目次(もくじ)
- 1 はじめに:3月の北海道旅行の魅力とは?
- 2 北海道の3月の気候と服装のポイント
- 3 流氷クルーズの楽しみ方!おすすめの出発地と予約方法
- 4 雪解けが生み出す絶景スポット!美瑛・富良野・大雪山エリアの見どころ
- 5 冬と春が交差する風景!知床・阿寒湖で体験する大自然の神秘
- 6 3月ならではのイベント&体験!氷濤まつり・ワカサギ釣り・スノーシュートレッキング
- 7 札幌&小樽で楽しむグルメ旅!海鮮・ジンギスカン・スイーツのおすすめ店
- 8 温泉でほっこり!登別・定山渓・十勝川の癒しの湯めぐり
- 9 交通手段と移動のコツ!レンタカー・JR・バスの使い分け
- 10 おすすめの宿泊エリア!都市観光派と自然派で選ぶベストホテル
- 11 予算別モデルコース!気軽な2泊3日プランとじっくり楽しむ5日間プラン
- 12 まとめ:3月の北海道旅行を最高に楽しむためのポイント
はじめに:3月の北海道旅行の魅力とは?
3月の北海道は、冬の厳しい寒さが少しずつ和らぎ、雪と氷が生み出す幻想的な景色を楽しめる特別な時期です。この時期ならではの魅力として、まず挙げられるのが「流氷」です。オホーツク海沿岸では、1月下旬から3月にかけて大量の流氷が押し寄せ、海全体が真っ白な氷に覆われる壮大な景色が広がります。特に網走や紋別では、流氷観光船に乗って間近で流氷を見ることができ、その迫力と美しさに圧倒されるでしょう。
また、3月の北海道では雪解けが少しずつ進みつつも、まだまだウィンタースポーツを楽しめる環境が整っています。スキーやスノーボードはもちろんのこと、犬ぞり体験やスノーモービル、スノーシュートレッキングなど、冬ならではのアクティビティも豊富です。特に知床や阿寒湖周辺では、手つかずの自然が織りなす神秘的な冬景色を楽しみながら、アクティビティを満喫できます。
さらに、3月は「冬と春が交差する時期」であるため、北海道ならではの美しい雪景色を堪能しつつも、比較的穏やかな気候の中で旅行を楽しむことができます。冬のピーク時よりも観光客が少ないため、人気の観光地や宿泊施設も比較的予約が取りやすいというメリットもあります。
また、3月の北海道旅行ではグルメも大きな魅力の一つです。海鮮は一年中美味しいですが、特に毛ガニやホタテ、タラバガニなどが旬を迎えます。また、札幌や函館では、ラーメンやジンギスカン、スイーツなどの北海道グルメを存分に楽しむことができます。
このように、3月の北海道は冬の名残を楽しみつつ、春の訪れを感じられる特別な時期です。流氷クルーズや絶景スポット、ウィンタースポーツ、美味しいグルメなど、多彩な魅力が詰まった旅を計画してみてはいかがでしょうか?
北海道の3月の気候と服装のポイント
3月の北海道は地域によって気温差が大きく、旅行の際には適切な服装の準備が必要です。例えば、札幌や小樽などの道央エリアでは、日中の最高気温が0℃前後まで上がることもありますが、朝晩は氷点下になることが一般的です。一方で、道東や道北のオホーツク海沿岸、知床、稚内などでは、3月でも厳しい寒さが続き、日中でも氷点下の気温が続くことが多くなります。
このような気温条件のため、3月の北海道旅行では防寒対策が欠かせません。特に外を長時間歩く場合は、以下のような服装を意識すると快適に過ごせます。
基本の服装
– ダウンジャケットや厚手のコート(防風・防水仕様のものがベスト) – 厚手のインナー(ヒートテックやフリースなど) – 長袖シャツやセーターなどのミドルレイヤー
足元の対策
– 滑りにくい靴(スノーブーツや防寒仕様のトレッキングシューズ) – 厚手の靴下(ウール素材が暖かくおすすめ) – スパイク付きの滑り止め装着があると便利
その他の防寒アイテム
– 手袋(防寒・防水仕様) – 耳当てやニット帽(特に道東・道北エリアでは必須) – ネックウォーマーやマフラー(冷たい風を防ぐために重要)
