USJより楽しめた！？那須ハイランドパークで見つけた、子どもが本気でハマる感動スポット5選

USJより楽しい！？家族で那須ハイランドパークに行く価値とは

「家族でのお出かけ、次はどこに行こう？」そんな時に候補に入れてほしいのが、栃木県那須町にある「那須ハイランドパーク」です。一見すると地方の遊園地と思われがちですが、実際に訪れてみるとその印象は大きく覆されます。特に子ども連れの家族にとっては、テーマパークとしての充実度が予想以上で、「USJより楽しめた！」という声がSNSなどでも多く見られるほど。大人も一緒に楽しめるアトラクションが揃っており、日常では見られないような子どもの笑顔に出会える貴重な場所です。

那須ハイランドパークの魅力は、単にアトラクションの数が多いというだけではありません。子どもの年齢や性格に合わせて選べる多様な遊び場、親子で協力して楽しめる参加型イベント、そして季節ごとの演出や自然に囲まれた空間など、総合的な体験の質が非常に高いのです。さらに、他の大型テーマパークと比べて混雑が少ないのも大きなメリットで、並ばずに乗れるアトラクションが多く、子どもたちの「待てない！」というストレスも軽減されます。

料金面でも比較的リーズナブルで、ファミリー向けの割引プランや前売り券も充実しています。また、ペットと一緒に入園できるエリアがあるため、家族全員で楽しめるのも他にはない魅力です。この記事では、那須ハイランドパークの中でも特に子どもが夢中になる5つの感動スポットを中心に、家族旅行にぴったりな魅力をたっぷり紹介していきます。

アクセスと所要時間：東京からの家族ドライブにもぴったりな立地

那須ハイランドパークは、関東圏から車でのアクセスが良く、特に東京近郊に住んでいるファミリーにとっては非常に行きやすい立地です。東京から車でおよそ2時間半ほど、東北自動車道を利用して那須ICから車で約20分の距離にあります。日帰りも可能ですが、近隣には那須温泉や観光牧場なども点在しており、一泊二日の小旅行に組み込むのもおすすめです。

公共交通機関を利用する場合は、東北新幹線で那須塩原駅まで行き、そこからはバスやタクシーで約40分ほど。少し乗り継ぎは必要ですが、事前に時間を調整しておけば問題なく到着できます。小さな子ども連れであれば、車移動が断然おすすめです。道中にはサービスエリアも充実しており、途中休憩を取りながら快適にドライブできます。

また、那須ハイランドパークの公式サイトでは、渋滞情報や駐車場の混雑状況なども事前に確認できます。駐車場は広く、1,000台以上のスペースがあり、土日や連休中でも比較的スムーズに駐車できるのがポイント。車でのアクセスを想定した施設設計になっており、ベビーカーや荷物の持ち運びにも配慮された導線が整っています。

「遠いのでは？」と不安に感じるかもしれませんが、実際には都心からのちょっとしたドライブ感覚で行ける距離。途中の自然豊かな風景も旅の一部として楽しめるので、子どもたちにとっても「移動」そのものが冒険になります。都心の喧騒を離れて、家族だけの時間をたっぷりと楽しむにはぴったりのロケーションです。

いきなり大興奮！子どもが絶叫するジェットコースター「F²（エフ・スクエア）」

那須ハイランドパークに到着してすぐ目に飛び込んでくるのが、迫力満点のジェットコースター「F²（エフ・スクエア）」です。このアトラクションは子ども向けというよりは、身長制限をクリアした小学校高学年以上のお子さんが「初めて本格的な絶叫系に挑戦する」というのにぴったりな乗り物。スピード、高さ、急降下のスリルが揃っていて、大人と一緒に乗ることで親子の一体感も生まれます。

「F²」はファミリー向けとは思えないほど本格的で、急カーブやループもある本格派。ところが不思議と、「怖い」より「楽しい！」という感想が多く、子どもたちのテンションが一気に上がる人気の絶叫アトラクションなのです。初めて絶叫系に挑戦する子どもにとっては、USJや富士急のコースターよりも手頃で挑戦しやすく、成功体験につながる可能性が高いのも魅力の一つ。

