目次(もくじ)
- 1 3月の北海道はまだ冬!雪景色が楽しめる魅力とは?
- 2 知床・網走で体験する感動の流氷クルーズ!ベストな見どころと服装対策
- 3 北海道の温泉で冬の寒さを満喫!おすすめの絶景温泉スポット3選
- 4 3月限定の絶品グルメ!北海道で味わう旬の海鮮とご当地グルメ
- 5 雪景色の中を走る!冬の北海道ならではの絶景ドライブコース
- 6 3月の北海道旅行に必須の持ち物&防寒対策まとめ
- 7 雪まつり以外も楽しめる!3月の北海道おすすめイベント情報
- 8 観光もグルメも楽しめる!札幌・小樽・函館のおすすめモデルコース
- 9 初めての北海道旅行でも安心!3月の移動手段とおすすめの交通手段
- 10 旅行前にチェック!3月の北海道の天気・気温・服装ガイド
- 11 まとめ
3月の北海道はまだ冬!雪景色が楽しめる魅力とは?
3月の北海道は、本州ではすでに春の兆しが見え始める時期にもかかわらず、まだまだ冬の風景が広がっています。特に道東や道北のエリアでは一面の銀世界が続き、寒さを忘れるほど美しい雪景色を楽しむことができます。
3月の北海道の魅力は、冬ならではの大自然を満喫できることです。例えば、十勝や富良野の広大な雪原では、朝日や夕日に染まる幻想的な風景が広がり、どこを切り取っても絵になる景色ばかりです。また、湖が完全に凍る支笏湖や阿寒湖では、ワカサギ釣りや氷上アクティビティが楽しめるため、冬の北海道ならではの体験ができます。
さらに、都市部である札幌や小樽でも雪景色は健在です。特に小樽運河では、歴史的な倉庫群が雪化粧し、夜にはガス灯の光が反射してロマンチックな雰囲気に包まれます。札幌では、3月でも雪まつりの名残を感じることができ、大通公園や時計台の周辺では、雪景色を背景にした美しい写真を撮影することが可能です。
また、3月の北海道は冬の名残を楽しみながらも、徐々に春が近づく時期でもあります。道南の函館では、雪が解け始めることで、五稜郭の星形の全景が見やすくなり、函館山からの夜景も澄んだ空気の中でよりクリアに見えることが多くなります。
北海道の3月は、冬の美しさを存分に堪能できる貴重な時期です。本格的な春の観光シーズンが始まる前の静けさの中で、雪景色の北海道をゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
知床・網走で体験する感動の流氷クルーズ!ベストな見どころと服装対策
3月の北海道旅行でぜひ体験したいのが、知床・網走エリアで楽しめる「流氷クルーズ」です。オホーツク海を埋め尽くすように漂う流氷は、まさにこの時期ならではの絶景。毎年1月下旬から3月中旬にかけて流氷が接岸し、その壮大な光景を間近で見ることができます。
流氷クルーズは、網走の「おーろら号」と、知床ウトロの「ガリンコ号Ⅱ」に乗船する方法があります。網走発のおーろら号は、大型観光船で船内が暖かく快適に過ごせるため、ゆっくり景色を楽しみたい人におすすめです。一方、紋別発のガリンコ号Ⅱは、船の先端に装備されたドリルのような「アルキメディアン・スクリュー」によって氷を砕きながら進むため、迫力満点の体験ができます。どちらも甲乙つけがたい魅力があり、乗船するエリアや旅程に合わせて選ぶのが良いでしょう。
また、流氷を見る際には、適切な服装対策が必須です。特にデッキに出て写真を撮る場合、オホーツク海の風は非常に冷たいため、ダウンジャケットや厚手のインナー、手袋や帽子をしっかりと準備しましょう。風を通しにくいアウターを選ぶことで寒さを軽減できますし、長時間の撮影でも快適に過ごせます。
さらに、流氷クルーズ以外にも、網走の「流氷博物館」では、実際に流氷を触ったり、氷点下の世界を体験できる展示が楽しめます。知床では、ガイド付きの流氷ウォークに参加すると、ドライスーツを着用して実際に流氷の上に立つことも可能です。こうしたアクティビティを組み合わせることで、流氷観光をより深く楽しめるでしょう。
3月の流氷クルーズは、自然の神秘に触れられる貴重な体験です。晴れた日には流氷が一面に広がり、太陽の光に反射して輝く様子を楽しめます。北海道ならではの冬の絶景を堪能するために、ぜひこの時期に訪れてみてください。
