目次(もくじ)
はじめに：沖縄で最高の夏休みを過ごすための基本情報
沖縄は日本国内でも屈指の観光地として知られ、特に夏休みは多くの観光客で賑わいます。青く澄んだ海、白い砂浜、豊かな自然、独自の文化が融合した魅力的なエリアで、石垣島や宮古島を含む離島まで足を伸ばせば、さらに特別な体験ができます。
沖縄旅行を成功させるためには、事前にしっかりとした計画を立てることが重要です。まず、沖縄の気候について理解しましょう。夏の沖縄は気温が30度を超える日が多く、湿度も高いため、熱中症対策が必須です。紫外線も強いため、日焼け止めや帽子、サングラスを準備しておくと良いでしょう。
次に、移動手段を考えることが大切です。沖縄本島ではレンタカーが便利ですが、那覇市内ではモノレール（ゆいレール）を活用するのもおすすめです。離島へ行く場合は飛行機やフェリーを利用することになります。特に石垣島や宮古島へは、事前に航空券を予約しておくとスムーズです。
また、沖縄ならではのグルメも楽しみの一つです。ソーキそば、ゴーヤチャンプルー、タコライス、紅芋スイーツなど、地元ならではの味を堪能できます。特に離島に行くと、島ごとの特産品があるので、ぜひチェックしてみてください。
さらに、沖縄旅行では宿泊先の選び方も重要です。リゾートホテル、民宿、ゲストハウスなど、さまざまな宿泊施設があるため、自分のスタイルに合った場所を選ぶと良いでしょう。リゾートホテルでは贅沢な時間を過ごせますし、ゲストハウスでは地元の人との交流を楽しめます。
このように、沖縄旅行を存分に楽しむためには、気候、移動手段、グルメ、宿泊先などを考慮した計画が欠かせません。これから紹介する7日間のモデルコースを参考に、最高の夏休みを過ごしてください。
1日目：那覇観光スタート！首里城・国際通り・沖縄グルメを満喫
沖縄旅行の初日は、那覇市内の観光からスタートしましょう。那覇は沖縄本島の中心都市であり、歴史的な名所やショッピングスポット、グルメが充実しています。到着後すぐに沖縄の魅力を味わえる場所を巡ることで、旅行のワクワク感が一気に高まります。
首里城：琉球王国の歴史を感じる
まず訪れたいのが首里城です。首里城は琉球王国の象徴であり、その壮大な赤い城門や宮殿は沖縄独自の文化を色濃く残しています。2019年の火災によって焼失してしまいましたが、現在は復元工事が進められており、一部エリアが公開されています。修復作業の様子を見学できるのも貴重な体験です。城内を歩きながら、琉球王国の歴史や文化について学びましょう。
国際通り：ショッピング＆食べ歩きを楽しむ
首里城を堪能した後は、那覇のメインストリート「国際通り」へ移動しましょう。国際通りは1.6kmにわたる賑やかな商店街で、お土産屋や飲食店が立ち並んでいます。ここでは、沖縄ならではの特産品を探したり、食べ歩きを楽しんだりするのがおすすめです。
ブルーシールアイスクリームやサーターアンダギー（沖縄風ドーナツ）を片手に散策するのも良いでしょう。また、沖縄の伝統工芸品である「琉球ガラス」や「紅型（びんがた）」を扱うお店も多く、旅の思い出にお土産を買うのにも最適なスポットです。
沖縄グルメ：夜は郷土料理を堪能
夕食は沖縄の郷土料理を楽しみましょう。国際通り周辺には、ソーキそばやゴーヤチャンプルー、海ぶどうなどが味わえる居酒屋やレストランがたくさんあります。沖縄名物の泡盛を片手に、地元の味を堪能するのも旅の醍醐味です。
また、よりローカルな雰囲気を楽しみたいなら、牧志公設市場周辺へ足を運ぶのもおすすめです。市場では新鮮な沖縄の魚介類や食材が並び、購入した食材をその場で調理してくれる店舗もあります。
1日目は那覇市内をじっくり巡り、沖縄の文化や食を存分に楽しみましょう。翌日からは、いよいよ離島の冒険が始まります。
2日目：慶良間諸島で感動のシュノーケリング＆マリンアクティビティ体験