また、3月は日によって気温が大きく変動するため、重ね着を基本とした「レイヤードスタイル」が便利です。屋内に入ると暖房が効いていて暑く感じることもあるため、脱ぎ着しやすい服装を心がけると快適に過ごせます。
さらに、3月は雪解けが進む時期でもあり、日中は道路がシャーベット状になったり、水たまりができることが多くなります。そのため、防水性能のある靴や服を選ぶことが重要です。特に都市部では、歩道が凍結と雪解けを繰り返し、とても滑りやすくなるため、転倒防止のための注意も必要です。
このように、3月の北海道ではまだまだ冬の寒さが残るため、防寒対策をしっかりと行いながら、気候に合わせた服装選びをすることが快適な旅行の鍵となります。
流氷クルーズの楽しみ方!おすすめの出発地と予約方法
3月の北海道旅行でぜひ体験したいのが「流氷クルーズ」です。オホーツク海に押し寄せる流氷を間近で観察できる貴重なアクティビティで、流氷が見られるのは世界的にも限られた地域のみ。日本では特に網走や紋別が有名なスポットです。ここでは、それぞれのエリアの特徴と流氷クルーズの楽しみ方、予約方法について詳しく解説します。
網走の流氷観光船「おーろら」
網走では、「おーろら」と呼ばれる観光船が流氷クルーズを運航しています。網走港を出発し、オホーツク海に広がる流氷の中を進むダイナミックな体験が魅力です。大型船のため揺れが少なく、快適にクルーズを楽しめる点もポイント。船内には暖房の効いた客室もあり、寒さが苦手な方でも安心です。
出発地:網走港
運行期間:1月下旬~3月中旬(流氷の状況により変動)
所要時間:約1時間
料金:大人4,000円前後、子供2,000円前後
予約方法:公式サイトまたは旅行代理店経由で事前予約推奨
紋別の流氷砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」
紋別では、流氷を砕きながら進む「ガリンコ号Ⅱ」に乗ることができます。この船は特殊なスクリューで氷を割りながら進むため、より迫力のある流氷体験ができます。網走の「おーろら」と比べるとよりアクティブな体験ができるため、ダイナミックな流氷クルーズを楽しみたい方におすすめです。
出発地:紋別港
運行期間:1月中旬~3月中旬(流氷の状況により変動)
所要時間:約1時間
料金:大人4,500円前後、子供2,500円前後
予約方法:公式サイトまたは旅行代理店で事前予約
流氷クルーズの楽しみ方と注意点
– 防寒対策を万全に! 船のデッキから見る流氷は絶景ですが、海上は陸地よりもさらに寒く、強風が吹くことが多いため、防寒対策をしっかり行いましょう。特に厚手の防寒着、手袋、耳あて、ネックウォーマーなどは必須です。
双眼鏡やカメラを持参する
運が良ければアザラシやオオワシなどの野生動物が見られることもあります。双眼鏡を持参すると、より細かい観察ができます。また、カメラのバッテリーは寒さで消耗しやすいため、予備バッテリーを持っていくと安心です。
早めの予約が必須
流氷クルーズは人気が高く、特に週末はすぐに満席になることが多いです。旅行の日程が決まったら、できるだけ早く予約をすることをおすすめします。
3月でもまだまだ楽しめる流氷クルーズは、北海道ならではの絶景体験。天候によっては流氷が少ない日もありますが、それでもオホーツク海の美しい景色や冬ならではの澄んだ空気を満喫できるでしょう。
雪解けが生み出す絶景スポット!美瑛・富良野・大雪山エリアの見どころ
3月の北海道では、徐々に雪解けが進み始め、冬と春が交差する幻想的な風景が見られる場所があります。特に美瑛や富良野、大雪山エリアでは、まだ雪が残る丘陵地帯や山々の美しい景観を楽しむことができます。ここでは、それぞれのエリアのおすすめスポットを紹介します。
美瑛の「白金青い池」