北海道の温泉で冬の寒さを満喫!おすすめの絶景温泉スポット3選
3月の北海道は、まだまだ厳しい寒さが続く時期ですが、その寒さを最大限に楽しむ方法の一つが「温泉」です。北海道には数多くの名湯があり、中でも雪景色と共に楽しめる露天風呂は格別。今回は、3月に訪れたい絶景温泉スポットを3つご紹介します。
1. 知床ウトロ温泉(知床)
知床半島に位置する知床ウトロ温泉は、世界自然遺産にも登録されている知床の大自然に囲まれた絶景温泉です。特におすすめなのが、オホーツク海を一望できる露天風呂。流氷の季節には、白い氷が広がる壮大な風景を眺めながら温泉に浸かることができます。日の入りの時間帯に訪れると、夕日が海と流氷をオレンジ色に染める美しい光景が広がり、まるで別世界のような雰囲気を味わえます。
2. 登別温泉(登別)
北海道を代表する温泉地の一つ、登別温泉は、湯量が豊富で9種類もの泉質を楽しめるのが特徴です。特に「地獄谷」と呼ばれる火山活動によってできた景勝地の近くにある温泉では、湯けむりが立ち込める幻想的な風景を楽しめます。3月でも雪景色が残るため、湯に浸かりながら冬の北海道らしい風景を満喫できます。夜にはライトアップされた地獄谷の景色を眺めながら温泉に浸かることができ、より神秘的な雰囲気を味わえるでしょう。
3. 函館 湯の川温泉(函館)
函館市内からアクセスしやすい湯の川温泉は、函館湾を一望できるロケーションが魅力です。特に海沿いの温泉宿では、雪景色と海を同時に楽しめる贅沢な時間を過ごせます。また、函館は3月でもまだ寒く、温泉の暖かさがより心地よく感じられる季節です。函館山の夜景観賞とセットで楽しむのもおすすめです。
3月の北海道で温泉に入ることで、冷たい空気と熱いお湯のコントラストを楽しみながら、冬の絶景を満喫できます。各地の名湯を巡る温泉旅を計画してみてはいかがでしょうか。
3月限定の絶品グルメ!北海道で味わう旬の海鮮とご当地グルメ
北海道は一年を通して美味しい食べ物が揃っていますが、3月は特に旬の海鮮が豊富な時期です。冬の厳しい寒さの中で育った魚介類は身が締まり、濃厚な味わいが特徴。さらに、寒さを乗り越えた乳製品や野菜も美味しさが増しています。ここでは、3月に北海道でぜひ食べたい絶品グルメをご紹介します。
1. 流氷の下で育った濃厚なカニ
3月は毛ガニやズワイガニのシーズン。特にオホーツク海沿岸で獲れる毛ガニは、流氷の下でゆっくりと成長し、身がぎっしり詰まっています。網走や紋別では、新鮮な毛ガニを使ったカニ料理が楽しめ、茹でガニやカニ鍋、カニみそをたっぷり味わうことができます。
2. ぷりぷりのホタテとウニ
北海道のホタテは通年楽しめますが、3月のホタテは特に甘みが強く、肉厚で食べ応えがあります。特にサロマ湖や噴火湾で獲れるホタテは絶品で、お刺身やバター焼きで味わうのがおすすめです。また、3月はウニの旬でもあり、利尻・礼文エリアや函館の市場で、新鮮なウニ丼を堪能することができます。
3. 3月限定のスープカレー
北海道のソウルフードとして有名なスープカレーは、冬の寒い時期にぴったりのグルメ。3月には、冬季限定で提供される特別なスープカレーが登場する店も多く、カニや牡蠣を使った豪華なメニューが味わえます。札幌を訪れた際は、ぜひ人気店で本場のスープカレーを楽しんでみてください。
4. 厳冬のミルクで作られた濃厚チーズ
寒さが続く3月は、北海道の乳製品が特に美味しい時期。冬の間、牛がゆっくりと過ごすことで、ミルクの質が向上し、チーズやヨーグルトが濃厚な味わいになります。富良野や十勝のチーズ工房では、この時期限定のチーズを販売していることもあるので、お土産にもぴったりです。
5. 札幌味噌ラーメンで温まる
北海道といえば味噌ラーメン。3月の寒い日に食べる味噌ラーメンは格別です。特に、札幌の人気店では、特製味噌ダレに香ばしい炒め野菜を合わせた、濃厚でコクのあるラーメンが楽しめます。観光の合間に、体を温める一杯を堪能しましょう。