沖縄旅行2日目は、世界屈指の透明度を誇る「慶良間諸島」へ向かい、シュノーケリングやマリンアクティビティを満喫しましょう。慶良間諸島は那覇から高速船でわずか30～50分ほどでアクセスできる離島群で、エメラルドグリーンの海とサンゴ礁が広がる美しいエリアです。
慶良間諸島とは？
慶良間諸島は、座間味島、阿嘉島、渡嘉敷島などの島々で構成されており、「ケラマブルー」と呼ばれる美しい海が特徴です。このエリアは国立公園にも指定されており、ウミガメやカラフルな熱帯魚が生息する豊かな自然環境が広がっています。海の透明度は驚くほど高く、ダイビングやシュノーケリングをするには最適な場所です。
渡嘉敷島でシュノーケリング体験
まずは、那覇の泊港からフェリーまたは高速船で渡嘉敷島へ向かいましょう。渡嘉敷島の「阿波連ビーチ」や「渡嘉志久ビーチ」は、波が穏やかで透明度が高いため、初心者でも安心してシュノーケリングを楽しめます。シュノーケルセットはレンタルできるので、手ぶらでもOKです。
水中には色鮮やかなサンゴ礁が広がり、クマノミやスズメダイなどの魚たちが泳いでいます。運が良ければウミガメと一緒に泳ぐこともできます。シュノーケリングの後は、ビーチでのんびりと過ごし、美しい海を眺めながらリラックスしましょう。
座間味島でカヤック＆SUP体験
午後は座間味島へ移動し、カヤックやSUP（スタンドアップパドルボード）に挑戦するのもおすすめです。座間味島の「古座間味ビーチ」は遠浅で穏やかな波が特徴で、初心者でも気軽にSUPを楽しめます。カヤックに乗って沖へ漕ぎ出せば、さらに透明度の高い海を満喫できます。
また、座間味島には展望台がいくつかあり、「高月山展望台」からはケラマブルーの絶景が一望できます。アクティビティの合間に、美しい景色を楽しみながら島内を散策するのも良いでしょう。
夕方はフェリーで那覇へ戻る
たっぷり遊んだ後は、夕方のフェリーで那覇へ戻ります。帰りの船からは、美しいサンセットが見られることもあるので、デッキに出て沖縄の海を眺めながら余韻に浸りましょう。
2日目は、慶良間諸島の透き通る海でシュノーケリングやマリンアクティビティを存分に楽しむ1日になります。翌日からはいよいよ石垣島へ向かい、沖縄の離島の魅力をさらに深く味わいます。
3日目：石垣島へ！川平湾クルーズと竹富島でのんびり観光
3日目は、沖縄の離島観光のハイライトとも言える石垣島へ向かいます。石垣島は八重山諸島の玄関口であり、美しい海や豊かな自然が広がる人気の観光地です。石垣島を拠点に、周辺の島々へもアクセスできるため、離島巡りを楽しむのにも最適です。
石垣島へのアクセス
那覇空港から石垣空港までは飛行機で約1時間。朝早めの便に乗れば、到着後すぐに観光を開始できます。石垣空港に到着したら、レンタカーを借りて島内を巡るのがおすすめです。バスも運行していますが、移動の自由度を考えるとレンタカーが便利です。
川平湾でクルーズ体験
まず訪れたいのが、石垣島随一の絶景スポット「川平湾」です。エメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がり、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星を獲得した景勝地としても有名です。
川平湾は潮の流れが速いため、遊泳は禁止されていますが、グラスボートに乗れば海の中の美しいサンゴや熱帯魚を間近で見ることができます。船底がガラスになっているため、泳がなくても海の中の世界を堪能できるのが魅力です。
竹富島で沖縄らしい風景を満喫
午後は、石垣島からフェリーで約10分の竹富島へ移動します。竹富島は昔ながらの赤瓦の民家や白砂の道が残る、美しい島です。レンタサイクルを借りてのんびりと島内を巡るのが人気のスタイル。
竹富島の観光では、「水牛車観光」が特におすすめです。ゆっくりと進む水牛車に揺られながら、三線の演奏を聴きつつ、沖縄の伝統的な街並みを眺めるのは、竹富島ならではの体験です。
