目次(もくじ)
- 1 はじめに:3月の北海道が特別な理由とは?
- 2 春を感じる雪景色!3月ならではの絶景スポット5選
- 3 まだまだ楽しめる!流氷・氷の祭典と冬の名残を満喫
- 4 雪解けの絶景ドライブ!美瑛・富良野の春の風景
- 5 春先だからこそ美味しい!3月限定の北海道グルメ
- 6 札幌・小樽で味わう海鮮の旬!春のおすすめ市場とレストラン
- 7 3月の北海道温泉旅!雪見露天風呂と秘湯巡り
- 8 大自然と触れ合う!春のアクティビティ体験(犬ぞり・スノーシュートレッキングなど)
- 9 北海道でしか買えない!春のおすすめお土産ガイド
- 10 3月の北海道旅行を快適に!服装・持ち物・交通情報のポイント
- 11 まとめ:3月の北海道でしか味わえない絶景とグルメを満喫しよう!
はじめに:3月の北海道が特別な理由とは?
北海道といえば、冬の厳しい寒さと雪深い景色が印象的ですが、3月になると少しずつ春の気配が感じられるようになります。この時期の北海道は、冬と春が混在する特別な季節です。まだ雪が残る一方で、日中の気温が上がることで雪解けが始まり、壮大な自然の美しさが際立つ時期でもあります。
3月は、流氷が見られる最後のチャンスでありながら、春の訪れを感じるイベントも増えてくる季節です。観光地も冬の混雑が落ち着き始め、比較的ゆったりと旅行を楽しめるのが魅力のひとつです。また、春に向けた旬のグルメも豊富に登場し、北海道ならではの食の楽しみも広がります。
この時期は、北海道の中でも地域によって気候や風景の変化が異なります。たとえば、道東ではまだ冬の絶景が広がり、オホーツク海沿岸では流氷が見られます。一方で、札幌や小樽などの都市部では、日中の気温が上がり、春の足音を感じることができるでしょう。また、富良野や美瑛などでは、雪解けが進むことで、白銀の世界と春の景色が入り混じる美しい風景が楽しめます。
3月の北海道旅行では、この季節ならではの特別な風景やグルメ、そしてイベントを存分に楽しむことができます。本記事では、3月の北海道でしか味わえない絶景とグルメを紹介しながら、旅行プランを提案していきます。寒さが残る中でも楽しめるアクティビティや、快適に過ごすためのポイントも解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
春を感じる雪景色!3月ならではの絶景スポット5選
3月の北海道では、冬の名残を感じつつも、春の訪れを感じる絶景が広がります。この時期ならではの風景を楽しめるスポットを5つ厳選して紹介します。
美瑛・青い池の冬景色
美瑛町にある「青い池」は、夏場に訪れる観光客が多い人気スポットですが、冬の青い池も幻想的な美しさを誇ります。3月になると、池の表面がまだ凍結しているものの、徐々に雪が解け始め、澄んだ青色が顔を出します。雪景色とのコントラストが美しく、3月ならではの風景を楽しめます。夜にはライトアップが行われ、より神秘的な雰囲気に包まれます。
知床・流氷ウォーク
道東の知床では、3月上旬まで流氷が残ることが多く、特にウトロ周辺では、オホーツク海を覆う氷の大地が広がる壮大な景色を堪能できます。さらに、流氷の上を実際に歩く「流氷ウォーク」体験もでき、自然の迫力を肌で感じられます。流氷の下にはクリオネなどの海洋生物が生息しており、運が良ければ観察できるかもしれません。
層雲峡・氷瀑まつり
大雪山系に位置する層雲峡では、冬の終わりを告げる「層雲峡氷瀑まつり」が3月上旬まで開催されます。氷と雪で作られた巨大な氷瀑(滝)がライトアップされ、幻想的な雰囲気を演出します。夜には花火も打ち上げられ、氷の彫刻と共に北海道の冬の終わりを楽しめるイベントです。
摩周湖の霧のない絶景
