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三連休で行く箱根・伊豆・熱海!東京発の贅沢旅行プランとは?
三連休があるなら、ちょっと贅沢な旅行を計画してみませんか?東京からアクセスしやすい箱根・伊豆・熱海エリアは、美しい自然、温泉、グルメが満喫できる人気の旅行先です。このエリアはそれぞれ特色が異なり、1泊や2泊では回りきれないほど魅力的なスポットが点在しています。
今回のプランでは、1日目に箱根の温泉やアート、絶景スポットを楽しみ、2日目には伊豆で大自然に触れながらドライブを満喫、3日目は熱海で美味しい海鮮と街歩きを楽しむスケジュールを提案します。三連休をフル活用し、温泉とグルメを存分に味わえる旅行を計画しましょう。
東京から箱根・伊豆・熱海へのアクセスは、新幹線や特急列車、レンタカーなどさまざまな選択肢があります。新幹線を使えば、東京駅から熱海駅まで約40分で到着するため、短い休みでも効率的に観光できます。また、レンタカーを使えば、伊豆の絶景スポットを自由に巡ることが可能です。
旅行の計画を立てる際には、移動手段や混雑状況を考慮しながら、各エリアでの滞在時間をしっかり確保することが大切です。本記事では、三連休で最大限楽しめるモデルコースを詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1日目:箱根で温泉とアートを満喫!芦ノ湖クルーズ&大涌谷の絶景も
三連休の1日目は、東京から箱根へ向かい、温泉とアート、絶景を堪能する一日を過ごします。箱根は都心からのアクセスも良く、早朝に出発すれば午前中から観光をスタートできます。
まずは芦ノ湖クルーズで絶景を満喫
箱根に到着したら、まずは芦ノ湖でのクルーズを楽しみましょう。箱根町港や元箱根港から出発する海賊船クルーズに乗れば、湖上から富士山の絶景を眺めることができます。晴れた日には、青空と湖、そして富士山が美しく調和し、まるで絵画のような景色が広がります。クルーズは30〜40分ほどで、移動しながら景色を楽しめるので効率的に観光できます。
大涌谷で名物の黒たまごを堪能
芦ノ湖の次は、大涌谷へ向かいましょう。ここは火山活動によって生まれた独特の景観が楽しめるスポットです。ロープウェイを利用すると、山頂から広がる壮大な景色が一望できます。大涌谷の名物といえば「黒たまご」。温泉で茹でることで殻が黒くなったこの卵を食べると「寿命が7年延びる」と言われており、観光客にも大人気です。
箱根彫刻の森美術館でアートを体感
午後は、箱根の代表的な美術館「彫刻の森美術館」へ。屋外展示が多いため、自然の中でアート作品を鑑賞できるのが魅力です。特に「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」や「ピカソ館」は必見です。ここでは、美術作品に直接触れられるエリアもあり、大人だけでなく子供連れの旅行にもおすすめです。
温泉で旅の疲れを癒す
1日目の締めくくりは、箱根の温泉でリラックスしましょう。箱根湯本や強羅エリアには、日帰り温泉施設も充実していますが、宿泊するなら露天風呂付きの旅館を選ぶのもおすすめです。箱根の温泉は、美肌効果が高いとされるアルカリ性の湯や、硫黄の香りが漂う硫黄泉など、泉質の異なる温泉が楽しめます。ゆったりとした時間を過ごし、翌日の旅に備えましょう。
2日目:伊豆の絶景ドライブ!河津七滝・堂ヶ島クルーズで大自然を堪能
2日目は、箱根から伊豆へ移動し、絶景スポットを巡るドライブ旅行を楽しみます。伊豆は海岸線に沿った壮大な景観と、美しい滝や温泉が点在するエリアです。レンタカーを利用すれば、自由に絶景ポイントを巡ることができるのでおすすめです。
朝食後に出発!まずは伊豆の名瀑「河津七滝」へ
朝は箱根の宿で朝食を楽しみ、チェックアウト後に伊豆方面へ向かいましょう。最初の目的地は「河津七滝(かわづななだる)」。ここは、7つの滝が連なる美しい景勝地で、滝を巡りながらのハイキングが楽しめます。
滝ごとに個性的な形があり、中でも「大滝(おおだる)」は高さ約30mを誇る迫力満点の滝です。周辺には温泉宿や足湯が点在し、滝を眺めながらリラックスできるスポットもあります。特に「河津七滝温泉」は、自然に囲まれた露天風呂が魅力的で、立ち寄り湯として利用するのもおすすめです。
絶景の堂ヶ島でクルーズ体験!