ビーチも魅力的で、「コンドイビーチ」や「カイジ浜（星砂の浜）」は、透明度の高い海と美しい砂浜が広がっています。星の形をした砂を探しながら、のんびりと過ごすのも楽しいひとときです。
石垣島の夜は島グルメを堪能
夕方、竹富島から石垣島へ戻り、夜は島グルメを堪能しましょう。石垣牛のステーキや焼肉、八重山そば、新鮮な海鮮料理など、地元ならではの料理が楽しめる居酒屋やレストランが多数あります。特に、石垣島の「ユーグレナモール」周辺には人気の飲食店が多いので、散策しながらお気に入りの店を見つけるのも良いでしょう。
3日目は、石垣島と竹富島の美しい自然と伝統的な町並みを満喫する一日となります。翌日はさらに奥深い離島の魅力を求めて、西表島や由布島、小浜島を巡る冒険が待っています。
4日目：西表島・由布島・小浜島を巡る大自然アドベンチャー
4日目は、石垣島からさらに足を延ばし、西表島・由布島・小浜島を巡る1日ツアーに参加しましょう。この3つの島はそれぞれ異なる魅力を持ち、大自然と沖縄独特の文化を満喫できる絶好のスポットです。西表島のジャングル探検、由布島の水牛車体験、小浜島ののどかな風景を一度に楽しめる充実のプランです。
西表島：ジャングルとマングローブの大自然を探検
朝、石垣港からフェリーに乗り、約40分で西表島へ到着します。沖縄県内で2番目に大きな島であり、その約90％が亜熱帯のジャングルに覆われています。西表島といえば、マングローブの森が広がる「仲間川クルーズ」が有名です。遊覧船に乗って川を進むと、日本最大級のマングローブ林が広がり、珍しい動植物を観察することができます。
また、西表島ではトレッキングやカヌー体験も人気です。「ピナイサーラの滝」へのトレッキングツアーに参加すれば、壮大な滝を間近で見ることができ、大自然のパワーを感じられるでしょう。
由布島：水牛車でのんびり島めぐり
西表島から浅瀬を渡り、由布島へ向かいます。由布島は、かつて台風による塩害で農作物が育たなくなったため、観光地として整備された小さな島です。ここでの名物は「水牛車体験」です。のんびりと水牛車に揺られながら島へ渡る時間は、まさに沖縄らしい癒しのひととき。水牛車の運転手が三線を弾きながら沖縄の民謡を歌ってくれることもあります。
由布島には「亜熱帯植物園」もあり、ハイビスカスやブーゲンビリアなど、色とりどりの南国の花々が咲き誇る美しい庭園を散策することができます。小さな島ながら、沖縄の自然と文化をじっくり楽しめるスポットです。
小浜島：のどかな島の風景を満喫
午後は、小浜島へ移動します。小浜島は、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台として知られ、のどかな風景が広がる島です。サトウキビ畑が一面に広がる中、レンタサイクルでのんびりと島巡りを楽しむのがおすすめです。
島のシンボル的存在である「細崎（くばざき）」では、遠くに西表島を望む美しい海の景色を楽しむことができます。また、小浜島には高台にある「大岳展望台」があり、ここからは島全体の美しいパノラマビューを眺めることができます。
石垣島へ戻り、夜はリラックス
夕方、フェリーで石垣島へ戻ります。1日中離島を巡ってアクティブに過ごした後は、ホテルでゆっくりするのも良いでしょう。疲れを癒すために、石垣島の温泉施設を利用するのもおすすめです。夜は再び石垣島のグルメを楽しみながら、翌日へのエネルギーをチャージしましょう。
4日目は、西表島・由布島・小浜島という異なる魅力を持つ3つの島を巡る、沖縄らしい自然体験に満ちた一日になります。翌日は宮古島へ移動し、さらに絶景のビーチを堪能する旅が始まります。
5日目：宮古島の絶景ビーチ巡り！与那覇前浜・砂山ビーチ・伊良部大橋ドライブ
5日目は、沖縄屈指の美しいビーチが点在する宮古島へ移動し、透き通る海と白砂のビーチを巡る一日を過ごします。宮古島は本島や石垣島とはまた異なる雰囲気を持ち、橋で繋がる周辺の島々を含めて絶景スポットが満載です。
宮古島へのアクセス