3月の北海道では、冬の名残を感じながら旬のグルメを味わうことができます。北海道ならではの食材を活かした料理を楽しみながら、旅の思い出をさらに充実させてください。
雪景色の中を走る!冬の北海道ならではの絶景ドライブコース
3月の北海道はまだ冬の名残が色濃く、雪景色の中をドライブするのに最適な時期です。特に道東や道北エリアでは、広大な雪原や氷に覆われた湖、流氷の浮かぶ海を眺めながら走ることができます。ここでは、3月におすすめの絶景ドライブコースを3つご紹介します。
1. 知床横断道路(斜里町~羅臼町)
世界自然遺産・知床の大自然を体感できる知床横断道路は、北海道ならではのスケールの大きな風景が楽しめるルートです。3月はまだ冬期閉鎖されている部分もありますが、ウトロ側や羅臼側からアクセスできる展望スポットでは、流氷が広がるオホーツク海や知床連山の雄大な景色を堪能できます。知床五湖周辺では、雪原が広がり、まるで別世界のような光景が
2. オホーツク海沿いの流氷街道(網走~紋別)
冬の北海道ならではの風景を楽しみたいなら、流氷が接岸するオホーツク海沿いを走る「流氷街道」がおすすめです。網走から紋別にかけての海岸線は、晴れた日には一面の流氷が見られる絶景ポイントが点在しています。途中には「流氷の天使」と呼ばれるクリオネを展示している施設や、流氷博物館などもあり、ドライブ途中の立ち寄りスポットとしても最適です。
3. 美瑛・富良野の雪原ドライブ
3月の美瑛や富良野は、広大な雪原が広がる幻想的な風景が楽しめるエリアです。特に「青い池」は冬の間にライトアップが行われ、神秘的な光景が広がります。また、美瑛の「パッチワークの丘」は、夏とは異なり、白一色の美しい雪原となり、澄んだ空気の中で北海道らしい景色を満喫できます。
冬の北海道をドライブする際には、スタッドレスタイヤの装着は必須であり、4WDの車を選ぶとより安全です。また、吹雪による視界不良や、路面凍結によるスリップには十分注意しながら、安全運転を心がけましょう。冬ならではの絶景を楽しみながら、北海道の大自然を満喫できるドライブをぜひ計画してみてください。
3月の北海道旅行に必須の持ち物&防寒対策まとめ
3月の北海道は、本州と比べるとまだまだ冬の寒さが続くため、適切な防寒対策が欠かせません。特に観光やアウトドアアクティビティを楽しむ場合は、防寒だけでなく、雪道を快適に歩ける装備や乾燥対策なども重要です。ここでは、3月の北海道旅行に必須の持ち物と防寒対策について詳しく解説します。
1. 服装のポイント
3月の北海道の平均気温は、札幌で-2℃~5℃、道東や道北では-5℃以下になることも珍しくありません。そのため、しっかりとした防寒対策が必要です。
アウター:厚手のダウンジャケットや防風・防水機能のあるコートが必須。長時間屋外にいる場合は、フード付きのものがおすすめです。
インナー:ヒートテックやウールのインナーを着用し、保温性を高めましょう。重ね着をして温度調整しやすい服装にするのがポイントです。
ボトムス:裏起毛のパンツや、スキーウェアのような防寒性の高いものが快適です。女性の場合、スカートを履く場合は厚手のタイツやレギンスを必ず併用してください。
靴:防水性があり、滑りにくい靴を選ぶことが重要。スノーブーツや、防滑加工のあるスニーカーが適しています。
2. 必須の防寒アイテム
北海道の寒さは想像以上に厳しく、特に屋外での観光やアクティビティを楽しむ場合には、小物類をしっかりと準備することが大切です。
手袋:防寒性の高い厚手のものがおすすめ。スマホ対応の手袋を選ぶと、観光中も便利です。
帽子・耳あて:頭部の冷え対策として、ニット帽や耳あてがあると安心です。
ネックウォーマー・マフラー:首元を冷やさないよう、マフラーやネックウォーマーを活用しましょう。
カイロ:使い捨てカイロをポケットや靴の中に入れておくと、寒さを和らげることができます。
3. その他の便利アイテム