「霧の摩周湖」として有名な摩周湖は、普段は霧がかかることが多い湖ですが、冬場は空気が澄んでおり、湖の全景をくっきりと見ることができます。特に3月は気温が徐々に上がるものの、まだ雪が残るため、真っ白な山々と青い湖面のコントラストが素晴らしい景色を作り出します。
函館・五稜郭の春待ち風景
函館にある五稜郭は、春には桜の名所として知られていますが、3月はまだ雪が残る中で春の訪れを待つ時期です。五稜郭タワーからの眺めは、雪と春の訪れを同時に感じることができる貴重な光景です。また、日中の気温が少しずつ上がるため、散策にも適した時期となります。
3月の北海道は、冬の名残と春の始まりが交錯する時期だからこそ、特別な風景を楽しめるシーズンです。次のセクションでは、この時期ならではのイベントや冬の終わりを感じる祭典について紹介していきます。
まだまだ楽しめる!流氷・氷の祭典と冬の名残を満喫
3月の北海道は冬の終わりを迎えつつありますが、まだまだ楽しめる冬の風物詩が数多くあります。特に、流氷や氷の祭典など、冬ならではのイベントが3月上旬まで開催されており、冬と春の境目ならではの美しい景色や体験を楽しむことができます。
オホーツク海の流氷クルーズ
北海道の道東地方では、3月上旬までオホーツク海を埋め尽くす流氷を見ることができます。網走や紋別では、流氷砕氷船「ガリンコ号」や「おーろら号」に乗り、海の上を流氷が砕ける迫力あるクルーズを体験することができます。流氷の上にはアザラシが休んでいることもあり、可愛らしい姿を見られることもあります。流氷の動きは天候に左右されるため、訪れる際は事前に流氷の状況を確認しておくとよいでしょう。
網走流氷祭り
網走市では毎年2月から3月上旬にかけて「網走流氷祭り」が開催されます。巨大な雪像や氷像が並ぶ会場では、地元の特産品を味わえる屋台が出店し、北海道の冬の味覚を楽しむことができます。また、夜には氷像がライトアップされ、幻想的な雰囲気が広がります。
しかりべつ湖コタン
北海道の中でも特にユニークな冬のイベントとして知られるのが、然別湖(しかりべつこ)で開催される「しかりべつ湖コタン」です。湖の上に氷と雪で作られた「氷の村」が登場し、氷のホテルやアイスバー、露天風呂まで楽しむことができます。3月でも湖はまだ凍結しているため、湖上での特別な体験が可能です。
氷濤まつり(支笏湖)
北海道屈指の透明度を誇る支笏湖では、「氷濤まつり」が3月上旬まで開催されています。湖の水を吹きかけて凍らせた氷のオブジェが並び、昼間は青白い氷の輝き、夜はカラフルなライトアップによる幻想的な景色を楽しむことができます。支笏湖温泉と合わせて訪れるのもおすすめです。
札幌ホワイトイルミネーション
冬の札幌の風物詩「ホワイトイルミネーション」は、3月まで続く会場もあり、春を迎える準備が整う中で、美しい光の演出を楽しむことができます。特に大通公園周辺では、雪解けの風景とイルミネーションが組み合わさり、他の季節には見られない独特の景色が広がります。
3月の北海道は、冬の終わりと春の訪れが交錯する特別なシーズンです。まだまだ冬のイベントやアクティビティを楽しむことができるため、この時期ならではの旅を満喫してみてはいかがでしょうか。
雪解けの絶景ドライブ!美瑛・富良野の春の風景
3月の美瑛・富良野は、冬の名残を残しつつも、雪解けが進み始める季節です。この時期ならではの美しい風景が広がり、ドライブをしながら春の訪れを感じることができます。青と白のコントラストが美しい丘陵地帯や、壮大な雪原が少しずつ姿を変えていく様子は、3月ならではの貴重な光景です。
パッチワークの路と白銀の丘陵
美瑛町にある「パッチワークの路」は、四季折々の美しい景観が楽しめるエリアとして有名です。3月のこの地域は、丘の上に雪が残りながらも、少しずつ地面が見え始めるタイミング。まるでパッチワークのように、白と茶色が入り混じった丘陵地帯が広がります。まだ観光客が少ない時期なので、静かにその絶景を楽しむことができます。