石垣島から宮古島へは飛行機で約30分。早朝の便を利用すれば、午前中から宮古島の観光をスタートできます。宮古空港に到着したら、レンタカーを借りて自由に移動するのがおすすめです。宮古島は電車やモノレールがないため、観光するには車が必須となります。
与那覇前浜ビーチでリゾート気分を満喫
最初に訪れるのは、宮古島を代表するビーチ「与那覇前浜ビーチ」です。ここは「東洋一の美しさ」とも称されるほどの白砂と、息をのむほど透明度の高い海が広がるスポットです。遠浅で波も穏やかなので、のんびり泳ぐのにも最適。シュノーケリングをするなら、ビーチの端の方で魚を探してみるのも楽しいでしょう。
また、ここからは「来間大橋」を渡ることができ、来間島にもアクセスできます。橋の上からの景色は絶景で、車を停めて写真を撮るのもおすすめです。来間島にはおしゃれなカフェや展望台もあるので、のんびりと過ごしてみるのも良いでしょう。
砂山ビーチでフォトジェニックな風景を楽しむ
次に訪れるのは「砂山ビーチ」。ここは、砂丘を超えた先に突如現れる美しいビーチで、特徴的な岩のアーチがシンボルになっています。エメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がる風景は、まるで絵画のよう。観光客も比較的少なく、静かに過ごせる穴場的スポットです。
ただし、砂山ビーチへ行くには急な砂丘を登り下りする必要があるため、歩きやすい靴を履いて行くのがポイントです。また、日陰が少ないため、帽子や日焼け止め対策を忘れずに。
伊良部大橋ドライブで絶景を満喫
午後は、宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」をドライブしましょう。全長3,540mのこの橋は、日本最長の無料で渡れる橋としても有名で、宮古ブルーの海の上を一直線に走る爽快な体験ができます。
橋を渡った先の伊良部島・下地島には、さらに美しいビーチや展望スポットが点在しています。「佐和田の浜」は大きな岩が点在するユニークなビーチで、干潮時にはより幻想的な景色が楽しめます。また、「17エンド」と呼ばれる下地島空港の滑走路近くのビーチも絶景スポットとして人気があり、タイミングが合えば飛行機が間近に見られる迫力のある景観が楽しめます。
宮古島の夜はローカルグルメを堪能
夜は、宮古島ならではのローカルグルメを味わいましょう。宮古そば、島豆腐、宮古牛のステーキや焼肉、地元の泡盛など、宮古島の食文化を存分に楽しめる居酒屋がたくさんあります。特に市街地の西里通り周辺には多くの人気店が集まっているので、お店を巡りながら楽しむのも良いでしょう。
5日目は、宮古島の美しいビーチを巡りながら、ドライブや絶景スポット巡りを楽しむ充実した一日となります。翌日はさらにアクティブに、宮古島でのマリンアクティビティを堪能します。
6日目：宮古島のアクティビティ満喫！ダイビング・SUP・グルメ堪能
宮古島での滞在2日目となる6日目は、海を存分に楽しむマリンアクティビティを中心に過ごします。宮古島は日本国内でもトップクラスのダイビングスポットとして知られており、初心者から上級者まで楽しめるポイントが点在しています。また、穏やかな海でのSUP（スタンドアップパドルボード）やシーカヤックも人気があり、アクティブ派には最高の一日になるでしょう。
朝は宮古ブルーの海でダイビング体験
宮古島といえば「青の洞窟」や「魔王の宮殿」など、幻想的な水中景観を楽しめるダイビングポイントが多数あります。初心者でも体験ダイビングができるショップが多く、ライセンスがなくてもインストラクターと一緒に宮古ブルーの海を楽しむことができます。
「通り池」や「アントニオ・ガウディ」といった地形ダイビングスポットもあり、洞窟の中を抜けるようなスリル満点のダイビングが楽しめます。カラフルな熱帯魚やウミガメと一緒に泳ぐ体験は、一生の思い出になること間違いなしです。