河津七滝を満喫したら、西伊豆の「堂ヶ島(どうがしま)」へ向かいましょう。堂ヶ島は、奇岩が連なるダイナミックな海岸線で知られるスポットで、遊覧船に乗ると「天窓洞(てんそうどう)」と呼ばれる洞窟内に入ることができます。
天窓洞は、天井の一部が開いており、そこから差し込む光が海を青く輝かせる神秘的な景観を作り出します。クルーズは20〜30分ほどの短い時間で楽しめるので、観光の合間にぴったりです。また、堂ヶ島周辺には絶景の温泉宿も多く、海を眺めながらの温泉も楽しめます。
伊豆グルメを堪能!海鮮丼&金目鯛の煮付け
ランチは堂ヶ島や下田周辺で、新鮮な海の幸を堪能しましょう。特に伊豆で外せないのは「金目鯛の煮付け」です。脂がのった金目鯛を甘辛いタレで煮込んだ料理は、ご飯との相性抜群。地元の食堂や旅館の食事処で味わうことができます。
また、伊豆といえば海鮮丼も絶品です。地元の漁港直送のネタを使った海鮮丼は、マグロやアジ、イクラ、エビなどが贅沢に盛られており、ボリューム満点。旅の途中で立ち寄るのにぴったりのグルメスポットが多数あります。
夕方は白浜海岸で美しいサンセットを
午後は伊豆の白浜海岸でのんびりと過ごしましょう。ここは透明度の高い海と白い砂浜が特徴で、まるで南国のような雰囲気を味わえます。夕暮れ時になると、海がオレンジ色に染まり、ロマンチックな景色が広がります。波の音を聞きながら、ゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。
夕食は宿泊先で伊豆ならではの新鮮な魚介料理を堪能し、2日目の旅を締めくくりましょう。
3日目:熱海で海の幸と温泉三昧!話題のスイーツ&レトロな街歩き
三連休の最終日は、熱海を満喫する一日にしましょう。熱海は近年、リニューアルされた観光スポットやレトロな街並みが人気を集め、温泉だけでなく食やアクティビティも充実しています。伊豆からのアクセスも良好なので、午前中から観光をスタートできます。
朝は熱海の海岸沿いを散策
朝は、熱海サンビーチ周辺を散策して、爽やかな海風を感じながら一日をスタートさせましょう。サンビーチは波が穏やかで、ヤシの木が並ぶ南国ムード漂うエリアです。早朝の散歩を楽しんだ後、近くのカフェでモーニングをいただくのもおすすめです。
最近話題の「渚親水公園」も見どころのひとつです。熱海の海と街を一望できるスポットで、インスタ映えする写真が撮れることでも人気。朝の静かな時間に訪れると、海のきらめきをゆっくりと楽しむことができます。
熱海銀座でレトロな街歩きを楽しむ
次に向かうのは「熱海銀座」。昭和レトロな雰囲気が漂うこの商店街には、老舗の喫茶店や和菓子店、新しいおしゃれなスイーツショップなどが並び、歩いているだけで楽しくなります。
中でも人気なのが「熱海プリン」。昔ながらの牛乳瓶に入ったなめらかなプリンは、観光客にも大人気。抹茶や黒蜜などのトッピングもあり、お土産としても喜ばれます。
また、レトロな純喫茶「ボンネット」や「ナギサコーヒー」では、昔懐かしいクリームソーダやホットケーキを味わえます。昭和の雰囲気を感じながら、のんびりと過ごすのもおすすめです。
熱海の名物「海鮮丼」&「アジフライ」を堪能
ランチは、新鮮な海の幸を堪能しましょう。熱海はアジの漁獲量が多く、特に「アジフライ」が絶品です。サクサクの衣とふっくらしたアジの身の相性が抜群で、ご飯が進む一品。熱海駅周辺や網代港近くの食堂では、揚げたてのアジフライ定食を楽しめます。
また、熱海の海鮮丼も見逃せません。市場直送の魚を贅沢に盛り付けた丼ぶりは、ボリュームも満点。ウニやイクラ、マグロ、エビがたっぷり入った贅沢丼を味わえば、旅の満足度も一気に高まります。
熱海の温泉で旅の疲れを癒す