美瑛町にある「白金青い池」は、四季折々に異なる表情を見せる絶景スポット。3月の白金青い池は、雪が少しずつ解け始めることで、冬とはまた違った幻想的な景色が広がります。特に朝や夕方の時間帯は光の加減によって青色がより鮮やかになり、まるで別世界のような雰囲気を味わえます。
アクセス:JR美瑛駅から車で約20分
おすすめの時間帯:朝方または夕方
注意点:周辺はまだ雪が多く残るため、滑りにくい靴を履いて訪れるのがベスト
富良野の「スキー場と雪解けの風景」
富良野といえば、冬はスキーリゾートとして有名ですが、3月になると雪解けが進み、春の訪れを感じることができるようになります。富良野スキー場では、春スキーを楽しみながら、周囲の雪解けの風景を満喫することができます。また、スキーをしない方でも、山の上からの景色を楽しめるゴンドラに乗るのもおすすめです。
スキー場の営業期間:4月上旬まで(天候による変動あり)
おすすめポイント:山頂からの絶景、晴れた日の青空とのコントラスト
周辺の観光スポット:ニングルテラス、ファーム富田(3月は温室のラベンダー鑑賞が可能)
大雪山エリアの「層雲峡温泉と氷瀑まつり」
大雪山国立公園に位置する層雲峡エリアでは、3月でも冬の絶景を楽しむことができます。特に「層雲峡氷瀑まつり」は3月上旬まで開催され、氷の彫刻やライトアップが幻想的な雰囲気を作り出します。
開催期間:毎年1月下旬~3月上旬
おすすめの時間帯:ライトアップされる夜の時間帯
周辺の観光スポット:黒岳ロープウェイ、層雲峡温泉
これらのエリアでは、雪解けと冬景色が共存する3月ならではの美しい風景が楽しめます。カメラ好きな方にもおすすめのスポットが多く、自然の魅力を存分に堪能できるでしょう。
冬と春が交差する風景!知床・阿寒湖で体験する大自然の神秘
3月の知床・阿寒湖エリアは、厳冬期の美しい雪景色が残る一方で、雪解けが少しずつ進むことで独特の自然現象が見られる特別な時期です。世界自然遺産に登録されている知床では、まだ流氷が残ることが多く、野生動物の活動も活発になります。一方で阿寒湖では、氷に覆われた湖が徐々に解け始め、春の訪れを感じさせる風景が広がります。
知床の「流氷ウォーク」と野生動物観察
知床エリアでは、3月の終わり頃まで流氷が海岸に残ることがあり、オホーツク海の壮大な自然を満喫することができます。特に人気のアクティビティが「流氷ウォーク」です。専用のドライスーツを着て実際に流氷の上を歩くことができる体験で、氷の上を歩くスリルと美しい流氷の景色を同時に楽しめます。
流氷ウォーク開催期間:2月中旬~3月下旬(流氷の状況による)
体験時間:約1~1.5時間
必要な装備:防寒着の上に専用のドライスーツを着用(レンタル可能)
注意点:天候によっては催行されないことがあるため、事前に確認が必要
また、知床では流氷の季節になるとオオワシやオジロワシ、アザラシなどの野生動物が見られることがあります。特にバードウォッチングが好きな方にとっては、絶好の撮影スポットが多いエリアです。
阿寒湖の「氷上ワカサギ釣り」と春の湖畔散策
阿寒湖では、3月の上旬まで湖が完全に凍結しており、「氷上ワカサギ釣り」が人気のアクティビティです。湖に穴を開けてワカサギを釣る体験は、北海道ならではの冬の楽しみの一つ。釣ったワカサギは、その場で天ぷらにして食べることができ、揚げたてのサクサクした食感と甘みのある味が絶品です。
開催期間:1月~3月中旬(湖の氷の状態による)
レンタル可能な道具:釣り竿、イス、防寒具
注意点:手袋をしていても手が冷えるため、カイロを持参すると快適
3月下旬になると、阿寒湖周辺では徐々に雪解けが進み、湖畔の散策がしやすくなります。阿寒湖のシンボルである「まりも展示観察センター」では、天然記念物に指定されている阿寒湖のまりもを見学でき、阿寒湖の自然や文化について学ぶことができます。