- 日焼け止め・サングラス:雪の反射による紫外線が強いため、肌や目を守るために必須です。 – リップクリーム・ハンドクリーム:北海道の冬は乾燥が激しいため、保湿アイテムを忘れずに。 – 折りたたみ傘・レインウェア:3月は雪や雨が降ることもあるため、突然の天候変化に備えておきましょう。
3月の北海道旅行では、防寒対策を万全にすることで、快適に観光を楽しむことができます。しっかりと準備を整え、美しい雪景色やグルメを満喫しましょう。
雪まつり以外も楽しめる!3月の北海道おすすめイベント情報
北海道の冬のイベントといえば「さっぽろ雪まつり」が有名ですが、実は3月にも各地でさまざまな魅力的なイベントが開催されています。雪景色の中で楽しめるアクティビティや、ご当地の文化に触れられるイベントなど、3月ならではの体験を紹介します。
1. 流氷フェスティバル(網走・紋別)
3月上旬まで流氷シーズンが続くオホーツク海沿岸では、流氷に関連したイベントが開催されます。例えば、網走の「流氷物語号」という観光列車では、車窓から流氷を眺めながら温かい地元の食材を楽しめる特別プランが用意されています。また、紋別では「オホーツク流氷まつり」が開催され、流氷を活かしたアート作品やグルメが楽しめます。
2. 函館「はこだて冬フェスティバル」
函館では、冬の終わりを彩る「はこだて冬フェスティバル」が開催されます。五稜郭公園の夜間ライトアップや、函館山の夜景と連動したイルミネーションイベントが人気です。特に「はこだてイルミネーション」では、旧函館区公会堂や八幡坂が幻想的な光に包まれ、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。
3. 十勝川温泉「彩凛華(さいりんか)」
十勝川温泉では、雪と光が織りなす幻想的なイベント「彩凛華」が開催されます。広大な雪原に数百個のLEDライトが設置され、音楽とともにカラフルな光のショーが楽しめる幻想的な空間が演出されます。温泉と組み合わせて訪れることで、北海道ならではの冬の癒しを満喫できます。
4. 札幌「ホワイトイルミネーション&プロジェクションマッピング」
札幌の大通公園では、3月上旬まで「ホワイトイルミネーション」が続き、街全体が幻想的な光に包まれます。さらに、札幌市時計台や赤れんが庁舎などの歴史的建造物では、プロジェクションマッピングが行われ、雪景色と光の演出が融合した美しい光景が広がります。
5. 美瑛「冬の青い池ライトアップ」
美瑛町の「青い池」は、冬になるとライトアップされ、氷に閉ざされた池が幻想的な青い光に照らされます。日中は雪原の中にたたずむ静寂の風景を、夜は光が織りなす神秘的な景色を楽しめるため、訪れる価値のあるスポットです。
3月の北海道は、雪まつりだけではなく、多彩なイベントが各地で開催されており、冬の終わりを彩る幻想的な体験ができます。旅行の日程に合わせて、気になるイベントをチェックしてみましょう。
観光もグルメも楽しめる!札幌・小樽・函館のおすすめモデルコース
3月の北海道旅行では、雪景色を楽しみながら観光やグルメを満喫できる札幌・小樽・函館の三都市がおすすめです。これらの都市はアクセスも良く、それぞれ異なる魅力が詰まっています。ここでは、1泊2日または2泊3日で楽しめるおすすめのモデルコースをご紹介します。
札幌1泊2日モデルコース
1日目:札幌市内観光&グルメ
札幌駅に到着後、大通公園・時計台・赤れんが庁舎を散策
ランチは札幌名物の味噌ラーメンを堪能(「すみれ」や「けやき」がおすすめ)
さっぽろテレビ塔から市街地の雪景色を一望
夕方は「白い恋人パーク」でチョコレート作り体験
夜はすすきのでジンギスカンや海鮮丼を楽しむ
2日目:自然と温泉を満喫
早朝に円山公園を訪れ、雪景色の北海道神宮を参拝
札幌近郊の定山渓温泉でゆったり入浴&昼食
夕方に札幌駅へ戻り、お土産ショッピング(六花亭、ロイズなど)
小樽1泊2日モデルコース
1日目:小樽運河とレトロな街並み巡り
札幌からJRで小樽へ移動(約40分)
小樽運河沿いを散策し、レトロな倉庫街を観光
昼食は新鮮な寿司を堪能(「寿司屋通り」の名店がおすすめ)
夕方はオルゴール堂やガラス工芸のショップ巡り