青い池の雪解けと神秘的な風景
美瑛の「青い池」は、冬の間は雪に覆われて白くなっていますが、3月になると徐々に雪解けが進み、青色の湖面が再び現れ始めます。春の訪れを感じさせるこの瞬間は、年間を通しても特に美しい景色のひとつです。夜間のライトアップも行われるため、昼と夜の異なる表情を楽しむことができます。
白銀と青空の十勝岳温泉エリア
美瑛の十勝岳温泉エリアは、標高の高い場所に位置しているため、3月でもまだ一面の雪景色が広がっています。しかし、晴れた日には真っ白な山々と青空のコントラストが美しく、まさに絶景ドライブには最適なスポットです。温泉に立ち寄って雪見風呂を楽しむのもおすすめです。
富良野の雪原と春の訪れ
富良野はラベンダー畑で有名ですが、3月はまだ雪景色が残る時期です。スキーリゾートでは春スキーが楽しめる一方で、雪解けが進む丘陵地では、春の訪れを感じさせる風景が少しずつ姿を現します。広大な大地の中を車で走ると、まだ雪に覆われた山々と、土が顔を出し始めた畑の風景が混在する、美しいコントラストが広がります。
美瑛・富良野のドライブのポイント
3月の美瑛・富良野をドライブする際は、まだ道路に雪が残ることがあるため、スタッドレスタイヤの装着が必要です。また、日中は気温が上がって雪が溶けるものの、夜間や早朝は再び凍結することがあるため、慎重な運転が求められます。観光客が少なく、静かに絶景を楽しめるのが3月の魅力なので、時間をかけてゆっくり巡るのがおすすめです。
美瑛・富良野の3月は、冬の終わりと春の始まりを同時に感じられる特別な時期です。次は、この季節ならではの北海道グルメについて紹介していきます。
春先だからこそ美味しい!3月限定の北海道グルメ
北海道は四季折々の食材に恵まれていますが、3月は冬の味覚を楽しみつつ、春の訪れを感じる旬の食材も出始める時期です。この季節にしか味わえない限定グルメを紹介します。
ホタテと毛ガニの旬を味わう
北海道の海鮮の中でも、3月はホタテと毛ガニが特に美味しい季節です。オホーツク海沿岸では流氷が去るとともに、甘みが凝縮されたホタテが水揚げされ、刺身や焼き物として楽しめます。毛ガニもこの時期に旬を迎え、身がぎっしり詰まった濃厚な味わいを堪能できます。札幌の市場や小樽の海鮮丼のお店では、新鮮なホタテと毛ガニを味わうことができ、まさに北海道ならではの贅沢な食体験となります。
春の山菜と地元料理
雪解けが進む3月下旬になると、北海道の各地で山菜が顔を出し始めます。特に「行者ニンニク(アイヌネギ)」は、北海道の春を象徴する食材のひとつです。行者ニンニクは、強い香りとシャキシャキとした食感が特徴で、醤油漬けや天ぷら、ジンギスカンと一緒に炒める料理が人気です。地元の食堂や居酒屋では、春の味覚として提供されることが多く、北海道の自然の恵みをダイレクトに味わえます。
春のチーズと乳製品
北海道といえば乳製品も外せません。3月は冬の間にしっかりと栄養を蓄えた乳牛のミルクが濃厚になり、チーズやヨーグルトの風味がより一層深まる時期です。特に富良野や美瑛のチーズ工房では、春の新作チーズや限定スイーツが登場し、ミルクの甘みを存分に楽しめます。また、十勝地方では新鮮なミルクを使ったジェラートも人気で、雪解けの風景を見ながら味わうのもおすすめです。
旬の甘エビと春の寿司
北海道の甘エビは通年楽しめますが、特に3月は身が引き締まり、甘みが増す時期です。小樽や函館の寿司店では、春の海鮮と組み合わせた特別な寿司メニューが登場し、旬のネタをふんだんに使った握り寿司を楽しめます。甘エビのとろけるような食感は、この時期ならではの絶品です。
春のスイーツ:桜と北海道産素材のコラボ