三連休の締めくくりは、熱海温泉でゆったりと過ごしましょう。熱海には日帰り温泉施設が充実しており、駅周辺でも気軽に温泉を楽しめます。「日航亭・大湯」や「福島屋」などの老舗温泉旅館では、昔ながらの風情ある湯船でくつろぐことができます。
また、露天風呂付きの施設では、海を眺めながら入浴できるところもあり、贅沢な気分を味わえます。温泉で疲れを癒した後は、帰路につきましょう。東京までは新幹線で約40分と、アクセスが良いため、夕方までしっかり観光してから帰ることができます。
予算&アクセス完全ガイド!三連休で快適に巡るポイント
三連休で箱根・伊豆・熱海を巡る旅行を計画する際、移動手段や予算をしっかり把握しておくことが大切です。効率よく観光するために、アクセス方法や交通費の目安、旅を快適にするポイントを紹介します。
アクセス方法と移動のポイント
東京から箱根
新幹線(こだま):東京駅 → 小田原駅(約35分)+箱根登山鉄道で箱根湯本へ(約15分)
小田急ロマンスカー:新宿駅 → 箱根湯本駅(約85分)
高速バス:新宿 → 箱根各地(約2時間)
箱根から伊豆
レンタカーが便利(約1時間半)
電車移動の場合は、小田原駅経由で伊豆急行線を利用
伊豆から熱海
伊豆急行線で約30〜50分(下田方面から)
車なら約1時間程度
熱海から東京
新幹線(こだま):約40分
JR東海道線(快速アクティー):約1時間40分
車移動なら観光スポットを自由に巡れますが、渋滞が発生しやすいので、早めの出発を心がけましょう。
旅行予算の目安
1人あたりの平均予算(2泊3日)
交通費(新幹線&電車利用):15,000~20,000円
宿泊費(1泊あたり):10,000~30,000円
食費(1日):5,000~10,000円
観光費(入場料・アクティビティなど):3,000~5,000円
合計すると、3日間の旅行で1人あたり約50,000~80,000円程度が目安になります。宿泊をリーズナブルな宿にしたり、格安の交通手段を選ぶことで、さらに節約も可能です。
快適に旅をするためのポイント
休日は混雑必至!早朝出発&事前予約が必須
週末や連休は観光客が多いため、宿泊施設や人気のレストランは早めに予約をしましょう。また、朝早く出発することで、混雑を避けながら快適に観光できます。
荷物は最小限に!キャリーよりリュックが便利
移動が多いため、大きなスーツケースよりもリュックやショルダーバッグの方が動きやすく便利です。
観光地の無料駐車場&パークアンドライドを活用
車で行く場合、箱根や伊豆は駐車場が少ないため、無料の駐車場やパークアンドライドを活用するとスムーズです。
旅行をもっと快適に!おすすめの宿泊先&グルメスポット
三連休の旅行をより快適で充実したものにするためには、宿泊先やグルメ選びが重要です。箱根・伊豆・熱海には多くの温泉旅館やホテルがあり、それぞれ特色があります。また、各エリアの名物グルメを楽しむことで、旅の満足度もさらにアップします。
箱根のおすすめ宿泊先
高級旅館で贅沢な時間を過ごしたいなら
強羅花壇(強羅エリア):歴史ある高級旅館で、露天風呂付き客室や美しい日本庭園が魅力。
天悠(てんゆう)(箱根湯本):客室露天風呂から箱根の山々を一望できる絶景の宿。
コスパ重視&リーズナブルな宿泊なら
箱根湯本温泉 ホテルおかだ(箱根湯本):大浴場と露天風呂が充実し、手頃な価格で宿泊可能。
ゲストハウス toi(宮ノ下):おしゃれなデザインのゲストハウスで、カフェ併設のアットホームな宿。
伊豆のおすすめ宿泊先
絶景温泉&オーシャンビューを楽しめる宿
伊豆ホテルリゾート&スパ(伊豆高原):全室オーシャンビュー&露天風呂付きで、プライベートな時間を満喫できる高級リゾート。
堂ヶ島ニュー銀水(堂ヶ島):海を一望できる露天風呂と、豪華な海鮮料理が自慢の温泉宿。
コスパ重視の宿泊なら
ペンション むぎわらぼうし(河津町):河津桜の名所近くで、アットホームな雰囲気の宿。