昼はSUPやシーカヤックで宮古島の海をのんびり探索
ダイビングの後は、もう少しゆったりと海を楽しむために、SUP（スタンドアップパドルボード）やシーカヤックを体験してみましょう。特に「イムギャーマリンガーデン」や「パイナガマビーチ」では、初心者でも安心してSUPを楽しめる穏やかな環境が整っています。SUPの上に立って、宮古ブルーの海をゆっくりと進む時間は、まさにリラックスそのものです。
また、シーカヤックを使えば、通常のビーチからは行けない隠れた入り江や洞窟にもアクセスできます。透明度の高い海の上を漕いでいると、まるで宙に浮いているような感覚を味わえるでしょう。
午後はビーチサイドカフェ巡り
アクティビティを楽しんだ後は、宮古島のおしゃれなカフェ巡りをしてみるのもおすすめです。特に「島カフェとぅんからや」や「AOSORA PARLOR」などは、南国気分を味わえる素敵なカフェとして人気があります。
また、「シギラリゾート」エリアには、海を眺めながら食事が楽しめるリゾートレストランも多く、絶景を楽しみながら地元食材を使った料理を味わうことができます。宮古島名物のマンゴースイーツや、南国フルーツを使ったスムージーなどもぜひ試してみてください。
夜は宮古島のナイトツアーに参加
夜の宮古島は、星空が非常に美しいことで知られています。市街地から少し離れた場所に行けば、満天の星が広がり、まるでプラネタリウムのような景色を楽しめます。
特に「東平安名崎」や「砂山ビーチ」周辺は、星空観察スポットとして有名です。ナイトツアーに参加すれば、ガイドが星座の解説をしてくれたり、運が良ければヤシガニやホタルを観察できることもあります。
6日目は、宮古島ならではのマリンアクティビティとリゾート気分を満喫するアクティブな一日となります。翌日は那覇へ戻り、最後のショッピングやお土産選びを楽しみます。
7日目：那覇に戻って最後のショッピング＆お土産選び
沖縄旅行の最終日となる7日目は、宮古島から那覇へ戻り、最後のショッピングやお土産選びを楽しみましょう。旅の締めくくりとして、国際通りや地元の市場を巡りながら、沖縄ならではのグルメや工芸品を探してみるのがおすすめです。
宮古島から那覇へ移動
午前中のフライトで宮古島から那覇空港へ戻ります。飛行機の便によっては早朝の出発になるため、時間に余裕を持って空港へ向かいましょう。宮古空港には、最後に宮古島の特産品を購入できるショップもあるので、ここで島ならではのお土産を購入しておくのも良いでしょう。
那覇空港に到着したら、レンタカーを返却し、最後の観光とショッピングを楽しむ時間です。
国際通りで沖縄土産をまとめ買い
那覇の中心部にある「国際通り」は、お土産を買うのに最適なスポットです。お菓子や雑貨、沖縄の工芸品まで幅広く揃っており、旅行の最後に訪れる人も多いエリアです。
沖縄土産の定番としては、以下のようなものがあります。
ちんすこう：沖縄を代表する伝統的な焼き菓子。さまざまなフレーバーがあり、個包装されているためお土産にぴったり。
紅芋タルト：紫色の紅芋を使ったスイーツで、しっとりした食感が特徴。沖縄限定の味わいを楽しめます。
海ぶどう：プチプチとした食感が楽しい沖縄の特産品。持ち帰る際は保冷対策をしっかりと。
泡盛：沖縄の伝統的な蒸留酒で、さまざまな種類が販売されています。お酒好きな人へのお土産に最適。
琉球ガラス：色鮮やかな手作りのガラス製品で、コップやアクセサリーなどが人気。
また、国際通り周辺には「第一牧志公設市場」もあり、新鮮な沖縄の食材を購入したり、地元の食堂で最後の沖縄グルメを味わったりすることができます。市場の2階には食堂があり、ここで沖縄料理を堪能するのもおすすめです。
最後の沖縄グルメを楽しむ
旅行の締めくくりとして、沖縄そばやタコライス、ラフテー（豚の角煮）など、最後に食べておきたい沖縄グルメを味わいましょう。国際通り周辺には、観光客向けの飲食店だけでなく、地元の人が通う隠れた名店も多いので、少し路地裏に入ってみるのも面白いです。