知床と阿寒湖はどちらも北海道の大自然を満喫できるエリアであり、3月ならではの季節の変化を感じられる貴重な場所です。冬の絶景と春の訪れを同時に楽しめるこの時期に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
3月ならではのイベント&体験!氷濤まつり・ワカサギ釣り・スノーシュートレッキング
3月の北海道では、まだまだ冬のアクティビティを楽しむことができますが、春の訪れを感じるイベントや体験も数多く開催されています。特に人気のあるイベントとして、「氷濤(ひょうとう)まつり」、ワカサギ釣り、スノーシュートレッキングを紹介します。
氷の幻想世界「氷濤まつり」(支笏湖)
支笏湖(しこつこ)で開催される「氷濤まつり」は、支笏湖の水を使って作られた氷のオブジェが幻想的にライトアップされる冬の名物イベントです。氷の城やトンネル、彫刻が作られ、夜になるとブルーやピンクに光る景色が広がります。
開催期間:1月下旬~2月下旬(3月初旬まで延長される年もあり)
会場:支笏湖温泉エリア
入場料:大人500円前後
見どころ:ライトアップ、氷の滑り台、花火大会(開催日限定)
夜は特に冷え込むため、防寒対策をしっかりして訪れるのがおすすめです。また、周辺には支笏湖温泉があり、温泉に浸かりながら冬の景色を楽しむこともできます。
氷上で楽しむ「ワカサギ釣り」
北海道の冬の風物詩であるワカサギ釣りは、氷の上に穴を開けて釣るユニークな体験です。阿寒湖や網走湖、朱鞠内湖(しゅまりないこ)などで楽しめます。釣ったワカサギは、その場で揚げて食べることもでき、釣りの楽しさとグルメを同時に味わえます。
開催期間:1月~3月中旬
レンタル可能なもの:釣り竿、餌、防寒具
おすすめの湖:阿寒湖、網走湖、朱鞠内湖
雪の中を歩く「スノーシュートレッキング」
3月の北海道では、雪原を歩くスノーシュートレッキングも人気のアクティビティです。特に美瑛や知床、ニセコエリアでは、広大な雪景色を満喫しながら散策することができます。
おすすめのエリア:美瑛の青い池周辺、知床の森、ニセコの山岳地帯
必要な装備:スノーシュー(レンタル可)、防寒ウェア、サングラス(雪の反射対策)
体験時間:1時間~3時間程度
スノーシューを履くことで、深い雪の中でも楽に歩けるため、冬ならではの大自然を楽しみながら運動もできます。ガイド付きツアーも多く開催されており、初心者でも安心して参加できるのが魅力です。
3月の北海道は、冬の魅力を残しつつも春の訪れを感じられる貴重な時期です。特にイベントやアクティビティを通じて、この時期ならではの楽しみを存分に味わってみてください。
札幌&小樽で楽しむグルメ旅!海鮮・ジンギスカン・スイーツのおすすめ店
3月の北海道旅行では、雪景色を楽しみながらグルメを堪能するのも醍醐味のひとつです。特に札幌と小樽は、美味しい海鮮や北海道名物のジンギスカン、スイーツなどが揃うグルメスポットが豊富。ここでは、絶対に外せないおすすめの店を紹介します。
札幌の海鮮グルメ:新鮮な海の幸を堪能
北海道といえば、やはり海鮮が外せません。札幌では、市場や専門店で新鮮なカニやウニ、ホタテを味わうことができます。
札幌場外市場(中央区):朝7時から営業しており、新鮮な海鮮丼が楽しめる。特に「北のグルメ亭」のウニ・イクラ丼は絶品。
二条市場(中央区):観光客に人気の市場で、海鮮丼だけでなく、カニやホタテをその場で焼いて食べられる店も多数。
すし善(中央区):北海道の高級寿司の名店。特に「おまかせ握り」は、新鮮なネタが贅沢に楽しめる。
ジンギスカン:本場の味を楽しめる人気店
北海道名物のジンギスカンも必食です。柔らかいラム肉を特製のタレで味わう絶品料理を楽しみましょう。
成吉思汗 だるま(すすきの):昭和29年創業の老舗で、ジューシーなラム肉が楽しめる名店。
松尾ジンギスカン(札幌駅周辺):特製のタレがしみ込んだ絶品ジンギスカン。初心者にも食べやすい味わい。