夜は運河沿いのライトアップを楽しむ
2日目:自然とスイーツ巡り
天狗山ロープウェイで小樽の絶景を堪能
有名なルタオ本店でチーズケーキを味わう
帰りに小樽駅前で海鮮丼を食べ、札幌へ戻る
函館2泊3日モデルコース
1日目:五稜郭&夜景観光
函館空港またはJR函館駅到着後、五稜郭公園を散策
五稜郭タワーから雪化粧した星形の要塞を一望
ランチは函館名物の塩ラーメン(「あじさい」がおすすめ)
夜は函館山のロープウェイに乗り、日本三大夜景を鑑賞
2日目:ベイエリアと市場巡り
早朝に函館朝市で海鮮丼を堪能(イクラやウニが絶品)
赤レンガ倉庫でショッピング&カフェ巡り
元町エリアの教会群を散策し、函館の異国情緒を感じる
夕方は湯の川温泉でリラックス
3日目:大沼公園で雪景色を満喫
JRで大沼公園へ移動し、湖の周囲を散策
白鳥が飛来する景色や、雪化粧した駒ヶ岳を鑑賞
函館駅へ戻り、最後の海鮮グルメを楽しんで帰路へ
札幌・小樽・函館は、それぞれ異なる魅力があり、3月の北海道旅行には最適なエリアです。観光・グルメ・温泉をバランスよく楽しめる旅程を組んで、冬の北海道を満喫しましょう。
初めての北海道旅行でも安心!3月の移動手段とおすすめの交通手段
北海道は広大なエリアに観光地が点在しているため、効率よく移動するためには交通手段の選択が重要です。特に3月は雪がまだ残っている地域も多く、冬の道路事情を考慮した移動手段を選ぶことが快適な旅行のカギとなります。ここでは、3月の北海道旅行におすすめの交通手段を詳しく解説します。
1. 新千歳空港から各地への移動
北海道旅行の玄関口となる新千歳空港から各都市への移動手段には、JR、バス、レンタカーの3つがあります。
JR(電車):新千歳空港から札幌までは快速エアポートを利用すれば約40分で到着します。小樽へは乗り換えなしで約75分、函館へは新幹線利用で約3時間半です。
バス:札幌市内や定山渓温泉行きのリムジンバスがあり、荷物が多い場合に便利です。
レンタカー:新千歳空港には複数のレンタカー会社があり、道央エリアを中心に回る場合に適しています。ただし、雪道運転に慣れていない人にはあまりおすすめできません。
2. 札幌市内の移動手段
札幌市内は公共交通機関が発達しており、観光地へのアクセスがしやすいです。
地下鉄:市内の主要観光地(大通公園、すすきの、円山公園など)への移動には地下鉄が便利。雪の影響を受けないため、定時運行されるのもメリットです。
市電(路面電車):札幌のレトロな路面電車は、すすきの・中島公園エリアの観光に適しています。冬でも快適に移動できます。
タクシー・バス:札幌市内はタクシーも比較的利用しやすく、短距離移動に便利です。
3. 道内各地への移動方法
北海道内の長距離移動は、新幹線、特急列車、高速バス、レンタカーが主な選択肢になります。
JR北海道(特急列車):札幌~函館間は特急「北斗」、札幌~旭川は特急「カムイ」、札幌~帯広・釧路間は特急「おおぞら」が運行しています。雪の影響を受けにくく、快適な移動が可能です。
新幹線(北海道新幹線):新函館北斗駅から東京方面へのアクセスが可能ですが、道内移動では特急列車の方が便利な場合が多いです。
高速バス:札幌~旭川・帯広・函館などの路線があり、料金が安く移動できるため、時間に余裕がある人におすすめです。
4. レンタカー利用時の注意点
3月の北海道は、まだ雪が残っていたり、路面が凍結していたりするため、運転には十分な注意が必要です。
スタッドレスタイヤ装着車を選ぶ:レンタカーを借りる際は必ずスタッドレスタイヤ付きの車両を選びましょう。
雪道運転に慣れていない場合は公共交通機関を利用:北海道の雪道は滑りやすく、吹雪になると視界不良になることもあります。特に都市部以外の道東・道北エリアでは、冬の運転経験がない人は公共交通機関を利用する方が安全です。
ガソリンスタンドの場所を把握:郊外ではガソリンスタンドの数が少ないため、こまめに給油することを意識しましょう。
3月の北海道旅行では、目的地や旅程に合わせて最適な交通手段を選ぶことが重要です。公共交通機関を活用すれば安全かつ快適に観光を楽しめるので、移動手段をしっかりと計画しておきましょう。