おすすめの沖縄グルメスポット：
「うちなーだいにんぐ じなんぼう」：地元食材を使った創作沖縄料理が楽しめる。
「三笠」：地元民に人気の食堂で、リーズナブルに沖縄料理が味わえる。
「ジャッキーステーキハウス」：那覇の老舗ステーキハウスで、ボリューム満点のステーキが人気。
那覇空港で最後のお土産チェック
フライトの時間が近づいたら、那覇空港へ向かいましょう。那覇空港の国内線ターミナルには、お土産ショップが充実しているため、最後の買い物をするのにぴったりです。空港限定のお菓子や、沖縄そばの乾麺セットなども販売されているので、飛行機の待ち時間を利用してチェックしてみると良いでしょう。
最後に、飛行機に乗る前に空港のフードコートで「ポークたまごおにぎり」や「沖縄ぜんざい」などの軽食を楽しむのもおすすめです。
沖縄旅行の締めくくり
7日間の沖縄旅行もついに終了。最後にもう一度、旅の思い出を振り返りながら飛行機に乗り込みましょう。那覇の青い海を窓から眺めつつ、また沖縄に訪れることを誓いながら帰路につくのも、旅の醍醐味です。
まとめ：沖縄旅行を最大限楽しむためのポイントと注意点
今回紹介した「沖縄7日間モデルコース」は、那覇から始まり、石垣島・宮古島を巡り、慶良間諸島や西表島、竹富島、由布島、小浜島といった離島まで楽しめる充実したプランとなっています。沖縄の魅力を存分に味わいながら、ビーチ、マリンアクティビティ、自然探検、グルメ、文化体験と、さまざまな角度から沖縄を満喫できる構成になっています。
沖縄旅行をより楽しむためのポイント
早めの予約がカギ
沖縄の夏休みシーズンは非常に人気が高く、飛行機やホテル、レンタカーはすぐに予約が埋まってしまいます。できるだけ早めに計画を立て、特に離島へ行くための飛行機やフェリーの予約は事前に確保しておきましょう。
レンタカーの手配を忘れずに
沖縄本島や離島では公共交通機関が限られているため、レンタカーを利用すると移動がスムーズになります。特に宮古島や石垣島では、レンタカーがないと観光の自由度が大きく制限されてしまうため、到着前に予約しておくのがベストです。
日焼け・熱中症対策をしっかりと
沖縄の夏は紫外線が非常に強いため、日焼け止め、帽子、サングラスを準備し、こまめな水分補給を心がけましょう。マリンアクティビティを楽しむ際も、ラッシュガードを着るなどして肌を守ることが大切です。
現金とクレジットカードを併用
都市部ではクレジットカードが使える場所が多いですが、離島では現金のみの店舗もあります。特に小さな島の商店や食堂では現金払いが主流のため、ある程度の現金を持っておくと安心です。
アクティビティは事前予約が安心
ダイビングやシュノーケリングツアー、ナイトツアーなどのアクティビティは、当日申し込みでは満席の場合が多いため、事前に予約をしておくとスムーズに楽しめます。
沖縄旅行で気をつけるべきこと
サンゴを傷つけない
沖縄の海には美しいサンゴ礁が広がっていますが、踏んだり触れたりすると傷ついてしまいます。シュノーケリングやダイビングをする際は、環境に配慮し、サンゴを守る意識を持ちましょう。
ゴミの持ち帰りを徹底する
沖縄の自然を守るためにも、ビーチや観光地で出たゴミは持ち帰りましょう。特に離島ではゴミ処理の負担が大きいため、環境を大切にする意識が求められます。
野生動物には適切な距離を保つ
西表島などでは、イリオモテヤマネコやカンムリワシなどの希少な野生動物が生息しています。むやみに近づいたり、餌を与えたりせず、適切な距離を保ちながら観察しましょう。
また沖縄へ行きたくなる旅に
沖縄は、一度訪れると何度でも行きたくなる魅力に溢れています。今回は7日間で沖縄本島から離島までたっぷり楽しむプランを紹介しましたが、次回は別の島を訪れたり、異なるシーズンに行って違った景色を楽しんだりするのも良いでしょう。
沖縄の美しい自然と温かい文化を存分に楽しみ、最高の夏休みを過ごしてください。