3月になると、北海道のカフェやスイーツ店では桜をテーマにした限定スイーツが登場します。桜風味のチーズケーキや、北海道産の小豆を使った桜餡の和菓子など、春らしい味わいが楽しめます。札幌や函館の有名スイーツ店では、この時期ならではの春限定スイーツが並び、旅行のお土産としても喜ばれる一品です。
3月の北海道では、冬の味覚と春の訪れを感じる旬の食材が共存する特別な時期です。次は、札幌や小樽で楽しめる海鮮グルメについてさらに詳しく紹介します。
札幌・小樽で味わう海鮮の旬!春のおすすめ市場とレストラン
北海道といえば、新鮮な海鮮グルメが楽しめることで知られています。3月は冬の名残と春の訪れが重なる時期で、特に札幌や小樽ではこの時期ならではの旬の海鮮が味わえます。市場や人気のレストランで、北海道の海の幸を存分に堪能できるスポットを紹介します。
札幌の二大市場で味わう春の海鮮
札幌には新鮮な海産物が集まる市場がいくつかありますが、特におすすめなのが「札幌中央卸売市場・場外市場」と「二条市場」です。
札幌中央卸売市場・場外市場
ここでは、地元の漁師から直接仕入れた新鮮な魚介類が並びます。3月は毛ガニやホタテ、甘エビが旬を迎えるため、市場内の食堂では茹でたての毛ガニや、刺身盛り合わせが楽しめます。また、場外市場では炙りウニやホタテバター焼きなど、海鮮をその場で調理してくれるお店も多く、食べ歩きにも最適です。
二条市場
札幌の中心部に位置する二条市場は、観光客に人気の市場です。市場内には新鮮な海産物を扱うお店が並び、3月限定の海鮮丼や握り寿司を提供する店舗もあります。特に「甘エビとホタテの春の海鮮丼」は、この時期ならではの贅沢な一品です。
小樽で味わう絶品海鮮丼と寿司
小樽は北海道の中でも特に海鮮が美味しい街のひとつで、寿司屋が軒を連ねる「寿司屋通り」が有名です。3月の小樽でおすすめの海鮮グルメを紹介します。
三角市場で味わう極上の海鮮丼
小樽駅すぐそばにある「三角市場」は、新鮮な魚介類が並ぶ市場で、場内には海鮮丼が味わえるお店がいくつもあります。「海の丼 ぶる」の特選海鮮丼は、旬の毛ガニ、ホタテ、甘エビがたっぷり乗った豪華な一杯。この時期の海鮮丼は甘みが強く、プリプリの食感が楽しめます。
寿司屋通りで味わう春の握り寿司
小樽の「寿司屋通り」には、多くの寿司店が立ち並んでいます。特に春の時期は、旬のネタを使った特別な握り寿司が登場します。小樽で人気の「政寿司」や「伊勢鮨」では、春限定の握り寿司が提供され、ホタテ、甘エビ、毛ガニの三種盛りは絶品。地元の日本酒と合わせて楽しむのもおすすめです。
春の北海道の海鮮を楽しむポイント
3月の北海道は、冬の味覚と春の訪れが重なる特別な時期です。市場では、朝早く訪れるとより新鮮な魚介類を選ぶことができ、飲食店では予約をしておくとスムーズに食事を楽しめます。また、札幌や小樽では市場直送の魚介類を使った料理を提供するレストランが多いため、観光の合間に立ち寄って、北海道の旬の味覚を存分に楽しみましょう。
次は、3月の北海道旅行に欠かせない温泉スポットを紹介していきます。
3月の北海道温泉旅!雪見露天風呂と秘湯巡り
北海道には数多くの温泉地が点在しており、3月はまだ雪が残るため、雪見風呂を楽しむのに最適な季節です。寒さの中で温かい湯に浸かる贅沢なひとときは、北海道旅行の醍醐味のひとつです。今回は、3月ならではの絶景と共に楽しめる温泉スポットを紹介します。
登別温泉:北海道屈指の名湯で贅沢なひととき
登別温泉は、北海道を代表する温泉地のひとつで、多様な泉質を持つことで知られています。3月の登別はまだ雪景色が広がり、白銀の世界の中で露天風呂を楽しむことができます。
特に「第一滝本館」や「登別温泉郷 滝乃家」では、大自然を眺めながら入浴できる露天風呂があり、湯の花が舞う硫黄泉に浸かりながら、ゆったりとした時間を過ごせます。また、近くにある「地獄谷」は、湯けむりが立ち上る迫力ある景色が楽しめる観光スポットで、温泉と合わせて訪れるのがおすすめです。