伊豆高原の宿 はなれ宿善積(伊豆高原):落ち着いた和風の宿で、リーズナブルな価格で泊まれる隠れ家的な宿。
熱海のおすすめ宿泊先
海の近くで贅沢な温泉を楽しむなら
ATAMI せかいえ(熱海):全室オーシャンビュー&源泉掛け流しの温泉付きの高級リゾートホテル。
熱海後楽園ホテル(熱海):大浴場から海が見える絶景ホテルで、館内にはスパやエンターテイメント施設も完備。
リーズナブルな宿泊施設
熱海ニューフジヤホテル(熱海):手頃な価格で泊まれる大型ホテルで、バイキング料理が充実。
ホテル大野屋(熱海):レトロな雰囲気の温泉宿で、コスパ抜群の宿泊プランあり。
各エリアのおすすめグルメスポット
箱根
はつ花そば(箱根湯本):名物「箱根そば」は、自然薯を使ったコシのある絶品そば。
渡邊ベーカリー(宮ノ下):「温泉シチューパン」が有名な老舗ベーカリー。
伊豆
徳造丸(稲取・下田など):金目鯛の煮付けが人気の老舗海鮮料理店。
磯料理 魚庵(堂ヶ島):漁師直営の海鮮料理店で、新鮮な刺身や海鮮丼が絶品。
熱海
まぐろや(熱海駅前):新鮮なマグロ丼や海鮮丼がリーズナブルに楽しめる。
熱海プリン(熱海銀座):レトロな見た目と濃厚な味わいで人気のスイーツ。
これらの宿やグルメスポットを押さえておけば、三連休の旅行をより満喫できること間違いなしです。
三連休を最大限楽しむためのモデルコース&タイムスケジュール
三連休の旅行を最大限楽しむために、時間を有効活用したモデルコースと具体的なタイムスケジュールを紹介します。観光スポットの混雑を避けるために、朝早く出発し、移動時間を短縮する工夫を取り入れたプランです。
1日目:箱根観光&温泉でリラックス
07:30 東京出発(新幹線 or ロマンスカー or 車)
09:00 箱根湯本到着・散策(お土産&軽食)
10:30 芦ノ湖海賊船クルーズ(30分間の湖上観光)
11:30 大涌谷で名物黒たまごを堪能
12:30 ランチ(箱根湯本の「はつ花そば」など)
14:00 彫刻の森美術館でアート鑑賞
16:00 チェックイン&温泉でリラックス
18:30 旅館で夕食(懐石料理や地元食材の食事)
21:00 夜の箱根湯本散策&温泉街のライトアップを楽しむ
2日目:伊豆の絶景ドライブ&海鮮グルメ
08:00 チェックアウト&箱根出発(レンタカー移動)
09:30 河津七滝で滝巡り&足湯体験
11:00 白浜海岸で写真撮影&ビーチ散策
12:30 ランチ(金目鯛の煮付け or 海鮮丼)
14:00 堂ヶ島で遊覧船クルーズ&天窓洞を観光
16:00 夕日が美しい場所でのんびり(黄金崎や恋人岬など)
18:00 伊豆の温泉宿にチェックイン&夕食
3日目:熱海でレトロな街歩き&温泉
08:30 チェックアウト&伊豆出発
09:30 熱海サンビーチ散策&カフェでモーニング
10:30 熱海銀座でレトロな街歩き&プリン・スイーツ巡り
12:00 ランチ(アジフライ定食 or 海鮮丼)
13:30 熱海の温泉で旅の疲れを癒す(「日航亭・大湯」など)
15:00 熱海駅でお土産購入(温泉まんじゅう・干物など)
16:00 新幹線で東京へ帰宅
このスケジュールを参考に、三連休を効率よく観光しながら、温泉やグルメを存分に楽しみましょう。
まとめ
三連休を利用して、箱根・伊豆・熱海を巡る旅行プランを紹介しました。このエリアは温泉や美しい自然、グルメ、アートが楽しめる魅力的なスポットが満載です。
1日目は箱根で温泉とアートに癒され、2日目は伊豆の絶景ドライブと海鮮グルメを満喫。最終日は熱海でレトロな街歩きと温泉を楽しむ、充実したスケジュールを提案しました。
また、アクセスや予算の情報、宿泊先やグルメスポットのおすすめも紹介しましたので、旅行の計画を立てる際の参考にしてください。三連休を使って、リフレッシュできる最高の旅を楽しみましょう!