旅行前にチェック!3月の北海道の天気・気温・服装ガイド
3月の北海道は地域によって気温や天候が大きく異なり、しっかりと準備をしておくことが快適な旅行のカギとなります。まだ冬の寒さが続く場所もあれば、徐々に春の訪れを感じられるエリアもあります。ここでは、3月の北海道の気温や天気の特徴、適した服装について詳しく解説します。
1. 3月の北海道の気温と天候
北海道の3月は、道央(札幌・小樽)や道南(函館)では日中の気温がプラスになる日が増えますが、朝晩は氷点下になることがほとんどです。道東(網走・釧路・帯広)や道北(旭川・稚内)は、まだ厳しい寒さが
地域 平均最高気温 平均最低気温 天気の傾向
札幌 5℃ -3℃ 晴れの日が増えるが、雪が降る日もあり
函館 6℃ -3℃ 積雪が徐々に減り、春の兆しも
旭川 2℃ -7℃ まだ真冬並みの寒さ
網走 3℃ -7℃ 流氷が残る時期だが、徐々に解け始める
釧路 4℃ -6℃ 雪は少ないが、乾燥した寒さが続く
3月の北海道は、天候が変わりやすく、朝晩の冷え込みが厳しいため、防寒対策は引き続き必要です。
2. 3月の北海道旅行に適した服装
3月とはいえ、北海道ではまだ冬の装備が必要です。特に観光で屋外を歩くことが多い場合、防寒対策をしっかりしておくと快適に過ごせます。
アウター:厚手のダウンジャケットや防風・防水機能のあるコートが必須。特に道東や道北では、氷点下の寒さに対応できるものを選びましょう。
インナー:ヒートテックやフリースなどの保温性の高いインナーを重ね着し、寒暖差に対応できるようにするのがポイント。
ボトムス:裏起毛のパンツやスノーパンツがおすすめ。スカートを履く場合は厚手のタイツやレギンスを併用すると防寒対策になります。
靴:滑りにくいスノーブーツや、防寒・防水機能のある靴を選びましょう。3月は雪解けが進む時期でもあるため、撥水性のある靴を選ぶと快適に歩けます。
3. 3月の北海道旅行で気をつけるポイント
朝晩の冷え込み:日中は気温が上がることもありますが、朝晩は氷点下になることが多いため、厚手の防寒着が必要です。
雪解けによる路面の状態:3月後半になると、日中の気温が上がり、雪解けが進みます。路面が凍結したり、水たまりができたりするため、歩きやすい靴を準備しましょう。
乾燥対策:北海道の冬は乾燥が激しいため、リップクリームやハンドクリームを持参すると快適に過ごせます。
3月の北海道は、冬の名残を感じながらも春の訪れが少しずつ感じられる時期です。気温の変化に対応できる服装を準備し、寒さ対策をしっかりと行うことで、快適な旅行を楽しむことができます。
まとめ
3月の北海道は、冬の絶景と春の訪れを同時に楽しめる特別な時期です。まだ雪が残る地域が多く、流氷や雪景色を堪能できる一方で、少しずつ春の気配を感じることができる場所もあります。旅行の目的に応じて最適なエリアを選ぶことで、北海道ならではの魅力を存分に味わえるでしょう。
観光スポットの魅力
3月の北海道では、知床や網走で流氷クルーズに参加したり、登別や湯の川温泉で雪見温泉を満喫したりすることができます。また、小樽のレトロな街並みや函館の美しい夜景、札幌の冬のイルミネーションなど、都市観光も楽しめます。
グルメの楽しみ
3月はカニやホタテ、ウニなどの海鮮が旬を迎え、北海道ならではの新鮮な味覚を堪能できます。さらに、札幌の味噌ラーメンやスープカレー、富良野や十勝の濃厚なチーズも絶品です。寒い時期だからこそ、温かい食べ物がより一層美味しく感じられます。
移動と服装のポイント
北海道内の移動には、JRやバスが便利ですが、レンタカーを利用する際は雪道運転に注意が必要です。また、気温の変化に対応できるよう、防寒対策を万全にし、滑りにくい靴を準備することが快適な旅行のポイントとなります。
3月の北海道は、観光・グルメ・温泉・イベントなど、冬の魅力を楽しめる最後のチャンスです。まだ寒さが残るため、防寒対策をしっかりと整え、魅力あふれる北海道旅行を存分に楽しんでください。