層雲峡温泉:氷瀑まつりと雪見風呂
大雪山系に位置する層雲峡温泉は、冬の終わりを迎える3月でもまだ雪景色が広がるエリアです。「氷瀑まつり」が開催されることでも有名で、凍りついた滝や氷のアートを鑑賞した後に温泉に入るのが定番の楽しみ方です。
層雲峡の温泉旅館では、開放感あふれる露天風呂を備えた宿が多く、「ホテル大雪」や「層雲峡観光ホテル」では、大雪山の絶景を眺めながら湯に浸かることができます。気温がまだ低いため、湯気が立ち上る幻想的な光景を楽しめるのも3月ならではの魅力です。
然別湖温泉:湖上のアイス温泉で特別な体験
然別湖(しかりべつこ)温泉は、北海道でも珍しい湖上に作られるアイス温泉が体験できるスポットです。冬の間に湖が凍結し、氷の上に作られる「しかりべつ湖コタン」では、氷でできた露天風呂に入ることができます。3月でも湖面はしっかり凍っており、周囲の雪景色を楽しみながらの入浴は、他では味わえない貴重な体験です。
また、然別湖温泉には通常の温泉宿もあり、「然別湖畔温泉ホテル風水」では、美しい湖を望む露天風呂でゆったりとした時間を過ごせます。
ニセコ温泉郷:スキーと温泉を楽しむ贅沢旅
3月のニセコはまだスキーシーズンが続いており、滑った後に温泉で温まるのが定番の過ごし方です。ニセコ温泉郷には複数の温泉施設があり、「五色温泉」や「湯本温泉」は、雪山を眺めながら入浴できる露天風呂が人気です。
また、「ヒルトンニセコビレッジ」や「木ニセコ」などの高級リゾートホテルでは、モダンな温泉施設でリラックスしながら、ニセコの自然を満喫できます。スキーをしない人でも、温泉と美味しい食事を楽しむために訪れる価値のあるエリアです。
温泉旅のポイント
3月の北海道は、昼間は少し暖かくなるものの、朝晩はまだ冷え込むことが多いため、温泉でしっかりと体を温めるのが旅行の楽しみ方のひとつです。露天風呂に入る際は、湯冷めしないように上がる直前にしっかり体を温めておくと快適に過ごせます。また、秘湯に行く場合は道路が凍結していることもあるため、移動手段には注意が必要です。
3月の北海道旅行では、雪景色と温泉の組み合わせが最高の贅沢です。次は、大自然を満喫できる春のアクティビティについて紹介します。
大自然と触れ合う!春のアクティビティ体験(犬ぞり・スノーシュートレッキングなど)
3月の北海道は、冬のアクティビティをまだ十分に楽しめる時期でありながら、春に向けたアウトドア体験も増えてくる季節です。特に、犬ぞりやスノーシュートレッキングなど、雪が残るからこそ楽しめるアクティビティが充実しています。北海道ならではの雄大な自然を満喫できる体験を紹介します。
犬ぞり体験:大雪原を駆け抜けるスリル
北海道の冬の定番アクティビティのひとつが、犬ぞり体験です。特に道東や道北のエリアでは、3月でも雪がしっかりと残っており、犬ぞりを楽しむことができます。
おすすめスポット
北見「ノーザンホースパーク」:初心者でも体験しやすいコースが整備されており、家族連れにもおすすめ。
美瑛「美瑛ドッグスレッドアドベンチャー」:白銀の丘陵地帯を駆け抜ける爽快感が魅力。
阿寒湖「阿寒アドベンチャーツーリズム」:森林地帯のコースを犬ぞりで走り抜ける、本格的な体験が可能。
犬ぞりは、ただ乗るだけでなく、自分で操作することもできるため、アクティブな旅を楽しみたい人にぴったりです。スピード感と犬たちとの一体感を味わいながら、大自然の中を駆け抜ける爽快な体験ができます。
スノーシュートレッキング:雪上ハイキングで絶景を満喫
3月の北海道では、スノーシューを履いて雪上を歩く「スノーシュートレッキング」が人気です。普通の登山では行けないような雪深い森や、凍った湖の上を歩くことができ、北海道ならではの大自然を間近に感じられます。
おすすめスポット
富良野・青い池周辺:冬の青い池を眺めながら、静かな雪景色の中を歩くことができる。