また、安全面にも十分配慮されており、スタッフの対応も丁寧なので安心して乗ることができます。乗る前に不安そうにしていた子どもが、降りた後には「もう一回乗りたい！」と目を輝かせるシーンも珍しくありません。大人が何より驚かされるのは、那須ハイランドパークのジェットコースターが「ローカル遊園地」の域を超えているということ。地方にありながら、質・迫力ともに非常に高いクオリティを誇っています。

家族旅行の思い出として、子どもが「勇気を出して挑戦した」体験は非常に大きな意味を持ちます。そのきっかけとなるのが、この「F²」。決して無理をせず、でもちょっとだけドキドキする体験を親子で共有することで、旅行全体の満足度もグッと高まります。

幼児も大満足！水で遊べる「じゃぶじゃぶガーデン」の魅力

まだジェットコースターに乗れない年齢の子どもたちに大人気なのが、那須ハイランドパークの「じゃぶじゃぶガーデン」です。このエリアは特に小さな子どもたちが自由に水遊びできるスペースとして整備されており、夏季限定ながら非常に人気の高いアトラクションです。水深が浅く、滑りやすくない素材で作られているため、1歳〜3歳の幼児でも安心して遊ばせることができます。

ガーデン内にはカラフルな噴水や、小さなスライダー、ミストが噴き出すトンネルなどが設置されていて、ただ水で濡れるだけでなく「探検気分」を味わえるよう工夫されています。また、裸足でも安心して走り回れる柔らかい床素材や、日よけスペース、親が座って見守れるベンチも多数設けられているのが嬉しいポイントです。

この「じゃぶじゃぶガーデン」のすごいところは、ただの水遊びでは終わらないこと。定期的に音楽とともに水しぶきが高く噴き出すショータイムがあったり、特定の時間帯にはスタッフによるシャボン玉イベントも開催されるなど、常に子どもが飽きない仕掛けが満載です。服が濡れてもいいように水着持参をおすすめしますが、現地でのレンタルもあるため、うっかり忘れてしまっても大丈夫。

さらにガーデンのすぐ近くには、トイレや授乳室も完備されており、小さな子どもと一緒に訪れるファミリーへの配慮が行き届いています。暑い夏の日に訪れるなら、この「じゃぶじゃぶガーデン」はまさに子どもたちの天国。水と笑顔があふれる空間で、思いっきりはしゃぐ姿は、親にとっても忘れられない光景になるはずです。

動物好き必見！アルパカとふれあえる「アニマルふれあい広場」

那須ハイランドパークには、動物と間近でふれあえる癒しの空間「アニマルふれあい広場」があり、これが小さな子どもたちに大人気のスポットになっています。遊園地と動物園が融合したような体験ができるこのエリアは、ジェットコースターなどのアクティブなアトラクションに疲れた子どもたちが、心を落ち着かせながら楽しめる場所としても重宝されています。

このエリアで特に注目されているのが、人懐っこいアルパカとのふれあい体験です。モフモフの毛並みに思わず顔をうずめたくなるアルパカたちは、見た目も愛らしく、子どもたちのハートを瞬時にわしづかみにします。怖がる子も多い大型動物ですが、アルパカは穏やかで優しい性格なので、小さなお子さんでも怖がらずに接することができます。スタッフがそばに付き添ってくれるため、初めて動物とふれあう子でも安心です。

また、アルパカ以外にもウサギやモルモット、ヤギなどの小動物もいて、エサやり体験ができるのも魅力の一つです。子どもが動物にエサを手渡す体験は、思いやりの心を育てる良い機会にもなり、親子で自然や命について考えるきっかけにもなります。動物との距離がとても近く、写真映えするポイントも多いため、家族写真を撮るのにもぴったりの場所です。

特筆すべきは、清掃が行き届いているという点。動物のいる場所ながら臭いや汚れが少なく、施設全体がきちんとメンテナンスされていることが感じられます。アトラクションで疲れたタイミングや、アクティブな遊びにまだ慣れていない年齢の子どもには、この癒し空間で過ごす時間が何よりも大切なひとときとなります。

