地に近く、朝食が充実していると評判のホテル。
カプセルホテルCUBE広島（広島駅周辺）
リーズナブルに泊まれるおしゃれなカプセルホテル。
宮島のおすすめ宿泊施設
岩惣（いわそう）
宮島の老舗旅館で、厳島神社に近く、和の風情が楽しめる。
錦水館（きんすいかん）
瀬戸内海の絶景を望む温泉宿。料理が美味しいと評判。
宮島グランドホテル有もと
大鳥居の近くにあり、和の趣を感じられる旅館。
宮島に泊まると、昼間の混雑を避けて静かな宮島の雰囲気を楽しむことができます。
旅行前に知っておきたい！広島・宮島の気候とゴールデンウィークの天気予報
広島・宮島のゴールデンウィークの気候は、春らしい過ごしやすい気温ですが、日によっては暑さを感じることもあります。
広島・宮島の5月の気候
平均気温：15〜25℃（昼間は薄手の服装でOK、朝晩は肌寒い）
降水量：少なめ（ただし、天候が変わりやすいので折りたたみ傘を持参）
紫外線：やや強い（日焼け対策が必要）
宮島は海に囲まれているため、夜はやや冷えることがあります。軽い羽織りものを持参するのがベストです。
広島・宮島旅行の総まとめ！充実したゴールデンウィークを過ごすために
ゴールデンウィークに広島・宮島を訪れるなら、新幹線でのアクセスの良さを活かし、早めの計画を立てることが大切です。
今回紹介したポイント
新幹線の早割やお得な切符を活用して費用を抑える
朝や夜の観光プランを組み合わせて混雑を避ける
広島風お好み焼き、牡蠣、もみじ饅頭などの名物グルメを堪能する
厳島神社だけでなく、大聖院や弥山ハイキングも楽しむ
宮島に宿泊すると、夜の静けさを満喫できる
ゴールデンウィークは多くの人が広島・宮島を訪れますが、時間を工夫し、効率よく回れば快適に観光を楽しめます。素敵な広島・宮島旅行を計画してください！