知床五湖:流氷シーズンの終わりを迎える知床では、雪原とオホーツク海のコントラストが楽しめる。
ニセコアンヌプリ:スキー場の裏側に広がる静かな森を歩く、自然満喫コース。
スノーシュートレッキングは体力に自信がない人でも楽しめるアクティビティで、ゆっくりと雪上を歩きながら、動物の足跡を見つけたり、樹氷を観察したりと、自然の美しさをじっくりと堪能できます。
氷上ワカサギ釣り:北海道の冬の風物詩
3月でも楽しめる冬のアクティビティとして、氷上ワカサギ釣りも人気があります。湖がまだ凍結しているエリアでは、氷に穴を開けて釣り糸を垂らし、ワカサギを釣ることができます。釣ったワカサギはその場で天ぷらにして食べられるスポットもあり、新鮮な魚の美味しさをダイレクトに楽しめます。
おすすめスポット
阿寒湖:北海道でも有名なワカサギ釣りスポットで、初心者向けのレンタルセットも充実。
支笏湖:透明度の高い湖で、クリアな氷の下を泳ぐワカサギの姿を観察しながら釣りを楽しめる。
然別湖:湖の上に作られた氷の村「しかりべつ湖コタン」と一緒に楽しむのもおすすめ。
春のスノーモービル体験:雪原を自由に走る爽快感
3月はまだ十分な積雪があるため、スノーモービルを楽しめるスポットも多くあります。広大な雪原や森林の中を、自分でスノーモービルを運転しながら走る体験は、北海道ならではのアクティビティのひとつです。
おすすめスポット
十勝岳周辺:広大な雪原が広がり、開放感のあるスノーモービル体験が可能。
トマムリゾート:スキーと合わせて楽しめるリゾートエリアで、初心者向けのコースが充実。
ルスツリゾート:山間部のコースを走るスリリングな体験ができる。
スノーモービルは初心者でも操作がしやすく、短時間の体験コースもあるため、気軽に挑戦できるのが魅力です。
春の北海道アクティビティの楽しみ方
3月の北海道では、まだ雪が多く残る地域が多いため、防寒対策をしっかりとすることが重要です。特に、氷上アクティビティでは、防水性のある靴や手袋を準備しておくと快適に過ごせます。また、現地ツアーに参加すれば、安全に楽しめるだけでなく、ガイドによる解説もあるため、北海道の自然をより深く理解できるでしょう。
次は、北海道旅行の記念にぴったりの春のお土産について紹介します。
北海道でしか買えない!春のおすすめお土産ガイド
北海道旅行の思い出として、お土産選びも楽しみのひとつです。3月の北海道では、春限定の商品やこの時期ならではの旬の素材を使った特別なお土産が多数登場します。ここでは、北海道でしか買えない春のおすすめお土産を紹介します。
春限定のスイーツ
北海道はスイーツの名産地でもあり、春になると桜や苺を使った限定スイーツが登場します。特に人気のあるブランドの春限定商品をチェックしてみましょう。
「六花亭」の春のマルセイバターサンド
六花亭の代表的なお菓子であるマルセイバターサンドは、通常のものとは別に春限定バージョンが登場します。桜風味のクリームを挟んだ特別な味わいは、春の北海道ならではのお土産として人気です。
「ルタオ」の苺と北海道ミルクのドゥーブルフロマージュ
小樽の人気スイーツブランド「ルタオ」では、春になると苺を使った限定のドゥーブルフロマージュが販売されます。濃厚な北海道ミルクと甘酸っぱい苺のバランスが絶妙で、春の訪れを感じるスイーツです。
「北菓楼」の桜シフォンケーキ
ふんわりとした食感が魅力の北菓楼のシフォンケーキは、3月になると桜フレーバーが登場します。北海道産の小麦を使ったやさしい味わいと、ほんのり香る桜の風味が絶妙です。
春の海産物を使った贅沢なお土産
北海道の海産物は一年を通して人気ですが、3月は特にホタテや毛ガニが旬を迎えるため、これらを使ったお土産が充実しています。
「佐藤水産」の春限定毛ガニセット