雨の日でも安心「室内プレイランド キッズタウン」がすごすぎる

旅行中の天気は読めないもの。せっかく那須ハイランドパークに来たのに、もし雨が降ってしまったら…そんな時でも心配無用なのが、全天候型の屋内施設「キッズタウン」です。このエリアは完全屋内で設計されており、雨の日でも風の日でも関係なく遊べる、まさに“子ども天国”のような場所です。

キッズタウン内には、年齢に応じた遊具が豊富に揃っており、すべり台、ボールプール、クライミング遊具、トンネル迷路などが設置されています。全体的にカラフルで明るい空間となっており、子どもたちは視覚的にもワクワクしながら走り回れます。特に未就学児向けのゾーンは、安全性を考慮した柔らかい床材や角のない遊具で構成されていて、保護者も安心して見守れます。

この施設のすごいところは「ただ遊ぶだけではない」ところです。知育要素が含まれた遊びも多数用意されており、パズルブロックや音の出るパネル、身体を動かしながら学べるインタラクティブゲームなど、遊びながら子どもの創造力や集中力を刺激する工夫が随所に見られます。遊園地の中にこれだけ本格的な室内プレイランドがあるのは非常に珍しく、雨天でも旅行の満足度を損なわない重要な要素となっています。

また、親の休憩スペースも完備されており、マッサージチェアや無料Wi-Fi、軽食販売コーナーまであるのが驚き。子どもが遊んでいる間、親もゆっくりと休憩できる環境が整っているため、家族全員が快適に過ごせます。晴れの日でも「ちょっと涼みたい」「赤ちゃんと別行動したい」といったニーズにも応えてくれる、多目的な存在です。

子どもが選ぶ1位！家族で熱中した「宝探しアトラクション」体験レポ

那須ハイランドパークで、子どもたちが「一番楽しかった！」と声を揃えるアトラクションのひとつが「宝探しアドベンチャー」。これは遊園地内を巡りながら、隠された手がかりを見つけて宝を探すという体験型のアクティビティです。まさに“体を動かす謎解き”という表現がぴったりで、子どもだけでなく大人も本気で楽しめる要素がたっぷり詰まっています。

このアトラクションの魅力は、ただ歩くだけではなく、頭を使ってヒントを解き明かしながら進んでいく点にあります。スタート地点で専用のマップを受け取り、園内各所に設けられたポイントを探しながら、クイズや暗号に挑戦していきます。ヒントの難易度は幅広く、小さなお子さんには保護者のサポートが必要なこともありますが、それがまた親子の協力プレイとして盛り上がるのです。

我が家の場合、小学3年生の子どもがこの宝探しにどっぷりハマり、途中で休憩を挟みながらも「全部のヒントを見つけたい！」と根気強く挑戦していました。途中、他の家族とすれ違ってヒントを出し合ったりする場面もあり、知らない人とも自然に交流が生まれるのも面白いポイントです。最後に“宝”にたどり着いた瞬間の達成感は格別で、記念のバッジやステッカーをもらえる場合もあります。

季節やイベントに応じて内容が変わることもあり、リピーターでも飽きずに楽しめる構成になっているのもポイントです。園内を広く使っているため、自然を感じながらの探索にもなり、いつものテーマパークとはひと味違う冒険気分が味わえます。アトラクションに乗るだけではない「頭と体を動かす遊び」に、子どもたちは予想以上に夢中になりますよ。

フードコートで見つけた、子どもが喜ぶ限定メニューとスイーツ

テーマパークでの食事は、旅行の楽しみのひとつ。那須ハイランドパークには、家族連れに配慮されたフードコートがあり、バリエーション豊富なメニューが揃っています。中でも注目したいのが、子ども向けに考え抜かれた「キッズメニュー」や、季節限定の「映えスイーツ」。味はもちろん、見た目も楽しめる工夫がされており、子どもたちは食事の時間もワクワクが止まりません。

まず目を引くのは、キャラクターをモチーフにしたカレーやハンバーグプレート。見た目がかわいらしく、偏食気味の子でも思わず手が伸びるようなデザインになっています。お子さまランチのように、旗が刺さっていたり、小さなおもちゃ付きだったりと、細かい演出が効いています。また、アレルギー表示もしっかりされているので、食事に不安のあるご家庭でも安心して利用できます。