いただきます。(大通駅周辺):道産羊にこだわったジンギスカンが特徴で、臭みが少なく食べやすい。
小樽のスイーツ巡り:絶品スイーツを堪能
小樽は、レトロな街並みとともにスイーツが楽しめるスポット。特にルタオや六花亭などの有名店が軒を連ねています。
ルタオ本店(堺町通り):看板メニュー「ドゥーブルフロマージュ」は、チーズケーキ好きにはたまらない一品。
北一ホール(小樽運河沿い):レトロなランプの光に包まれながら、北海道産の牛乳を使った濃厚ソフトクリームを楽しめる。
六花亭 小樽運河店:北海道限定の「マルセイバターサンド」を店内で味わえる。
札幌と小樽はアクセスが良く、日帰りでも十分に楽しめるエリア。3月の北海道旅行では、美味しいグルメを味わいながら、冬と春が交差する街の風景を満喫してみてください。
温泉でほっこり!登別・定山渓・十勝川の癒しの湯めぐり
寒さが残る3月の北海道旅行では、温泉に浸かって体を温めるのもおすすめです。北海道には多くの温泉地がありますが、特に人気のある登別・定山渓・十勝川の3つのエリアを紹介します。
登別温泉:北海道屈指の名湯
登別温泉は、北海道で最も有名な温泉地のひとつ。硫黄泉や鉄泉、食塩泉など多様な泉質が楽しめるのが特徴です。
第一滝本館:7種類の異なる温泉が楽しめる巨大な温泉施設。日帰り入浴も可能。
登別グランドホテル:広々とした露天風呂と、サウナも充実しており、ゆっくり過ごせる。
登別温泉街:鬼のオブジェが並ぶ「地獄谷」も見どころのひとつ。
定山渓温泉:札幌からアクセス抜群
札幌から車で1時間ほどの距離にある定山渓温泉は、日帰りでも楽しめる便利な温泉地です。
ぬくもりの宿 ふる川:和モダンな雰囲気の宿で、源泉かけ流しの露天風呂が人気。
定山渓ビューホテル:巨大な温水プールが併設されており、ファミリー層にも人気。
定山渓温泉街:足湯スポットや温泉まんじゅうのお店が並び、散策も楽しい。
十勝川温泉:美肌効果抜群のモール泉
十勝川温泉は、世界的にも珍しい「モール泉」と呼ばれる植物由来の有機成分を含む温泉が特徴。肌がしっとりすべすべになると評判です。
観月苑:十勝川沿いに位置し、川を眺めながら入れる露天風呂が魅力。
十勝川温泉 第一ホテル:美肌効果の高いモール温泉を存分に楽しめる。
道の駅ガーデンスパ十勝川温泉:水着で入れる温泉施設もあり、カップルや家族旅行におすすめ。
3月の北海道旅行では、温泉で冷えた体をしっかり温めながら、雪景色を眺める贅沢なひとときを過ごしてみてください。
交通手段と移動のコツ!レンタカー・JR・バスの使い分け
3月の北海道旅行では、目的地によって最適な移動手段を選ぶことが大切です。都市部の観光なら公共交通機関が便利ですが、流氷クルーズや自然を楽しむ旅ならレンタカーが必須になる場合もあります。ここでは、レンタカー、JR、バスの特徴と使い分けについて詳しく解説します。
レンタカー:自由度の高い移動が可能
広大な北海道を効率よく移動するにはレンタカーが最適です。特に流氷クルーズで訪れる網走・紋別、阿寒湖や知床といった自然豊かなエリアへ行く際は、車がないと移動が大変です。
メリット
- 時間を気にせず自由に移動できる
- 道東・道北など公共交通機関が少ないエリアもカバーできる
- 荷物が多くても快適
デメリット
- 3月はまだ路面が凍結している場所があり、運転に慣れていないと危険
- 都市部では駐車場代がかかることがある
おすすめのエリア
- 網走・紋別(流氷クルーズ)
- 美瑛・富良野(絶景ドライブ)
- 知床(自然散策)
運転の注意点
3月の北海道は雪解けが進みつつあるものの、朝晩は路面が凍結していることが多いため、「冬用タイヤ装着車」をレンタルするのが必須。また、吹雪やホワイトアウトの可能性もあるため、長距離運転は無理をせず慎重に。
JR:都市間の移動に便利
北海道の主要都市間の移動はJRが便利です。特に札幌から函館や旭川へ移動する場合、特急列車を利用すれば快適に移動できます。