札幌の有名な海産物専門店「佐藤水産」では、3月になると特別な毛ガニセットが販売されます。身がぎっしり詰まった毛ガニは、お土産として持ち帰るだけでなく、全国配送も可能なので、自宅で北海道の味を楽しむことができます。
「利尻屋みのや」の昆布締めホタテ
北海道産のホタテを利尻昆布で締めた贅沢な逸品。昆布の旨味がホタテにしみ込み、独特の風味を楽しめます。酒のつまみやご飯のお供としても最適です。
北海道産の乳製品と限定チーズ
北海道の乳製品は全国的にも有名ですが、春になるとフレッシュな牛乳や特別なチーズが登場します。
「花畑牧場」の春限定カチョカバロチーズ
人気の花畑牧場では、3月になると「春搾りミルク」を使用した特別なカチョカバロチーズを販売します。加熱するととろりと溶ける食感が特徴で、焼いて食べるのが定番です。
「ニセコチーズ工房」の春のフレッシュチーズ
ニセコのチーズ工房では、3月から新しく仕込んだフレッシュチーズが販売されます。クリーミーで濃厚な味わいながら、さっぱりとした後味が特徴で、ワインとの相性も抜群です。
北海道ならではの桜関連商品
北海道の桜は本州より遅く、5月頃に満開を迎えますが、3月の段階でも桜をテーマにした商品が並び始めます。
「ホリ」の桜とうきびチョコ
北海道のお土産として定番の「とうきびチョコ」の桜バージョン。桜の香りとホワイトチョコの甘さが絶妙にマッチした春限定商品です。
「北見ハッカ通商」の桜ミントキャンディ
北海道北見市のハッカブランド「北見ハッカ通商」では、桜フレーバーのミントキャンディが登場。桜の甘い香りと爽やかなミントが合わさり、春らしい爽快感が楽しめます。
お土産選びのポイント
3月の北海道では、市場や空港、百貨店などで春限定のお土産が豊富に揃います。札幌駅の「北海道どさんこプラザ」や、新千歳空港の「北海道土産館」では、季節限定商品が一堂に揃っているため、旅行の最後にまとめて購入するのもおすすめです。また、人気商品は早めに売り切れることもあるので、見つけたらすぐに購入するのがポイントです。
次は、3月の北海道旅行を快適に過ごすための服装や持ち物について解説します。
3月の北海道旅行を快適に!服装・持ち物・交通情報のポイント
3月の北海道旅行を快適に楽しむためには、気候に合わせた服装や持ち物の準備が重要です。また、交通手段にも注意が必要な時期なので、移動のポイントについても解説します。
3月の北海道の気温と気候
3月の北海道は、まだ冬の寒さが残る時期ですが、徐々に気温が上昇し、地域によっては雪解けが進み始めます。主な都市の平均気温は以下の通りです。
札幌:最高気温3~6℃ / 最低気温-4~-1℃
函館:最高気温5~8℃ / 最低気温-3~0℃
旭川:最高気温1~4℃ / 最低気温-8~-4℃
釧路:最高気温3~6℃ / 最低気温-6~-2℃
3月の北海道は、昼間は比較的暖かい日もありますが、朝晩は冷え込むことが多いため、適切な服装を準備することが大切です。
3月の北海道旅行におすすめの服装
北海道の3月は、本州の真冬と同じくらいの寒さが続くため、防寒対策が必要です。ただし、日中は気温が上がる日もあるため、調整しやすい服装を選びましょう。
基本の服装
アウター:ダウンジャケット、厚手のコート(特に道北・道東エリアでは必須)
インナー:ヒートテックやフリースなどの保温性の高いもの
ボトムス:防寒パンツや裏起毛のジーンズ(雪解け水が多いので撥水性があると便利)
靴:防水性のあるブーツや滑りにくいスニーカー(雪道対策として滑り止め付きがベスト)
手袋・マフラー・帽子:特に屋外の観光やアクティビティをする場合は必須
雪解けが進む都市部での服装
札幌や函館などでは、日中は気温が上がる日もあるため、厚手のダウンではなく、ウールのコートや中綿ジャケットでも対応可能な場合があります。
雪解け水が道路に溜まりやすいため、防水性のある靴やスニーカーを履くのがおすすめです。