さらに季節限定スイーツも充実しており、春にはイチゴをふんだんに使ったパフェ、夏にはカラフルなかき氷、秋はハロウィン限定のスイートポテトタルト、冬には温かいチョコレートドリンクなど、訪れるたびに違った楽しみがあります。インスタ映えするスイーツは、親子で一緒に写真を撮って楽しむのも良い思い出になります。

また、大人向けのメニューも充実しており、地元那須の食材を使った「那須高原バーガー」や「那須牛ステーキ丼」など、本格的な味が楽しめる点も魅力です。キッズメニューだけでなく、家族全員が満足できるメニュー構成になっているのは、那須ハイランドパークならではの強みでしょう。

食事の時間も「楽しい体験」の一部として設計されているこのパークでは、子どもが「またあのカレー食べたい！」と食後に言ってしまうほど、記憶に残る味と時間を提供してくれます。

再入園できる？授乳室・ベビーカー情報など子連れ向けの施設紹介

子ども連れでのテーマパーク訪問では、「授乳やおむつ替えの場所はある？」「ベビーカーでも大丈夫？」など、遊び以外のポイントも気になりますよね。那須ハイランドパークでは、こうした子育て世代の不安をしっかりとカバーする設備が整っており、安心して1日中楽しめる環境が用意されています。

まず再入園についてですが、那須ハイランドパークでは再入園が可能です。入園時にもらえるスタンプを手に押してもらえば、一時的に車に戻ったり、近隣施設に立ち寄ったりすることもできます。たとえば「車に忘れ物をした」「赤ちゃんのおむつ替えをゆっくりしたい」といった時にも柔軟に対応できるのが嬉しいポイントです。

授乳室は園内に複数あり、どの施設も清潔で快適に利用できます。ミルク用のお湯が用意されていたり、オムツ替え台の数も多かったりと、細やかな配慮がされています。授乳室の場所はマップにしっかり表示されているため、初めての来園でも迷うことはありません。また、男性トイレにもおむつ替え台があるため、パパの育児参加もしやすい環境が整っています。

ベビーカーについても、園内は広々としたバリアフリー設計で段差も少なく、移動がしやすい造りになっています。園内の地形はやや坂道が多いですが、スロープやエレベーターの設置でカバーされており、ベビーカー移動に困ることはほとんどありません。入口ではベビーカーの貸し出しも行っており、自前のものを持参しなくても利用可能です。

こうした細やかな配慮があるからこそ、小さなお子さんを連れた家族でも安心して訪れることができます。那須ハイランドパークは単なる遊び場ではなく、「家族で心から楽しめる空間」を本気で目指して設計されていることが、施設の随所から伝わってくるのです。

まとめ：USJとは違う、子どもの“また来たい！”が生まれる理由

那須ハイランドパークは、決して全国的に有名なテーマパークというわけではありません。しかし、実際に足を運んでみると、その満足度の高さと“家族向け”という点においては、USJやディズニーに負けない魅力が詰まっています。むしろ混雑が少なく、アトラクションの待ち時間も短く、家族でしっかり時間を共有できる環境という点では、大型テーマパークを上回る部分も多くあります。

この記事で紹介した「F²」などの絶叫系アトラクション、「じゃぶじゃぶガーデン」や「アニマルふれあい広場」、雨天でも遊べる「キッズタウン」、親子で盛り上がる「宝探しアトラクション」など、年齢や性格に応じた楽しみ方ができるのが最大の魅力。そしてそれを支えるのが、充実した子連れ向けの設備とホスピタリティのあるスタッフの存在です。

また、那須という地域自体が自然に囲まれており、遊園地で遊ぶだけでなく、旅行全体としての体験の質も高まります。近隣には温泉宿や牧場、動物園などが揃っており、1泊2日の家族旅行として組み合わせることで、さらに思い出深い旅になります。

那須ハイランドパークは、子どもにとって“楽しかった場所”だけでなく、“自分が主役になれた場所”として心に残る体験を提供してくれます。そしてそれは、親にとっても「連れてきてよかった」と思える時間になります。次の家族旅行先を考えているなら、ぜひ那須ハイランドパークを候補に入れてみてください。きっと「また行きたい！」という子どもの声が、帰り道に聞こえてくるはずです。