メリット
- 雪道の運転をしなくて済む
- 長距離でも快適な移動が可能
- 時間が正確で、渋滞の影響を受けにくい
デメリット
- 道東や道北の細かいエリアまではアクセスしにくい
- 本数が少ないため、事前に時刻表を確認する必要がある
おすすめの路線
- 札幌~函館(特急北斗:約3時間半)
- 札幌~旭川(特急カムイ:約1時間半)
- 札幌~帯広・釧路(特急おおぞら:約4時間)
北海道内をJRで周遊する場合は、「HOKKAIDO LOVE! ひとめぐりパス」などの割引きっぷを利用するとお得に移動できることもあるので、事前に調べておくと良いでしょう。
バス:都市観光や観光ツアーに最適
札幌や小樽などの観光地では、市内バスや観光バスが充実しています。また、空港から市内への移動もバスの方が便利なことが多いです。
メリット
- 札幌市内・小樽などの観光地はバス網が充実
- 新千歳空港から札幌市内へのアクセスが良い(空港バスは約1時間)
- ツアーバスを利用すれば効率的に観光できる
デメリット
- 長距離移動には時間がかかる
- 冬の天候によっては運行に遅れが出ることもある
おすすめの利用シーン
- 札幌市内観光(札幌市営バス・観光循環バス)
- 新千歳空港~札幌市内(快速エアポートか空港バス)
- 旭山動物園への移動(札幌・旭川からの直行バスあり)
3月の北海道旅行では、訪れるエリアや目的によって移動手段を選ぶことが大切です。レンタカー、JR、バスを上手に使い分けることで、快適でスムーズな旅行を楽しめるでしょう。
おすすめの宿泊エリア!都市観光派と自然派で選ぶベストホテル
北海道旅行では、どこに宿泊するかが旅の満足度を大きく左右します。ここでは、札幌・小樽などの都市部と、知床・阿寒湖などの自然エリアに分けて、目的別におすすめの宿泊地を紹介します。
都市観光派におすすめの宿泊エリア
札幌エリア
札幌は観光の拠点として便利で、グルメやショッピングも楽しめるため、初めての北海道旅行にも最適です。
JRタワーホテル日航札幌(札幌駅直結):高層階からの夜景が美しい
クロスホテル札幌(大通エリア):おしゃれなデザインホテル
ラ・ジェント・ステイ札幌大通(すすきの):大浴場があり、温泉気分も楽しめる
小樽エリア
小樽はレトロな街並みと海の幸を楽しめるエリア。静かな滞在を求める人におすすめです。
ホテルノルド小樽(運河沿い):運河ビューの客室が人気
オーセントホテル小樽(駅近く):落ち着いた雰囲気で高級感がある
自然派におすすめの宿泊エリア
知床エリア
大自然を満喫するなら知床での宿泊がおすすめ。流氷や野生動物観察が楽しめます。
北こぶし知床ホテル&リゾート(ウトロ):オホーツク海を望む絶景露天風呂が魅力
知床第一ホテル(ウトロ):バイキングが充実し、温泉施設も充実
阿寒湖エリア
湖畔の美しい景色を楽しみながら、温泉に浸かれる宿が多いエリアです。
あかん遊久の里 鶴雅(阿寒湖温泉):温泉と豪華な食事が人気
ニュー阿寒ホテル(阿寒湖温泉):インフィニティ風呂からの絶景が楽しめる
都市派も自然派も、それぞれの目的に合わせて宿泊地を選ぶことで、より快適な北海道旅行を満喫できます。
予算別モデルコース!気軽な2泊3日プランとじっくり楽しむ5日間プラン
3月の北海道旅行では、旅行の目的や予算に応じてスケジュールを組むことが重要です。短期間で都市観光を楽しむプランから、じっくりと大自然を満喫するプランまで、目的別にモデルコースを紹介します。
気軽に楽しむ2泊3日プラン(札幌・小樽観光)
都市観光を中心に、北海道の魅力をコンパクトに体験できるプランです。札幌と小樽を巡りながら、グルメや観光を満喫できます。
1日目:札幌到着&市内観光
新千歳空港到着後、JRまたはバスで札幌駅へ移動(約40分)
「札幌時計台」「大通公園」「さっぽろテレビ塔」などの観光名所を巡る