3月の北海道旅行に持っていくべき持ち物
3月の北海道では、寒さ対策だけでなく、雪解けによる路面の状況にも注意が必要です。快適に旅行を楽しむために、以下の持ち物を準備しましょう。
折りたたみ傘:突然の雪や雨に備えて持参すると便利
サングラス:雪が太陽光を反射し、まぶしく感じることがあるため、特に雪原の観光時に役立つ
保湿アイテム:乾燥が激しいため、リップクリームやハンドクリームは必須
ホッカイロ:特に道東や道北での屋外アクティビティ時に重宝する
モバイルバッテリー:寒さでスマホのバッテリー消耗が早くなるため、予備の充電器があると安心
3月の北海道旅行の交通情報
公共交通機関の利用について
JRやバスは冬季ダイヤが適用されているため、運行本数が通常より少ないことがある。移動の際は事前に時刻表を確認しておくと安心。
特に道東や道北のエリアでは、雪や寒さの影響で遅延や運休が発生することがあるため、余裕を持ったスケジュールを立てるのがおすすめ。
レンタカー利用の注意点
3月はまだ雪道や凍結路面が多いため、スタッドレスタイヤ装着の車を必ず選ぶ。
朝晩の気温が低いと路面が凍結するため、慎重な運転が必要。特にカーブや坂道ではスリップしやすいため、急ブレーキを避ける。
道東や道北エリアではガソリンスタンドが少ないため、燃料は早めに補給しておくと安心。
快適な北海道旅行のためのポイント
3月の北海道はまだまだ寒いが、春の訪れを感じられる特別な時期。天候や気温の変化に備えて、服装や持ち物をしっかり準備することが大切。
雪道での移動には十分注意し、公共交通機関の利用時は運行状況を事前に確認する。
温泉やアクティビティを楽しむ場合は、動きやすい服装や防寒対策をしっかり行う。
これで3月の北海道旅行の準備は万全です。次は、記事のまとめに入ります。
まとめ:3月の北海道でしか味わえない絶景とグルメを満喫しよう!
3月の北海道は、冬の名残と春の訪れが共存する特別な季節です。この時期だからこそ楽しめる絶景やアクティビティ、旬のグルメが豊富に揃っており、他のシーズンでは味わえない魅力が満載です。
旅行のポイントとして、まずは3月ならではの景色を楽しめるスポットを巡ることがおすすめです。知床の流氷や摩周湖の透明な湖面、雪解けが始まる美瑛・富良野の丘陵風景など、冬と春が交錯する幻想的な風景はこの時期にしか見られません。また、層雲峡や支笏湖の氷の祭典は、3月上旬まで開催されるため、冬の北海道を満喫できる貴重なチャンスです。
グルメに関しては、春ならではの海鮮や乳製品、桜を使ったスイーツなど、3月限定の味覚を堪能しましょう。特に、毛ガニやホタテ、甘エビは旬を迎え、札幌や小樽の市場で新鮮なものを味わうことができます。また、山菜や春限定のチーズなど、北海道の豊かな自然の恵みを活かした食べ物も魅力的です。
アクティビティも、まだ冬のスポーツが楽しめる一方で、春の訪れを感じる体験もできます。犬ぞりやスノーシュートレッキングは、この時期ならではの人気アクティビティであり、大雪原を駆け抜けたり、静かな雪山を歩いたりと、北海道の雄大な自然を存分に楽しめます。また、雪見露天風呂を楽しめる温泉地巡りも、この季節ならではの醍醐味です。
服装や持ち物に関しては、防寒対策をしつつも、気温の変化に対応できるレイヤードスタイルを意識すると快適に過ごせます。特に、雪解けの影響で足元が滑りやすくなるため、防水性のある靴や滑り止め付きの靴を選ぶことが大切です。移動手段に関しては、公共交通機関を利用する際はダイヤの変更に注意し、レンタカーを利用する場合は雪道運転の心得を押さえておきましょう。
3月の北海道は、冬の終わりと春の始まりが融合する、他の季節にはない魅力を持つ時期です。絶景を巡り、美味しいグルメを味わい、特別なアクティビティを楽しみながら、心に残る旅を満喫してください。