「成吉思汗 だるま」でジンギスカンを堪能
すすきので夜景を楽しみながら「海鮮居酒屋」で北海道の味覚を満喫
札幌市内のホテルに宿泊
2日目:小樽日帰り旅行
札幌駅からJRで小樽へ(約30分)
「小樽運河」を散策しながら、レトロな街並みを楽しむ
「ルタオ本店」でチーズケーキを味わう
「北一硝子」の工房を見学&ガラス細工体験
「寿司屋通り」で新鮮な海鮮寿司を堪能
夕方に札幌へ戻り、「ラーメン横丁」で味噌ラーメンを楽しむ
札幌市内のホテルに宿泊
3日目:朝の市場散策&帰路へ
「札幌場外市場」で朝食に海鮮丼を楽しむ
新千歳空港へ移動し、北海道スイーツのお土産を購入
フライトで帰路へ
このプランでは、札幌と小樽を中心に観光とグルメを効率よく楽しめます。移動時間も少なく、初めての北海道旅行にぴったりです。
じっくり楽しむ5日間プラン(流氷・温泉・自然満喫)
北海道の自然と温泉をしっかり堪能したい方におすすめのプランです。流氷クルーズや大自然を満喫しながら、リラックスできる旅を楽しめます。
1日目:札幌観光&温泉宿泊
新千歳空港到着後、札幌駅へ移動
札幌市内観光(大通公園・時計台・テレビ塔)
「すすきの」で海鮮グルメを堪能
夕方、定山渓温泉へ移動し、温泉宿に宿泊
2日目:網走へ移動&流氷クルーズ
朝、札幌から特急「オホーツク号」で網走へ(約5時間)
昼食後、網走の「流氷観光船おーろら」に乗船し、流氷クルーズを体験
「博物館 網走監獄」を見学し、北海道の歴史を学ぶ
網走市内のホテルに宿泊
3日目:知床・阿寒湖観光
網走からバスで知床へ移動(約2時間)
「流氷ウォーク」を体験(要予約)
午後、阿寒湖へ移動し、湖畔散策&「ワカサギ釣り」体験
阿寒湖温泉の宿で温泉&郷土料理を楽しむ
4日目:富良野・美瑛の絶景巡り
阿寒湖からバスとJRを乗り継ぎ、富良野へ移動(約4時間)
「富良野スキー場」で春スキーまたはゴンドラで絶景観賞
「美瑛の青い池」を訪れ、幻想的な景色を撮影
旭川のホテルに宿泊
5日目:旭山動物園&帰路へ
「旭山動物園」で冬の動物たちを見学
旭川駅から札幌経由で新千歳空港へ移動
フライトで帰路へ
このプランでは、札幌の都市観光から流氷クルーズ、温泉、絶景スポットをバランスよく巡ることができます。道東エリアの移動には時間がかかりますが、その分、北海道の自然をたっぷり満喫できます。
まとめ:3月の北海道旅行を最高に楽しむためのポイント
3月の北海道は、冬と春が交差する特別な時期です。まだまだ流氷や雪景色が楽しめる一方で、徐々に雪解けが進み、春の訪れを感じられる瞬間もあります。
旅行を成功させるポイント
防寒対策を万全に:3月でも北海道は寒いため、防水・防寒対策をしっかり行うことが重要。特に流氷観光やスノーアクティビティを楽しむ際は、厚手の服装を準備しましょう。
移動手段を賢く選ぶ:都市観光ならJRやバスで十分ですが、道東や道北を巡る場合はレンタカーを利用するのが便利。ただし、雪道の運転に自信がない場合は、公共交通機関や観光ツアーを活用するのが無難です。
アクティビティを事前予約:流氷クルーズや流氷ウォーク、ワカサギ釣りなどは、人気が高いため早めの予約がおすすめ。また、天候によって中止になることもあるので、予備プランを用意しておくと安心です。
グルメも忘れずに:3月の北海道は、カニやウニ、ホタテなどの海鮮が美味しい季節。札幌・小樽・函館では、新鮮な海鮮丼や寿司を堪能しつつ、ジンギスカンや北海道スイーツも楽しみましょう。
温泉でリフレッシュ:登別・定山渓・十勝川など、北海道には魅力的な温泉地が多数あります。冷えた体を温泉で温めながら、ゆっくりと旅の疲れを癒しましょう。
3月の北海道は、冬の絶景と春の訪れを両方楽しめる贅沢なシーズン。流氷、スノーアクティビティ、グルメ、温泉と、多彩な楽しみ方ができるため、ぜひ自分に合った旅行プランを立てて、思い出に残る旅を満喫してください。